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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私。
日々の生活の様子、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

「緑のなかで」~~♪読書感想文です。

2022-07-24 | 本と雑誌
表紙いっぱいの木々の緑が目を引いた本~~♪
思わず手に取ってパラパラと見ました。
そしたら~~、「北の大地の大学に進んで三年目になった啓太、寮に入って、学生生活を謳歌している」という文章が飛び込んできました~~♪

「わぁっ~~この緑は、あの校舎のツタなんだ~」と、あこがれていた大学を思い出して読んでみました(笑)

    「緑のなかで」  椰月 美智子  著
        

「橋を造りたい」という強い思い、TVで見た北の大地の大学の寮生活~、そこにあこがれて受験し合格した啓太。
三年生になっての新学期、新入生歓迎会の企画で構内も寮も浮き立っていた。
そんなとき、双子の弟(綾太)から「母が書置きを残して、家を出ていった」と、連絡がきます。

どうしてそうなったか分からないままに、父親も弟もそれなりに日常を取り戻しつつあった時、啓太に「親友の自死」の知らせが届きます・・・。

時には笑い、時には苦しみ、自分を見続ける啓太の一年が描かれている青春小説です。
周囲の人たちに恵まれている幸せを、本人は感じていないかもしれないけど、とってもステキな人たちがいて、啓太は日々成長しています。

物語の中に描かれている構内の四季~~~うらやましいくらいステキです!
北大は初秋の頃の風景しか知りませんが・・・、多分想像以上にすばらしい風景が見られるんだと思います。行きたい! 

    

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