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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私777>日々の生活の様子、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

「白バイガール」~~読書感想文です。

2016-11-28 | 本と雑誌

「白バイガール」 佐藤 青南 著




「今年の神奈川本大賞だよ~~面白いから読んで~」と、愚息②に薦められて読みました。

「神奈川本大賞」とは、
神奈川県の書店員や学校司書の方々がメンバーの実行委員会で選ばれる本だそうです。
2015年5月1日から16年4月30日までに刊行され、神奈川県出身または在住など神奈川県に縁のある著者の本か、内容が神奈川県に関係しているものでもあるとか~。



この「白バイガール」は、もちろん神奈川県が舞台。
幼い頃からの夢~~「箱根駅伝を先導する」という夢を実現させるために神奈川県警白バイ隊員になった新米の「本田木乃美」が主役。

泣き虫で、謝ってばかりいて・・・白バイを扱う技術もまだまだ・・・、交通取締りでは違反者に脅かされたり、同僚の女性白バイ隊員とはギクシャクした関係になってしまうし、チームの皆に迷惑をかけっぱなしの主人公です。
そんな中、バイク暴走で死亡者のでる事故が発生。主人公は、その背景を調べ始まる・・・。
結果、ある事件との接点がみつかり、同じ班の人たち、同期の刑事等の協力で解決へ向います。
そのことが、主人公の気持ちを強くし、夢の実現に向って明るく頑張れるようになる、お話し~~。

読み終わって感じるのは「爽快」~~♪

バイクのことも、警察の組織のことも、交通違反の現場のことも、何も知らなくても楽しめます(笑)。

面白かったのは、主人公が交通違反をした運転者に違反キップを切ろうとしている場で、「警察官なら、違反しないように誘導するべきだ。隠れて違反者を待ち捕まえるなど、姑息なまねはするな!」と、怒られる場面~~~(苦笑)

「分かる」~~~(笑)、実は、昨年~~、
夫がスピード違反で捕まったときに、この言葉を警察官に言ったそうです~~きゃははは
違反した自分を棚にあげてです~~~きゃははは

こんな理不尽な怒られ方をされる警察官のお仕事も大変なんですね~~(苦笑)