クエン酸

　薬缶にカルキが目立ってきたので取りたくなった。ホームセンターでカルキ落としの箱を見ると３包でウン百円。う～ん、直感的にちと高い気がする。主成分を見たらクエン酸だった。

　だったらクエン酸を買った方が安いと思ったらその通りだった。値段はほぼ同じで量はその１０倍って感じだ。クエン酸に用途限定の商品名を着けると高価で売れる付加価値商品の誕生だ。誰に価値があるかというとメーカー。

　ところでクエン酸は疲労回復に良いなんて聞く。ならばこれを水に溶かして飲むなんてのもアリなんだけど、説明書にはダメとある。下の写真がその説明書。クエン酸１００％なのにダメってのはこの数字はだいたいなのかな。数％くらいの身体に悪い物質が入ってるかもしれないのかな。


クエン酸１００％なのに…

　ちなみに飲んでもＯＫなクエン酸を通販サイトで見つけた。それにもクエン酸１００％と同じように書いてあった。だけど値段はというとやはり洗剤用途よりずっと高価という謎。

アラ還になったら出て来た話

　アラ還になってから「たまには会いたいね」なんていう話が幾つも持ち上がった。しかしウン１０年も疎遠だと中々会う機会を作れない。それぞれの生活があるし遊びもあるからだ。そして趣味に優先するのは稀という冷たい俺。それは相手も同じかもしれない。単身赴任で近所に勤めてても週末は子供に会いたいからと結局１度も会わなかった例もある。

　今一緒に遊んだりするのは全て岩登り関係。趣味が同じ人だ。趣味以外だと社会人になってから知り合った人。幼馴染はどうかというと学校卒業したらそれっきりである。大学の同級生は幼馴染とはいえないけどやはり卒業したらそれっきりだった。

　会社で知り合った人は皆県外に住んでるので会う機会は少ない。多くても１年に１度。会おうと心がけてても２０年に１度とか３０年に１度。でもそのうち幾つかは何とか実現出来た。だけどまだ中々会えない人も居る。

　ここのところ「たまには会いたいね」と年賀で書いてくる大学の同級生が居る。ところが会う気が湧いてこない。学内では一緒でもそれ以外で一緒というのが無かったからだろう。会ってない長～い年月の間にはそれぞれ色々なことがあったはず。そんな話を一晩で出来るわけはない。すると「今何やってるの？」とか「今何処に住んでるの？」なんていう薄っぺらい話にしかならない。そのためにわざわざ上京するのも…

　それどころか「お前幹事やれよ」。会いたいと思った人が腰を上げればいいんだよと返信したいけど角が立つと思って小心者の俺はスルー。そんなこんなで数回ほどスルーしてるにも関わらずまた今年も「お前幹事やれ」と来た。そして今年もスルー。