所定外労働時間は９時間、本当は良いことなんだけど

　残業が減ったら給料減るのは当たり前なんだけど、給料が減るのがニュースになるのは不景気というより世の中の大半が残業が前提になってるからなんだろうなぁ。

　皆が夕方の５時に帰れればスーパーは深夜営業しなくて済むし、２４時間営業のコンビニだって要らない。夜働いてる人用に最低限の数のお店があれば良い。そうすれば省エネ効果は怪しいけど睡眠障害など健康に与えるのは確実ななサマータイムが必要だなんて言う人も減るだろう。

　所定外労働時間が９時間になった時、これで明るい時間に帰って子供と夕飯を食べられる、これで日本の労働者も健全になった、と言えるようになって欲しいね。

カービング・スキー、安ければねぇ

後部座席を倒して前座席の下に板を入れる
　スキーを運ぶならスキー・キャリアーだけど、あれはただ付けてるだけでも燃費が１ｋｍ／ｌ以上悪くなる。特に高速道路では風の抵抗が大きいから燃費に影響が出る。またキャリアーは車によって使えなかったりするのでヴィッツでも１７５ｃｍの板を室内に入れていた。

　写真は今のヨメ車のフィットだけど、後部座席を倒して前座席の下に板を入れると長い板でも入ってしまう。急ブレーキ踏んだとしてもスキーが前方に移動することも無い。小さい車でもスキー・キャリア無で３人でスキーに行ける。

　昔は見栄を張って上手い人用のを使ったもんだけど、そうでないのって実はけっこう使い易い。カービング・スキーだと更に楽だ。元気な時にはその違いは気にならないけど、ヘロヘロになった時にこれを履くと楽に曲がれるのが良く分る。だから女性用でも何でもいいから５千円くらいの叩き売り状態のがあれば欲しいな。

犬の１７年

　人も犬も同じ物質で出来てるのに寿命は随分と違うのが不思議。１７歳なんて人間でいえば身体は何処も悪くなるところはないし、徹夜したって全然平気な頃だ。そう思うと身体の中にスケジュール帳なんてのがあったり自爆装置でもあるんじゃなかろうかと思ってしまう。タロの最後はそれほど急なものだった。

　犬小屋の周りは穴だらけだったり、棒切れをやるとボロボロになるまで噛んだりする。そういうのが無くなったのは１０歳過ぎかなぁ。足の関節が悪くなったらしくジョギングを嫌がるようになったのがその数年後。トイレはというと、散歩の時は紐無しなので藪の奥の方にそそくさと行ってやってた。ところがここ１～２年は道端の真中。それでもタロの寝てる場所周辺は綺麗なもんだった。それが最後の数ヶ月は家の中でやってしまった。

　それにしても最後の１ヶ月、その中でも最後の最後の１週間は変化が急激だった。最初はジェットコースターをコトコト上ってくような感じだったので色々考える事が出来た。ところが最後の１週間はガーッと一気に降りてくようで気が付いたら永眠。普段吼えたり鳴いたりしないのにたまに鳴くようになったと思ったら最後の日の前夜は夜中ずっと鳴いていた。これも終りの合図なのかねぇ。