
昨日の夕方、気付かないうちに死んじゃった。その頃、この前見舞いに来た人がタロはどうしてるって電話をしてきた。話をしてるうちにヨメが帰ってきた。電話を切るとヨメが 「 タロ死んでるよ 」 と言う。今日は弱ってたからそう見えるだけだろうと行ってみると息をしてなかった。身体はまだ温かい。もしかすると電話してる間かもしれない。う~ん、電話かけて来た人、死神だな。
最後は腕の中でとずっと思ってたのに寂しく行かせてしまった。たまに鳴いたり吼えてたが、そのたびに頭を撫でると静かになった。それが唯一の意思疎通だった。もう1~3日は大丈夫かなぁと思ってたし、ヨメは明日(今日のこと)は休みだから面倒みるんだと言っていた。こういう時は明日だの明後日なんてのはダメなんだね。
上の写真は去年の6月頃撮ったもの。左前足は病気治療の点滴のために毛を剃った後がまだ少し残っている。一時はもうダメかと思ってたのがこんな表情になるまで回復した。これは遊んで貰って満足の時の顔、というか目。メメは最近のタロをどう見てたのかな。何も思うものはないのか、それとも人間が思うよりもっと深い思いがあったのか。何日か前、メメは俺が知らない間にタロに擦り寄ってるらしく、顔の回りがシッコ臭かったよ。
