緊急地震速報とテレビ

(表示の都合で記事の配置を変更した)
　地震により発生するＰ波とＳ波の速度の違いを利用して地震が起きることを伝えてくれるんだけど、その時間は震源からの距離にもよるけど短い。だいたい震源から遠ければ大して揺れることはないから気にすべきは１０秒以内に速報が来るような地域だ。

　ところで上のようにテレビに放送するっていうんだけど、地上波デジタル化にした時が気になる。デジタル放送では画像の圧縮復元などでアナログ放送に比べて画像が現れるのが数秒ほど遅れる。ということは地震速報も数秒遅れるわけかな。４秒なんて書いてあるところもあったけど本当かな。速報に対応するには日頃の備えが必要だけど、１０秒だと思ってたら下手すると６秒くらいでドーーーンと揺れが来るわけだ。

　２０１１年のアナログ停波なんて出来っこないと思ってるんだけど、まだアナログとデジタルが混在してる時、何時起きてもおかしくないという大地震があったとする。１週間後の新聞に生死を分けたＴＶ放送なんて見出しじゃシャレにならない。アナログ受信世帯の被害者はデジタル受信世帯より３割少ない、なんて。

　アナログからデジタルにすんなり移行出来る人はどちらかというと若い人。今回の 柏崎 中越沖地震での被害者は年寄りばかりなのが特徴だ。だから年寄り世帯では無理してデジタル化しない方がいいのかなぁ。それともデジタルだからってこの速報が遅れることなんてない？

投票の終了時間繰り上げ

　うちの投票所はそんなの関係ないなんて思い込んでると灯りが消えた真っ暗な投票所が待っているかも。４月にあった県議選では終了間際に投票所に行った。この党の人に入れたいけどこいつはダメだしなぁという感じで迷ったのがその理由。今回も似たようなもんでこの状況は暫く続きそう。兎に角明日の夕方に行こうとしてる人は終了時間を確認する必要があるね。

　こういうのは離島や山奥など特別の事情のある極一部の地域の話だと思ってたら全国の３割近くもあったとは驚き。３～４箇所に１つが終了時間繰り上げってんだから油断出来ない。こうなった事に対して色々もっともらしい言い訳を並べてるけどそれがどうしたって感じのものばかり。だいたいこういう試合直前のルール変更ってのは何か魂胆がありそう。