地震により発生するP波とS波の速度の違いを利用して地震が起きることを伝えてくれるんだけど、その時間は震源からの距離にもよるけど短い。だいたい震源から遠ければ大して揺れることはないから気にすべきは10秒以内に速報が来るような地域だ。
ところで上のようにテレビに放送するっていうんだけど、地上波デジタル化にした時が気になる。デジタル放送では画像の圧縮復元などでアナログ放送に比べて画像が現れるのが数秒ほど遅れる。ということは地震速報も数秒遅れるわけかな。4秒なんて書いてあるところもあったけど本当かな。速報に対応するには日頃の備えが必要だけど、10秒だと思ってたら下手すると6秒くらいでドーーーンと揺れが来るわけだ。
2011年のアナログ停波なんて出来っこないと思ってるんだけど、まだアナログとデジタルが混在してる時、何時起きてもおかしくないという大地震があったとする。1週間後の新聞に生死を分けたTV放送なんて見出しじゃシャレにならない。アナログ受信世帯の被害者はデジタル受信世帯より3割少ない、なんて。
アナログからデジタルにすんなり移行出来る人はどちらかというと若い人。今回の
地デジになって一般人のメリットは全然ありません。
逆に録画は孫コピーができないとか、なにかバカにされている感じです。
画像が綺麗になるのは良いけど自由にコピー出来ないデジタルなら既にあるハイビジョンで十分だし、何より買い替えを強いようとするのが気に入らないですね。