沖縄土産のマンゴー

　沖縄に遊びに行った人からお土産を貰った。その中にマンゴーが１つあった。土産物屋では１個５千円くらいしたのでスーパーで安いのを買ったと教えてくれた。聞いてなかったらスモモくらいの大きさだし斑点もあったりしたので民宿で貰った貰ったのかなぁと思った。そしたらこんなのでも１つ４２０円もしたそうだ。

　マンゴーのことを調べてたらこれってウルシの親戚だそうで食べて口の周りがかぶれる人がいるそうだ。それにしてもマンゴーの値段は桁違いに高い。どうしてこんなに高いんだろ。南国物なのに日本で無理して育てようとするからかな。その理由が所さんの目がテン！にあった。

　マンゴーを食べたというはっきりした記憶は無いんだけど、ウルシの親戚と知ってちょっと躊躇した。幸い食べてかぶれることは無かった。食べると色々な果物の味がするけど、う～ん、残念ながらあまり好きな味ではないなぁ。高級品とは無縁ってことかな。

馬子にも衣装って言葉はあるけれど

　I'm Not A Plastic Bag って書いてあるエコバック。この I ってのはバッグ自信のことなのかな。食堂でメニューを選んでて 「 俺は鰻 」 ってのを直訳した I am Unagi の I ではないんだろうね。

　そんなパッグの争奪戦があった。しかも銀座だっていうから興醒め。省エネの象徴かどうか知らないけど、このバッグをゲットするために投入した無駄なエネルギーには恐れ入谷の鬼子母神。まぁ何というかこんなバッグの何処が良いのか分からない。その辺のお店に売ってたら誰も見向きもしないんじゃないのかな。有名女優が持っているのにあこがれての行動だそうだけど庶民が持ったところでダサさが倍化するだけ。

　ファッションってのは何か。３０年も前、同期入社の女の人が言ったことが印象的だ。 「 この指輪幾らに見える？　私が持ってると高く見えるでしょ 」 だと。ブランド物を見ててもこれの何が良いのか分からないのがけっこうある。でもそれなりの人が身に付けると良く見えたりするのが不思議だ。特にハイレベルなファッションってのは 「 どう？ こんなのは私でないと着こなせないでしょ 」 のようなところがある。

　馬子にも衣装って言葉はあるけれど自分を磨かないと負けてしまうようなバッグや指輪も沢山ある。負けた場合は悲惨だ。車なんかだと二十歳くらいの人が高級車乗り回してると何処かのバカ息子扱いされちゃう。ところでこのバッグを買った人、まさかスーパーで肉や魚を買った時にあのロール状の袋を幾つも幾つも余計に取って持って帰っちゃうなんて事はしないよね。