地面のはるか下は温度が高いからそこに水があれば熱い。100m掘ると3℃上がるなんて書いてあるところもあった。だけどこの湯を汲み出して温泉だぞって言うのは今一つ。温泉ってのは自然に地表に熱い湯が湧き出すから有り難いってもんだ。
地中深くでは圧力が高いので地上では気体になる物質が水の中に溶け込んでいる。そんな水を汲み上げると中からメタンなどが気体になって出て来る。温泉施設ではそれを空気中に放出している。
地球温暖化を促進するのが二酸化炭素などの温室効果ガス。これには色々あってこのメタンというのもそうだ。しかもその温室効果は二酸化炭素の20倍もあるそうだ。わざわざ敷地の少ない都会の真中で危険を冒して穴掘って温室効果ガスを掘り出すっのってどうなんだろうねぇ。大した量じゃないからまぁいいかってことかな。
まぁ何というか1000mでも2000mでも掘れるからってホイホイ掘ってていいのかなぁ。そのうちマグマでも掘り出して平成新山なんてことにならないといいけど。それは無いにしても何だかロクでもない物を掘り出しちゃったなんてのはありそう。
渋谷の温泉爆発、東京には何でもあるけどあの狭さの中にってのは無理がある。社長が温泉設備の仕組みを詳しく知る必要は無いんだろうけど、分らないからって外に丸投げし、私は経営に専念するから安全管理は任せたわよ、っていう完全分業。こうだとすれば社長の仕事と安全管理の仕事は同レベル。経営部と安全管理部ってなもんだ。
社長が会見してる様子を見ていると無責任というよりも物理とか化学が全く分ってない感じだった。そんなんだから仮に業者から温泉設備の様子を聞いてたとしてもどういう状態になってるのか理解出来てないんじゃなかろうか。ところが管理会社の会見はというと自分の仕事からちょっと外れると無責任というより無能って感じ。うちはメーター読んでるだけです、ってそんなに細かく仕事が分れてるの? こうなるとお互い言葉の通じない人達が一緒に仕事してるようだ。
バブルの頃から理科離れが進んでいると感じてる。物を作る仕事よりお金を右から左に移す方が仕事の方が給料が良いってのもあるんだろうな。油で手が汚れたり地道に何かを作るような仕事は誰かに任せてしまえばいい。それを管理する仕事が高級な仕事なんだみたいな。そのなれの果てがこんなバカみたいな安全管理、危機感の無さにつながってるような気がする。クールビズって言葉があるけどフールビズだらけな感じだ。
社長が会見してる様子を見ていると無責任というよりも物理とか化学が全く分ってない感じだった。そんなんだから仮に業者から温泉設備の様子を聞いてたとしてもどういう状態になってるのか理解出来てないんじゃなかろうか。ところが管理会社の会見はというと自分の仕事からちょっと外れると無責任というより無能って感じ。うちはメーター読んでるだけです、ってそんなに細かく仕事が分れてるの? こうなるとお互い言葉の通じない人達が一緒に仕事してるようだ。
バブルの頃から理科離れが進んでいると感じてる。物を作る仕事よりお金を右から左に移す方が仕事の方が給料が良いってのもあるんだろうな。油で手が汚れたり地道に何かを作るような仕事は誰かに任せてしまえばいい。それを管理する仕事が高級な仕事なんだみたいな。そのなれの果てがこんなバカみたいな安全管理、危機感の無さにつながってるような気がする。クールビズって言葉があるけどフールビズだらけな感じだ。