昨日の東京
それほど
酷い降りにはなりませんでしたが
酷い湿度でしたね。
我が家のダイニングの椅子が
動かな~~~い!
家の中じゅう
べったべたでした。
今日は
一気に夏日となり
一日良いお天気でしたが
沖縄
そして
これからやってくる
九州の方々には
全くお気の毒というしかない
大型台風。
北海道では
震度5の地震があったそうですし
遠く
アメリカでは
巨大竜巻が
家々を破壊し
通り過ぎていたというニュースを聞きました。
どこまで
荒れていくのでしょうか。
このお天気。
今日
日本語の帰りに
恵比寿へ出て
東京都写真美術館で
写真展
「スピリチュアル・ワールド」
と
佐藤時啓(ときひろ)さんの
「光 呼吸 そこにいる。 そこにいない。」
を観てきました。
佐藤時啓さんは
光・時間・空間・身体
といったキーワードをテーマとして
写真装置に寄る制作を続けておられるそうです。
とパンフレットの受け売りで
私自身
いったいなんの事やら
良くわかってはいません。
ピンホールカメラ(うん。これはわかる)
や
カメラオブスクラ(これがわからない・・・)
長時間露光(これはなんとなくわかる)
を用いて制作されるのだそうです。
発光ペンライト
や
太陽光を反射させた鏡
で
移動の軌跡をフィルムに定着させる
という・・・・
作品を観ていると
なんとなく少し理解できるのですが
いったい
どうするのか??
仕方は
全く
私の乏しいカメラ知識ではわかりません。
ただ、
前にも
横浜 みなとみらいの
トリエンナーレで
これと
同じ様な作品を観た記憶があります。
その作品が
この方だったかは
定かではありませんが。
作品のでき方はわからないなりに
感動は得られるもので
幾つかの作品に
惹きつけられる思いがありました。
特に
倒れた木の作品
森(林?)の作品は
魅せられて
又
戻って見直してしまいました。
「スピリチュアル・ワールド」
の方は
日本古来の
森羅万象に
「八百万の神が宿る」という
信仰にある
非合理的なもの、
そういった
ものを撮った写真の展示です。
1970年代の
ゼラチン・シルバー・プリント
(私はどんなものか知りませんが)
で仕上げた作品も数点ありました。
勿論
黒白ですが
その構図や感性は
現代に
決して遅れをとらない物のように思われました。
そして
この時代の人々が
現代、今
急に現れたとしたなら
今のデジタル写真を
どう捉えるか
とか
つまらぬ空想を抱いてしまいました。