昨日は
1年に1回の
voice training の発表会でした。
さてさて
私は8月遊び呆けた
付けが回り
最悪状態でした。
トスティの
「Chanson de I'Adieu」
と
「Ideale」
先週お稽古の時に言っていただいた
先生のアドヴァイス
「自信を持って間違えてください。
不安げに歌うと間違っていなくても
間違って聞こえてしまいますから。」
これを忠実に守って
めちゃくちゃ間違えながらも
なんとか最後まで歌い切りました。
先生!
素直なんです。
私。
これだけは
しっかり
先生のアドヴァイスとして
頭の中に入っておりました。
ごめんなさい。
帰りのお茶会の時
87歳の方とのお話。
その方は暗譜で歌っていらして
感心してしまいました。
しかも
パイジェッロ作曲
「Chi vuol la zingarella」
や
モーツアルト
「Giunse al fin il momento」
なんて原語で歌われてしまうんです。
その方のおっしゃるのに
「丸暗記ですよ。だから、伴奏のピアノの部分も
自分で”ちゃんちゃか、ちゃんちゃか、ちゃん”て
入れて練習しないとだめなの。
そこでつまずくと、もう、全部わからなくなっちゃうの」
って・・・・
このユーモアも87歳にして
素晴らしい!
歌をなさっているお年寄りって
しっかりしている所がおありになって
尚且つ、可愛らしい。
ユーモアを持っておられる方が多いんです。
私
もう、
脱帽です。
私も
お婆ながら
先輩のお婆様に
見習いたいと
つくづく感じた一日でした。