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【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

雨の日はリラックスティータイム

2010-05-07 19:07:57 | ハーブと香り雑学


   今日は、ちょっと久し振り感の
  ある、雨模様となりました。

   その雨も、午後3時過ぎには
  上がったようですが・・。
   
   起床時の気温も、
  相変わらず高く、24度。
  ただ日中は、少々ヒンヤリ。

   そう言えば、沖縄地方では昨日、
  梅雨入りしたそうですね。

   今年ばかりは、つい先日まで
  寒かったものですから、
  何分にも、ピンと来ませんが・・。

   さて、雨の日ともなりますと、
  暗い・・。

   当然、灯りが必要となりますね。
  こうなりますと・・“待っていました”
  とばかりに蝋燭の登場です。

   実は、暖かいと言うより、暑くなっていた昨今。
  ましてや戸外でのお茶・・ともなりますと、全く蝋燭とは無縁ですものね。
  という訳で・・今日は、お茶を頂きながら、リラックスモードで読書・・となりました。
  
   そのお茶は今日は、カモミールティーで。
  紅茶にカモミールの花びらを浮かべただけですが、ふわ~っと林檎の香り。

   このカモミールも、何とも可憐で華奢な花ですね。
  そんな花姿が好きで、これまで何度か買い求めたものですが、
  いつの間にか姿が見えなくなって・・という事を繰り返していました。

   今度こそ・・という思いで一杯です。
  でも、カモミールティーとして頂くのが少々、早過ぎるかも知れませんね。





   カモミールと言えば、
  言わずと知れた、ピーターラビット。

   病気になったピーターに、
  母さんうさぎが、
  このカモミールのお茶を飲ませ、
  「ぐっすりお休み!」 と。

   このお茶には、沈痛、鎮静作用が
  あり、同時に発汗作用もありますので
  風邪などにも効くようです。
  いい事ずくめのハーブですね。

   又、花びらが後ろに反り返るのも面白くて。
  兎にも角にもこのカモミール、語感も響きも素敵で、
  この白い花で庭が埋め尽くされるのを想像するだけで、心弾みます。
  それこそ、「想像の余地」 たっぷりの花。

   今日の本は、アガサ・クリスティー作 「蒼ざめた馬」。
  以前、読みかけてそのままになっていたものを初めから読み直しています。

   このタイトルは、古ぼけた館の名前なのですね。そしてキーワードは、「魔法」。
  ハラハラ、ドキドキ・・これこそ推理小説の醍醐味でしょうか・・。

   そうそう、先日の 【バッグ】 (上から2番目の写真)、
  ドライフラワーを入れて、今度は壁掛けにしてみました。
  気のせいでしょうか・・バッグも日の目を見て嬉しそうです。
   



   
     この所、お休みが続きますが、
    明日と明後日(8日、9日)は、
    ブログをお休みさせて頂きます。
    勝手を申しますが、どうぞよろしくお願い致します。

        

蕾の織り成すファンタジー

2010-05-06 15:50:15 | 薔薇の追憶




   起床時こそ真珠色の空でしたが、こちらは今日も晴れの天気になりました。
  今年の連休は、本当にお天気に恵まれましたね。
  
   特に3月から4月にかけては、不安定な天気が続きましたので、
  空の神様が、これまでの埋め合わせをするかのようにも思えたものです。

   今日は、「気持ちの良い、親しみ深い、良い匂いのする風ね」
                                      【「アンの幸福」 第3年目9.】

   ~なんて、朝一番、
  裏庭に出て感じたものです。
  
   その香りの正体は・・?
  淡いクリーム色の 「モッコウ薔薇」。
  
   裏のお宅の垣根から、
  こぼれるように咲いています。
  一体、いつの間に・・。
  
   ともあれ、お花の借景&借香? 
  ~なんて、嬉しい事!
   
   さて、又々登場の蕾の花第3弾は
  薔薇にラベンダー、牡丹です。
  (前回は 【こちら】
  
   そうそう、こちらのラベンダー、
  ワイン色・・という事でしたが、
  ショッキングピンクですね。

   ところで、以前にも記したかと
  思いますが、 私は、なぜか無性に
  蕾の花に、心惹かれてしまいます。
  
   その蕾の中に、まだまだ秘めた可能性や夢を沢山持っている気がするから・・でしょうか。
  今となってみれば、それは曲がり角のある、変化に富んだ趣のある道のようにも思えます。
  
   幸か不幸か、年齢を重ねるにつれ、将来の見通せる、
  平坦で真っ直ぐな道になりつつありますので、余計にそのように思うのかも知れません。

   「・・・ 略 ・・・問題は私の道には曲がり角がないという事なのよ。
  私の前に真っ直ぐ地平線までも延びているの ――
  果てしなく単調に。
   おお、アン、空虚な、冷やかな、
  興味のない人々の群がる人生に怯える事がない?・・・ 略 ・・・」
  
                                       【「アンの幸福」 第2年目5.】

   久し振りに詩の紹介です。
  我が家の薔薇は、真っ赤な薔薇ですが、星野富弘氏の詩に次のようなものを見つけました。   





  

初夏に揺れるゆかしき姿

2010-05-05 16:45:16 | 路傍の花~道草




   この連休は、お天気に恵まれ、
  一気に暖かくなりました。
  
   それは春を通り越してもう初夏の趣き。
  起床時の気温は、20度を越えています。

   つい数日前まで15度でしたから、
  今更ながら驚いています。
  
   それにしても渋々・・かと思えば、
  ドカン、ドカンと移り変わる季節。
  
   せめてこれからは、
  穏やかに・・と願うばかりです。

   さて、冒頭の写真。
  今年も出会いました、
  「松葉海蘭(マツバウンラン)」 に。
  愁いを含み、何とも儚げ・・。

   どんなに喧騒著しい雑踏や、
  ざわめきの中でも、
  この花の周辺、空間だけは、静寂に包まれています。
  
   緑の草原、遠くに望む白い家、
  これも白いレースとフリルのドレスに身を包んだ子供達が、駆けっこして・・。
  そんな光景が浮かびますが・・。
  
   兎にも角にも、これほど 「想像の余地」 の膨らむ花はありません。
  ついつい我が身を振り返って愕然となる花でもあるのですが・・。

   「あたし、綺麗なものが好きなの。
  だから鏡を見た時に綺麗じゃないものが映ると、いやなの。
  とても悲しくなってしまうのよ ――
  みっともないものを見るといつでもそうなの。
  美しくないのが可哀想になるのよ」
             
                                          【「赤毛のアン」 第10章】



   そして、我が庭にも遅ればせながら、
  「長実雛罌粟(ナガミヒナゲシ)」、「酢漿草(カタバミ)」 が顔を見せました。
  そう言えば、こちらも華奢で儚げ・・「松葉海蘭」 と共通点がありますね。

   そうそう、今年庭を席巻した 「紫華鬘(ムラサキケマン)」 の花、
  とうとう全部引き抜いてしまいました。
  【毒草】 だと分かってからどうにも気になって・・。でもこれでスッキリしました。

木漏れ日の中のランデヴー

2010-05-02 16:16:36 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編


   昨日とほぼ同様の空、
  気温で明けました。今日も快晴です。

   ただ、昨日は室内では相当の
  ヒンヤリ感があったものですが、
  今日は、それ程でもありません。

   窓越しに蔓日々草が、
  折からの風に気持ち良さそうに
  揺れているのが見えます。

   五月晴れという表現がピッタリの
  素晴らしい天気になりました。

   「週に1度は少しばかり
  刺激が欲しいね」

       【「丘の家のジェーン」 25.】

   刺激と言うには少々、大人しいですが、
  ジェーンばりに、今日は 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)』 の開店と致しましょう。

   同じお茶を頂くにしても、
  戸外ではガラッと雰囲気が
  変わりますものね。

   少なくとも、ちょっとした
  刺激には十分、なり得ますもの。

   幸いお天気も安定していますので
  テーブルセッティングは、
  昨日のままです。

   そうそう昨日は、俄かに増えた
  ラベンダーでリースを
  作ったのでしたっけ。

   尤も、くるくるっと丸めて止めた
  だけの至って簡単な物ですが・・。

   それにしてもこのラベンダー、
  花瓶に、ドライフラワーに・・
  大活躍です。

   “・・・略・・・今は一人の
  幸福を味わっていた。
   涼しいビロードのような夜の丘に好きなだけ座っていても、
  それを妨げるものは何もない。
   南西の風は大ドナルドのクローバーの畑の匂いを
  運んで来た。”
                     【「丘の上のジェーン」 20.】

   以前も記しましたが、この私だけの “東屋” は、
  ちょっとした死角になっており、一番落ち着ける場所です。
  そこはかとなく香る花の香りも一緒。

   まだ春浅い頃には、野村紅葉(ノムラモミジ)の葉っぱはありませんでしたが、
  今は瑞々しい葉っぱを繁らせ、木漏れ日のキラキラ織り成す紋様の美しいこと!

   その木漏れ日の下で珈琲片手に夏樹静子の短編、
  「最後の藁」 をやっと読み終えました。

   今日のカップは、イブ・サンローラン。
  絵柄はカトレアでしょうか・・。ゆっくりとした時間が流れて行きます。   




   
     明日と明後日(5月3日、4日)は、
    ブログをお休みさせて頂きます。
    勝手を申しますが、どうぞよろしくお願い致します。

      

蒼い午後Ⅱ

2010-05-01 16:46:56 | 趣味の器(壺)~その他


   快晴の空が続きます。
  しかも今日の目覚めは、
  「ホー、ホケキョッ」 の鶯の声。

   お陰様で、こんな朝の目覚めが
  悪かろう筈はありません。

   しかしながら昨日同様、
  今朝も低い気温が続いています。

   起床時の気温は15度ですから、
  まだ春浅い頃の気温。

   そして・・ハッと気付けば・・
  今日から5月なのですね。

   “・・・ 略 ・・・寒い、
  不機嫌な、不愉快な 4月 であった。
  気候から言えば4月と言うより3月であった。・・・略・・・”

                                       【「丘の家のジェーン」 8.】

   本当に寒かった今年の春、4月。
  未だに今朝なども、まさに3月の気候そのものです。
  
   そのわりには、庭の花達・・順調に育ってくれています。
  ただ一つ、「チェリーセージ」 を除いては・・。
  しかも、つい最近まですっかり失念していたという体(てい)たらく。

   このチェリーセージこそ、毎年真っ先に咲き、
  1番遅くまで咲いてくれる、本当に貴重な花ですのに。
  確か昨年も12月まで咲いていた筈です。

   一つには今年は、「匂い菫」 にすっかり心を奪われていた事。
  でも、やっと赤い花芽を付けてくれ、ほっと胸を撫で下ろしています。



   今日も前置きが長くなりました。
  朝は随分、寒かったものですが、
  日中は、それ程でもありません。

   それでも家の中は結構、
  ヒンヤリ感が漂っています。
  
   どちらかと言えば、戸外の方が
  暖かいのではないでしょうか。

   となれば・・
  今日も、私だけの東屋に直行です。

   一つには、漆塗りのお皿が出て来た事。
  それに、先日の青いお茶、「マロウティー」(あまり良く見えませんでしたので)の
  やり直し。硝子のカップも浅いものに変え、折角ですからお茶の色を見えやすくしました。

   「夜明けのティー」 とも呼ばれるマロウティー。
  先日は、もっと青色が強かったのですが、それこそ夜明け前の空、紫紺色ですね。
  
   今日は、夜明けの空が明るんだブルー・・といった所でしょうか・・。
  これにレモン汁を加えると、茜色の夜明け空になるのですが、
  又々、レモンを忘れてしまいました。

   そうそう、漆塗りのお皿。生憎、どちらの塗り物か分かりません。
  写真からも分かりますように、花、風、雪、星、月と描かれた、季節感溢れる5枚のお皿。
  直径15Cm。使いやすい大きさです。今日の大福は “花” のお皿に。