【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

蕾の織り成すファンタジー

2010-05-06 15:50:15 | 薔薇の追憶




   起床時こそ真珠色の空でしたが、こちらは今日も晴れの天気になりました。
  今年の連休は、本当にお天気に恵まれましたね。
  
   特に3月から4月にかけては、不安定な天気が続きましたので、
  空の神様が、これまでの埋め合わせをするかのようにも思えたものです。

   今日は、「気持ちの良い、親しみ深い、良い匂いのする風ね」
                                      【「アンの幸福」 第3年目9.】

   ~なんて、朝一番、
  裏庭に出て感じたものです。
  
   その香りの正体は・・?
  淡いクリーム色の 「モッコウ薔薇」。
  
   裏のお宅の垣根から、
  こぼれるように咲いています。
  一体、いつの間に・・。
  
   ともあれ、お花の借景&借香? 
  ~なんて、嬉しい事!
   
   さて、又々登場の蕾の花第3弾は
  薔薇にラベンダー、牡丹です。
  (前回は 【こちら】
  
   そうそう、こちらのラベンダー、
  ワイン色・・という事でしたが、
  ショッキングピンクですね。

   ところで、以前にも記したかと
  思いますが、 私は、なぜか無性に
  蕾の花に、心惹かれてしまいます。
  
   その蕾の中に、まだまだ秘めた可能性や夢を沢山持っている気がするから・・でしょうか。
  今となってみれば、それは曲がり角のある、変化に富んだ趣のある道のようにも思えます。
  
   幸か不幸か、年齢を重ねるにつれ、将来の見通せる、
  平坦で真っ直ぐな道になりつつありますので、余計にそのように思うのかも知れません。

   「・・・ 略 ・・・問題は私の道には曲がり角がないという事なのよ。
  私の前に真っ直ぐ地平線までも延びているの ――
  果てしなく単調に。
   おお、アン、空虚な、冷やかな、
  興味のない人々の群がる人生に怯える事がない?・・・ 略 ・・・」
  
                                       【「アンの幸福」 第2年目5.】

   久し振りに詩の紹介です。
  我が家の薔薇は、真っ赤な薔薇ですが、星野富弘氏の詩に次のようなものを見つけました。