【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

花は小さなお医者さま

2010-05-25 18:23:58 | 香る庭の花綴り



【1年振りの再訪「オニヤンマ」】

   2日間降り続いた雨は、
  やっと上がりました。
  
   今日は、カラッとして
  爽やかな天気になりました。
  それにしても良く降ったこと!

   たった 2日間だけですのに、
  庭に下り立ってみますと・・
  何だか新鮮。
  
   緑も一段と瑞々しく
  なったような気がします。

   “19―年 5月25日
  愛する日光よ、
  何とあなたは
  力ある薬だろう。

   1日中私は妙なる
  白い花嫁姿の世界の美しさの中で喜んだ。・・・ 略 ・・・”

                                    【「エミリーの求めるもの」 第11章3.】



   さて、2日振りの庭ですが、
  前述のように様相が一変・・?

   紅葉の樹の根元に待ち兼ねて
  いた、オキザリスが顔を出したかと
  思えば、オニヤンマも来訪。

   雨上がりの朝は、何とも
  賑わいがあり、活気もあります。

   我々人間だって良いお天気だと
  心が弾むのですから、
  植物だって昆虫だって一緒ですね。

   ただ連日の雨で、意外にも香りマーガレットが180度、お辞儀を・・。
  花も葉っぱも、大層しっかりしていますのに・・。
  
   一方、花も葉っぱも・・見るからに弱々しい、長実雛罌粟(ナガミヒナゲシ)などは、
  相も変わらず、何事もなかったような顔をして真っ直ぐに立っています。
  こんな時、野の花の強靭さを思います。

   そうそう、セージが開花まで後一息。
  そしてこれも青い花、「スカエボラ」(別名:「ファンフラワー」)が開花しました。
  別名は、その姿が扇を広げたように見える事から付けられたようですね。

   心が何となく疲れていたり、なぜか頑なにあるいは依怙地になって、
  変に息苦しい時など、庭の小さな花たちを眺めていますと、無心になれます。
  
   もつれた糸だっていつの間にか、解きほぐしてくれますもの。
  お花は、ちょっとしたお医者さま(精神科医)でもあるのです。