【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

もう一つの小さな貴婦人

2015-04-27 23:45:08 | リラのお気楽ユメ日記







【「木香薔薇(モッコウバラ)」】








 4月の末 のある夕方、
教会の婦人会からの帰り道、
マリラは老いた者にも悲しむ者にも、
若い者、幸福な者の差別なく
春がもたらす喜びで、胸がときめくのを覚えた。
(中略)
夕日に照らされた野原が
薄紫の靄に包まれているのや、
小川の向こうの牧場の上に先の尖った
樅が落としている長い影、
鏡のような森の池の周りに
静かに立ち並ぶ楓の真紅の蕾、
灰色の土の下で、密やかに波打つ
春の響きに覚まされて行く世界を
感じていたのだった。
                    【「赤毛のアン」 第27章】







   今日は気温がぐんぐん上がり、
  まるで初夏を思わせる陽気となりました。

   ただ空気は乾燥していますし、
  これまでは日中の気温に比べ、
  朝晩の寒暖差は、相当なものがありましたが・・。

   ここに来て朝の冷えは、影を潜めました。
  気が付けばゴールデンウィーク直近の今日この頃。
  当然と言えば、当然かも知れませんね。












   さて、連日の
  良いお天気、まさに
  春爛漫の今日この頃。

   薔薇の季節の
  到来を告げる花、
  木香薔薇が一足先に
  咲きました。

   その可憐さと
  愛らしさは、まさに
  「小さな貴婦人」
  ですね。

   「純潔」 「初恋」
  「あなたにふさわしい
  人」 「幼い頃の
  幸せな時間」

   これは、
  全て、この花、 
  木香薔薇の
  花言葉。  

   これほどこの花に
  ぴったりの花言葉を
  知りません。

   同時に アン も連想したりして。
   「幼い頃の幸せな時間」 が現実味を帯びて来ます。

   木香薔薇を植えて丁度、3年。
  初めはどうなる事かと思いましたが、
  ここまで育って来ました。

   ただ、大株になるのも早いそうですね。
  尤も、まだまだ私などには嬉しい誤算の部類ですけれど。

   そうそう、本来の薔薇。
  今日は、黄色い薔薇が姿を現しました。
  まだ蕾ですが、今、続々と開花中です。


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