【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

洋館と呼ぶ家

2013-08-19 19:31:37 | レトロ(素敵)な空間~散策








エミリーはたまらなく自分の家が恋しくなった。
かばの木を照らす
ニュー・ムーンの蝋燭の光 ――
露に濡れたホップのつるの匂い ――
(中略)
静けさの立ち込めた、影の多い古い庭 ――
(中略)
エミリーは窓を押し上げた。
窓は南側の樅の林に面しており、
樅の香がエミリーを慰めるように
吹き入って来た。
                 【「エミリーはのぼる」 第6章】




   こちらは今日も最高気温、36度となりました。
  これから一週間も似たようなものです。

   週末、曇り空で34度・・。
  それで涼しいなんて思うのですから何という事でしょう。

   ただ今日は、(相変わらず太陽は強烈ですが)
  意外や意外、一歩木陰に入るとそよそよと風が吹き、
  涼しく感じます。空気が乾燥しているせいでしょうね。








【蔦の絡まる家】





   そんな今日。この暑さの中ですが、久し振りの道草です。
  実は、ちょっと前から気になっていた古い洋館があります。(冒頭の写真)

   そしてもう一つ、これまでも何度か登場していますね。
  例の蔦(つた)の絡まる家。今日は緑の蔦を。(前回は 【こちら】

   古い洋館は、きちんと手入れされています。
  しかしながら、古式ゆかしいお宅。

   今日の 『アンの世界』 の家は、
  “こんな家だとピッタリだわ・・” ~なんて。想像も膨らみます。

   いつもの道から、ちょっとだけ外れてみる、遠回りしてみる・・
  あるいは途中下車・・涼しい秋が早くも待ち遠しくてなりません。