【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

花柄プリントの映える風景

2013-08-06 16:36:26 | 薔薇の追憶

【絹と淡い紫(薔薇)の服】


【紅い薔薇咲いた ~ ローラ・アシュレイ】




「彼女の衣服は絹と紫なり」
と私は聖書を引用した。
この句に魅かれていたので言ったまでである。
豪華な装いをした婦人を描写するのに
これ以上に見事な表現は想像出来ない。
ルースおばさんにはこの引用の意味が
分からないらしく私がただ利口ぶって
いるのだと受け取った。                      
                 【「エミリーはのぼる」 第11章】



   昨夜、降り出した雨は朝には上がっていました。
  今日は大層、蒸し暑くなっています。

   昨夜は、かなりな雨のようでしたが、
  雨戸を閉め切っていましたので、
  どの程度、降ったのかは分かりません。

   ただ、そんな大雨でも雷が鳴らなかったのは幸いです。
  それだけでも今年は、どんなに救われているでしょう。

   そうそう、昨日辺りから蝉の鳴き声に変化が。
  あれだけ席巻(せっけん)していた
  「クマゼミ」 に変わり、「ツクツクボウシ」 が。

   ただ、「ジージー」 と鳴くだけの
  クマゼミより余程、趣きがありますね。

   まだまだこんなに暑いけれど、
  季節は確実に移ろっているのだと感じる瞬間です。






【ワンピース(ローラ・アシュレイ) & ブラウス(C・ディオール)】




 【ロゼット咲きのオールドローズが咲く薔薇の花園をイメージ】


   さて、今年は花柄が
  流行だそうですね。

   尤も昔から花柄が好きな
  私などは水玉などと共に、
  永遠柄~なんて、
  勝手に思っていましたが・・。

   花柄は庭・・この場合は、
  イギリスですから、
  「ガーデン」 でしょうか。

   そんなイギリスの美しい
  カントリーガーデンに咲く花々を
  こんなファブリックに映した
  衣服を纏(まと)う・・。

   衣服のデザインだけでなく、
  柄にも物語があるような
  気がして好きなのです。

   ところで、花柄の中でも
  特に薔薇。

   ローラ・アシュレイは、
  薔薇柄が多いですね。

   本の原画と同じ薔薇柄のワンピースは、かなり昔の服です。
  それこそ、アンも大好きな・・大きく膨らんだ袖をしています。
  捨てないで未だに大切に持っています。

   すぐ上の写真、果物 & ハーブ柄は三分袖のブラウス。
  こちらは、クリスティーの庭を想像したり。
  花柄プリントにも 「想像の余地」 は、たっぷりですね。