【絹と淡い紫(薔薇)の服】
【紅い薔薇咲いた ~ ローラ・アシュレイ】
「彼女の衣服は絹と紫なり」 と私は聖書を引用した。 この句に魅かれていたので言ったまでである。 豪華な装いをした婦人を描写するのに これ以上に見事な表現は想像出来ない。 ルースおばさんにはこの引用の意味が 分からないらしく私がただ利口ぶって いるのだと受け取った。 【「エミリーはのぼる」 第11章】 |
昨夜、降り出した雨は朝には上がっていました。
今日は大層、蒸し暑くなっています。
昨夜は、かなりな雨のようでしたが、
雨戸を閉め切っていましたので、
どの程度、降ったのかは分かりません。
ただ、そんな大雨でも雷が鳴らなかったのは幸いです。
それだけでも今年は、どんなに救われているでしょう。
そうそう、昨日辺りから蝉の鳴き声に変化が。
あれだけ席巻(せっけん)していた
「クマゼミ」 に変わり、「ツクツクボウシ」 が。
ただ、「ジージー」 と鳴くだけの
クマゼミより余程、趣きがありますね。
まだまだこんなに暑いけれど、
季節は確実に移ろっているのだと感じる瞬間です。
【ワンピース(ローラ・アシュレイ) & ブラウス(C・ディオール)】
【ロゼット咲きのオールドローズが咲く薔薇の花園をイメージ】
さて、今年は花柄が
流行だそうですね。
尤も昔から花柄が好きな
私などは水玉などと共に、
永遠柄~なんて、
勝手に思っていましたが・・。
花柄は庭・・この場合は、
イギリスですから、
「ガーデン」 でしょうか。
そんなイギリスの美しい
カントリーガーデンに咲く花々を
こんなファブリックに映した
衣服を纏(まと)う・・。
衣服のデザインだけでなく、
柄にも物語があるような
気がして好きなのです。
ところで、花柄の中でも
特に薔薇。
ローラ・アシュレイは、
薔薇柄が多いですね。
本の原画と同じ薔薇柄のワンピースは、かなり昔の服です。
それこそ、アンも大好きな・・大きく膨らんだ袖をしています。
捨てないで未だに大切に持っています。
すぐ上の写真、果物 & ハーブ柄は三分袖のブラウス。
こちらは、クリスティーの庭を想像したり。
花柄プリントにも 「想像の余地」 は、たっぷりですね。