【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

問われる国語力

2013-08-03 17:40:38 | 今時主婦の井戸端会議(政治など)









   



   青い空に白い雲がポカン、ポカン。
  今日も昨日に引き続き、朝から晴れ渡った空になりました。

   それでも午前中は十分、耐えられる気温。
  午後になって暑くなりましたが、カラッとした暑さです。

   そう、夏休みも終わり頃の気候を連想する・・。
  今年は昨年までに比べれば、まだましな方に思えます。

   そんな中、暫くお休みしていた真紅の薔薇、
  リラ版 「公爵夫人の薔薇」 が咲き始めました。
  意外に綺麗なので、ホッとしています。  
  










   


   ところで一昨日辺りから麻生副首相の
  「ナチス発言」 云々・・と例の如く、
  メディアが姦しいですね。

   発端は共同通信、それから読売、朝日・・
  と一斉に叩き始めました。
  まるで、前回の麻生叩きの再現を見ているよう。

   でも今度こそ、メディアの誘導に
  乗ってはならないと思うのです。
  「まさか新聞が・・」 「まさかテレビが」 

   お恥ずかしい事に、当時は、
  そんな風に思っていたものですが、
  必ずしも真実を伝えている訳ではないのですものね。
  それどころか、巧妙に、いいえ堂々と? 捏造しています。

   彼らは一体、どこを向いているのでしょう。
  国益を損なう事を世界に向けて発信して、
  どんな意味があるのでしょう。
  ここで、麻生副首相の発言を見てみましょう。







日本が今置かれている国際情勢は、
憲法が出来た頃とは全く違う。
護憲と叫んで平和が来ると思ったら大間違いだ。
改憲の目的は国家の安定と安寧だ。
改憲は単なる手段だ。騒々しい中で決めて欲しくない。

落ち着いて、我々を取り巻く環境は何なのか、
状況をよく見た世論の上に
憲法改正は成し遂げられるべきだ。
そうしないと間違ったものになりかねない。

ドイツのヒトラーは、ワイマール憲法当時、
ヨーロッパで最も進んだ憲法の下で出て来た。
憲法が良くてもそういった事はあり得る。 

憲法の話を狂騒の中でやって欲しくない。
靖国神社の話にしても静かに参拝すべきだ。
国のために命を投げ出してくれた人に敬意と
感謝の念を払わない方がおかしい。
静かにお参りすればいい。
何も戦争に負けた日だけに行くことはない。

「静かにやろうや」 ということで、
ワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。
誰も気が付かない間に変わった。
あの手口を学んだらどうか。
僕は民主主義を否定するつもりは全くない。
しかし、喧騒の中で決めないで欲しい。


ソース ttp://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013073102000110.html




   はっきり言ってメディアが恣意(しい)的解釈、
  意図的誤要訳をして、麻生副首相を
  非難したという事でしょう。

   麻生副首相が言いたかったのは寧(むし)ろ、
  こういう事だったのではないでしょうか。

   「世界で最も民主的と言われたワイマール憲法でさえ、
  喧騒の中、ヒトラーが選挙により国民に選ばれ、、
  国民が気付く間もなくナチス憲法に変えられてしまった。
  だから(反面教師として)学ぶべきでは・・?」 と。

   それにしても、上記の発言が、
  どうしたらナチス賛美? なんて受け取れるのでしょう。

   それに意味が曖昧と言われますが、
  講演会の発言ですから、ある程度、常識的な史実を
  分かっている事が前提で話していると思うのです。

   事実、本日付の 「産経抄」 では、
  「『ナチス発言』 も彼特有の皮肉な口調で語られ、
  場内に笑いも起きたという。

   ある傍聴者は、『ナチスを讃えているようには
  とても聞こえなかった』 と話す」~とあります。

   記者の国語力(読解力)は、
  これ程にまでも低下してしまったのでしょうか・・。