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【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

光沢の美

2010-11-28 16:16:16 | 趣味の器(壺)~その他


   今朝は、こんな幻想的な
  空で明けました。
  思いの外、暖かい朝。

   11月も残す処、後3日ですが、
  今年も暖かい日が続きます。

   それにしても紅葉(もみじ)の
  葉っぱの落ちる事!

   今秋は、友達と紅葉狩りに
  行こうと言いながら、お互いに
  日程の折合いがつかず、延び々になっています。

   ぼやぼやしているうちに12月・・。
  どうやら落葉の絨毯の上を歩く事になりそうです。



   さて、こちらの漆器は今回、
  叔母から貰った物です。

   叔母も漆器は大好きなのですが、
  こちらは、お碗、お皿共、
  ペア物ですので、私の処に。

   一緒に行った従姉は、これらには
  全然興味ありませんので。
  どちらも 「会津塗」 です。

   お皿は 「栃(トチ)」 の天然木。
  漆塗です。色は黒ではなく、飴色。お碗は黒ですが・・。

   折角ですので、今日はこれらを用いてお茶と致しましょう。(冒頭の写真)
  お茶請けは、「龍野西SA」 で求めた、かん川の 「しほみ饅頭」。
  
   播州赤穂、浅野内匠頭も愛したという上品なお味。私の大好物です。
  湯呑は、相も変わらず 「萩焼」 で。
  
   そう言えば、会津塗(椿の絵柄)の 【茶托】 を持っていましたっけ。
  (会津塗の詳しい説明は、こちらで  ↑ )
  その茶托なのですが生憎、写真では分かりませんね。
  
   後ろの額は少々、季節外れのハイビスカスですが、
  まだ我家には咲いていますのでご勘弁を。
  
   絵柄からも想像出来ますように、こちらは 「琉球塗」 です。
  そしてお菓子鉢は、出雲の 「八雲塗」・・と漆器の勢揃いです。

   菊の文様が鮮やかなこの 「八雲塗」、
  私にはほとんど馴染みのないものでしたが、中に栞が入っていました。
  
   歴史はわりと浅く明治初期。
  出雲の古歌、「八雲立つ」 より命名されたとか。

   年月を経るごとに透漆が透明度を増し、
  描かれた文様が色鮮やかに浮かび上がるのが、
  他の産地にはない八雲塗の最大の特徴のようです。