

空で明けました。
思いの外、暖かい朝。
11月も残す処、後3日ですが、
今年も暖かい日が続きます。
それにしても紅葉(もみじ)の
葉っぱの落ちる事!
今秋は、友達と紅葉狩りに
行こうと言いながら、お互いに
日程の折合いがつかず、延び々になっています。
ぼやぼやしているうちに12月・・。
どうやら落葉の絨毯の上を歩く事になりそうです。


叔母から貰った物です。
叔母も漆器は大好きなのですが、
こちらは、お碗、お皿共、
ペア物ですので、私の処に。
一緒に行った従姉は、これらには
全然興味ありませんので。
どちらも 「会津塗」 です。
お皿は 「栃(トチ)」 の天然木。
漆塗です。色は黒ではなく、飴色。お碗は黒ですが・・。
折角ですので、今日はこれらを用いてお茶と致しましょう。(冒頭の写真)
お茶請けは、「龍野西SA」 で求めた、かん川の 「しほみ饅頭」。
播州赤穂、浅野内匠頭も愛したという上品なお味。私の大好物です。
湯呑は、相も変わらず 「萩焼」 で。
そう言えば、会津塗(椿の絵柄)の 【茶托】 を持っていましたっけ。
(会津塗の詳しい説明は、こちらで ↑ )
その茶托なのですが生憎、写真では分かりませんね。
後ろの額は少々、季節外れのハイビスカスですが、
まだ我家には咲いていますのでご勘弁を。
絵柄からも想像出来ますように、こちらは 「琉球塗」 です。
そしてお菓子鉢は、出雲の 「八雲塗」・・と漆器の勢揃いです。
菊の文様が鮮やかなこの 「八雲塗」、
私にはほとんど馴染みのないものでしたが、中に栞が入っていました。
歴史はわりと浅く明治初期。
出雲の古歌、「八雲立つ」 より命名されたとか。
年月を経るごとに透漆が透明度を増し、
描かれた文様が色鮮やかに浮かび上がるのが、
他の産地にはない八雲塗の最大の特徴のようです。