【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

青の奇蹟

2010-04-25 16:10:16 | 香る庭の花綴り


     昨日同様、起床時の気温は真冬並みとなりました。
    でも今日は、朝から雲一つない素晴らしいお天気。

     「日本晴れ」 という表現は、秋独特のものですが、
    そんな風に言いたいほど。そう、胸を張って。

   空気は冷たいけれど、空気は凛としていて爽やかです。
  ふと、『アンの世界』 は、こんな風ではないのかと、思いを馳(は)せました。

   「ああ、小父さん、素敵な朝ね。
  神様が、ご自分でただ楽しみのために描いた、
  絵のような世界じゃないこと?・・・ 略 ・・・
        
                                         【「赤毛のアン」 第18章】



   さて、今年のように寒い春ですと、
  赤や黄色の暖かい色合いの花が
  恋しくなりますね。
  
   と言いながら・・
  敢えて青の花を取り上げています。

   青、蒼、碧、藍・・・プラス、
  紫色も含めて青系が大好きな私。
  そんな中で・・。
  
   「ラベンダー」 は今盛り。
  「ペチュニア」 も、そろそろ顔を
  出して来ました。(冒頭の写真)

   今日の写真にはありませんが、
  春浅い頃から咲いている
  「蔓日々草」 は、今も元気一杯。

   ただ、「匂い菫」、「雪の栄光」 等が
  そろそろ終わりでしょうか。

   それに変わって、
  「ツリージャーマンダー(テウクリム)」、
  「西洋十二単(セイヨウジュウニヒトエ)」 が、いつの間にか開花。

   特に西洋十二単の背筋をピンと伸ばした、
  その凛々(りり)しい姿に、こちらも思わず姿勢を正したりして。

   こんな風に真っ直ぐ上に伸びる花、俯く花、はたまた寄り添って咲く花等など・・
  それぞれ独自の世界があり、興味は尽きません。

   そうそう、前述の 「西洋十二単」 の花。
  この花は、蔓を伸ばして横に横に増えて行きます。
  
   それは、大層嬉しいのですが、通り道を塞ぐようになって来ました。
  勝手な私は、いつかの 「カンナ」 と同様に、お願いしてみたものです。
  
   何と今年は、後退して道を空けてくれているではありませんか。
  願いを聞いてくれたのですね。感謝です。

   そして、庭の野の花も様相が変わりつつあります。
  一時、庭を席巻(せっけん)した 「けまん草」 に代わって、
  リラ版 「ピンクの瞬き」 こと、「塔花」、「ナガミヒナゲシ」 が
  蕾を付けて来ました。楽しみです。