今朝は雲、一つない快晴の空となりました。
ただ起床時の気温は、13度。冷たい朝です。
尤も、その後気温は上がり、爽やかな天候となりましたが・・。
こうなりますと、草花は正直ですね。
眠っていたそれも俄かに目を覚まし、
光と彩りを増して来たような気がするから不思議です。
「・・・ 略 ・・・勿論、あれも美しいわ ――
そうだわ、眩いばかりに美しいわ ――
自分が美しいって事を知っているようね ――
・・・ 略 ・・・ 小母さんこんな朝には、
ただただ世界が好きでたまらないという気がしない?
それに小川がずっと笑い続けながら、
ここへ流れて来るのが聞こえるの。
小川ってどんなに愉快なものか小母さん考えた事あって?・・・」
【「赤毛のアン」 第4章】
さて、冒頭の写真。
庭のフリージアが続々と
花芽を付け、開花しています。
芳(かぐわ)しい香りと共に・・。
首を僅かにかしげ、
仲良く並んで咲く花に目を遣る度、
ふっと心が和み、癒やされます。
そう言えば花言葉は「無邪気」。
これ程ピッタリの花はありませんね。
最近では様々な色のフリージアが出ていますが、
フリージアと言えば、まず黄色が思い浮かびますね。次いで白。
わが家でも何種類かの色を同時に植えましたが、いち早く咲いたのは黄色。
まるで手を繋いでいるかのような姿を除けば、“水仙に似ているな・・” と思ったものです。
何と和名は、「浅黄水仙」。納得です。
そして右上の写真。又々、庭に新発見です。
「藪蘭(ヤブラン)」 の中から何やら、ニョキニョキ。
勿論、植えた覚えなど全くないものです。
さてさて、どんな花・・? が咲きますやら・・。
ところで、今年はどの花も、持ちがよろしいようです。
こちらは、先日のチューリップが少々、開いた所。
これはこれで趣きがありますね。
チューリップこそ、蕾から花が開くまで、
いいえ、花が開き切って茎がしんなり曲がるまで、
それぞれに美しいものはないでしょう。