【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

春に嘔う

2010-04-18 22:13:28 | 香る庭の花綴り

 



   今朝は雲、一つない快晴の空となりました。
  ただ起床時の気温は、13度。冷たい朝です。
  尤も、その後気温は上がり、爽やかな天候となりましたが・・。
  
   こうなりますと、草花は正直ですね。
  眠っていたそれも俄かに目を覚まし、
  光と彩りを増して来たような気がするから不思議です。

   「・・・ 略 ・・・勿論、あれも美しいわ ――
  そうだわ、まばゆいばかりに美しいわ ――
  自分が美しいって事を知っているようね ――
  ・・・ 略 ・・・ 小母さんこんな朝には、
  ただただ世界が好きでたまらないという気がしない? 
  それに小川がずっと笑い続けながら、
  ここへ流れて来るのが聞こえるの。
  小川ってどんなに愉快なものか小母さん考えた事あって?・・・」

                                         【「赤毛のアン」 第4章】

   さて、冒頭の写真。
  庭のフリージアが続々と
  花芽を付け、開花しています。
  芳(かぐわ)しい香りと共に・・。

   首を僅かにかしげ、
  仲良く並んで咲く花に目を遣る度、
  ふっと心が和み、癒やされます。

   そう言えば花言葉は「無邪気」。
  これ程ピッタリの花はありませんね。

   最近では様々な色のフリージアが出ていますが、
  フリージアと言えば、まず黄色が思い浮かびますね。次いで白。

   わが家でも何種類かの色を同時に植えましたが、いち早く咲いたのは黄色。
  まるで手を繋いでいるかのような姿を除けば、“水仙に似ているな・・” と思ったものです。
  何と和名は、「浅黄水仙」。納得です。

   そして右上の写真。又々、庭に新発見です。  
  「藪蘭(ヤブラン)」 の中から何やら、ニョキニョキ。
  
   勿論、植えた覚えなど全くないものです。
  さてさて、どんな花・・? が咲きますやら・・。



   ところで、今年はどの花も、持ちがよろしいようです。
  こちらは、先日のチューリップが少々、開いた所。
  これはこれで趣きがありますね。

   チューリップこそ、蕾から花が開くまで、
  いいえ、花が開き切って茎がしんなり曲がるまで、
  それぞれに美しいものはないでしょう。