【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

辿る径の夢ロマン

2007-11-22 18:11:22 | レトロ(素敵)な空間~散策
   日本列島を大寒波が
  襲っているそうですね。

   こちらも、起床時には、
  いかにも寒空・・
  といった感じでした。

   でも、雲の切れ目からは
  時折、太陽が顔を覗かせ・・
  かと思うと、時雨(しぐれ)空。

   こんな天気だからこそ、
  日溜まりの惠みを痛感します。

   そんな時、ふと見上げた空には・・。
  イルカと鳥が? 
  気持ち良さそうに泳いでいました。ところで・・。






 
    
    


   真っ直ぐな径もいいけれど、
  曲がり角も、いいですね。

   一本の径に、突然現れたそれは、
  まだ見ぬ景色にワクワクします。

   別れ径も右、左、どちらに行こうか・・?
  選んだ径で、運命が決まるような? 
  ちょっとした、サスペンスです。

   でも、それらは、
  いずれも本線から外れた路地での事。
  でも、今日は広い径でも・・。

   いつも通っていましたのに、
  ほとんど視界に入らなかった存在。

   それもその筈、左の径しか
  通らなかったのですから・・。



   その上、信号待ちで、いつも車でびっしり。
  向こう側など見渡す事もなく・・。

   偶々今日は・・と言うより、
  初めて右に渡りました。

   そこに見つけたのが、
  このお店という訳です。

   そこだけ見れば、パリの街角にでも
  入り込んだような気分。

   裏側にも廻って見ました。
  やはり、蔦で覆われています。

   おまけに螺旋階段なんて、
  あるではありませんか。
  思わず、小躍りしたくなるような空間。

   アンでなくても、空想の世界へ
  入り込んでしまいたくなりますね。
 
   




   “・・・空想の世界に彷徨さまよい込む時には、
  自分一人で行かなくてはならない事を、
  アンは大分以前に知ったのだった。
  空想の世界へ行く魔法の小径では、
  最愛の者でさえ、着いては来られないのであった。”
      
                                 【「アンの青春」 第2章】

   


   勿論、空想の世界には、私一人で入って行きました。