真っ赤に空を染めた、朝焼け。
それは、レースのカーテンをも、
ほんのり桜色に染めてしまう程・・。
写真には写っていませんが、
真上には有明の月も・・。
昨日よりは若干、雲は多いものの、
気持ちの良い秋晴れになりました。
昼間はそれ程でもありませんが、
朝晩の冷え込みが 随分、
厳しくなりました。
こうなりますと、
そろそろ紅葉が待たれますね。
でも、目の前の山は、まだ青々。
どうやら、今年も紅葉の時期は、
遅くなりそうです。
日本の四季は、4人の女神達の
支配? と、言いますね。
秋の竜田姫・・今度は、
真っ赤な魔法? をお願いしたいものです。
(黄金色は、上高地で堪能しましたので)
“11月の薄暮の穏やかな西風を楽しみながら、
ベランダの端に腰掛けていた。
風は耕したばかりの畑を渡り、
庭の下の捻れた樅の木立を
微かな調べを奏でて吹き抜けていた。”
【「アンの青春」 第9章】
『アンの世界』 の11月にしては、珍しい描写ですね。
どちらかと言いますと、こちらの世界の描写に近い気がします。
暫く庭には、御無沙汰していますが、
先日蕾だった黄色のハイビスカスが花開いたかと思えば、
競うように赤も咲き、はたまた昼咲く朝顔は、
水色をピンク色に変え・・と、相変わらず夏の花達が、
頑張ってくれています。大輪の白のペチュニアはこぼれ種から・・。
冒頭の写真は、先日の 【紅葉した紫陽花】 です。
今朝見ましたら・・・。
自然にドライフラワーになっていましたので、
青い硝子の花瓶に挿しました。
写真では茶色に見えますが、
実際は、ワイン色に近い色になっています。
あの時、すぐ切っていれば、
もう少し赤色が綺麗に出たかも知れません。
兎にも角にも、この紫陽花のドライフラワー、
今年は既に10本近くになったでしょうか。
置いているうちに、その色も微妙に変化し、
ここでも七変化の紫陽花の特質を如何なく発揮しています。