リペアの為に

不調の本務機を携えて訪れたのはこちら中冨楽器工房。楽器のリペアを考えたとき、真っ先に浮かんだのがこちらだったのだが、訪れようとHPを調べてみたところ、こともあろうに閉店ならぬ倒産という楽器店らしからぬ理由で訪問が叶わないことがわかった。別に銀座大久保でもいいのだが、もともと人混みが苦手なうえ、このご時世でなるべくなら都心の方は遠慮しておきたいと思い、ネットで探していたらヒットしたのがここというわけ。


人混みが苦手というか、どちらかと引籠り傾向なのか、混んだ状態の店も苦手である。そこで、店が空いている状態を目指すとなると、開店直後だろう、、、ということで目論見通りに開店時間の AM 10:00 過ぎに到着。幸い、楽器の不具合は深刻ではなく、キーの分解調整とオイルアップ、ということでホッとした。そして、店主と話すことしばらく、この楽器店を探したきっかけなども話すこととなり、楽器店としての苦しい状況もお伺いすることとなった。とりわけ、学校関係に楽器を卸している店は、楽器そのものの納期が半年などということはザラなので在庫として持たざるを得ない、しかし高価な楽器をいくつも在庫として抱えると資金を回していくことが出来なくなるのだという。そして、この新型コロナウィルス騒動である。上記の倒産した店は去年のことなのでウィルスとは関係ないが、それでも4月に、ある楽器店がウィルスの影響で立ち行かなくなり閉店したという。楽器といものが万人がもつもので家電製品のようにポンポン売れればいいのだろうが、そうはいかないのが現実である。数少なくなってしまった関東西部の楽器店として頑張ってもらいたいものだ。





Editor CABEZÓN

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 解除されてか... 社会通念的なもの »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。