その日は突然来た。
スイッチを入れて、片側だけ乾いたと思って持ち変えたら…
ブチっと切れ……
壊れた。
試しに左右に降ってみる原始的方法で復活を試みたが…
彼もしくは彼女は復活しなかった…
長い間、このふるらんの髪の毛を乾かすお手伝いを熱い心とパワーで行ってくれた。
時には壁にぶつけ、時には床に落とし、毎日コードという長い電線に巻き付けられながらも必死に生き延び、シャンプー後のふるらんの髪の毛に艶を与えながら乾燥を促してくれた。
普段は洗面台の下の場所に静かに過ごし、共にふるらんの生活を支えてくれている洗剤や薬品やその他大勢の仲間たちと時を過ごし、ふるらんがお願いのスイッチをいれるときちんと働いてくれた。
ほんの一瞬だった。
彼、もしくは彼女の最後の言葉は…
ウィ~~~~ンの後の……プチ。
ありがとう、ドライヤーさん。
これであなたもまた役目がおわり、新たなる旅立ちへ向かうための祝福を送ろう。
ありがとう。
本当にありがとう!
お陰でふるらんは今日もまた健康な髪でいられる。
そしてまた新たなる1日が始まる。
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