セレンディピティ日記

読んでいる本、見たドラマなどからちょっと脱線して思いついたことを記録します。

新首相 よりうれしい 立体視

2011-08-31 19:01:23 | Weblog
今日、大曽根年金事務所から「年金加入期間確認通知書」が届いた。26日のブログで「今日申請した」と書いてしまったが、あれは「昨日」の間違い。25日に書きだしてブログに載せたのは翌日の26日だが、この部分の日にちの訂正を見逃してしまった。何れにしても25日に申請したものが、31日に着いたから、1週間もかからなかったことなる。申請したときに「2週間ぐらいかかる」と言われ、「おやまあ通販の電話受付の人のセリフといっしょだ」と思ったが、結局通販と同じく1週間以内にきたわけである。

これはどういうことかと言うと、帰属が不明の年金記録の照合がまだ終わっていないということなのだろう。照合が終わっていればコンピュータ記録で即日に交付できたはずである。だから国民年金も厚生年金も空白の期間があった場合、姓・名前の読み方・生年月日の一字が違う帰属不明の年金記録で期間が合致するものを捜し出し検討する必要が出てくるだろう。一件ごと上司の決済もいるかもしれない。僕の場合は単純だから調査の必要がなかったのだろう。

帰属不明の年金記録は厚生年金だけと思ったが、昔は住基ネットも基礎年金番号もなく住民票の名前の読み方も市町村役場が勝手に付けていたので、転入で年金手帳が正しく提示されないで、市町村ごとに年金手帳が複数できると旧社会保険庁では別人として統合されなかったかもしれない。でもこれは年金事務をやったことのない僕の想像。間違ったら御免。

さてさて昨日だが、僕にとって長年の念願の一つがかなった。立体視の図面が初めて見えたのだ。ずっと以前から立体視の本などを何冊も買い込んで視ようと 試みたがだめだった。正確にいうと、6つの同じ物体が横に並んだ図で物体が5つになって立体的に見えるのは見えたのだが、普通の混沌とした図面から図形が浮かび上がるものはだめだった。見える人がいるのに僕には見えなくてその世界を知らないなんて死んでも死にきれない思いであった。とうとうそれが見えたのだ。

見えたのは、iPadでアプリの「CAN YOU SEE IT?」の図面でのこと。まだ1番目の図面しか見えてないがこれは僕には画期的なこと。図の上の2つの黒点が3つに見えた時、図面からハート形か浮かびでた。黒点を3つにみえる焦点に合わせるのは大変で安定しないが、一度見え出すと脳が対象をロックオンするのか図面は安定して見える。

ところで昨日変わった体験をした。昼の1時ごろ栄の王将に行って食事をした。カウンター席で注文したのは、餃子と野菜炒め。ご飯や麺は糖質ゼロ生活を目指しているので注文しない。直ぐに餃子が来た。それを食べ終わった頃に、野菜炒めが僕の隣りの若者の前に置かれた。そして運んで来た女子店員はその若者に言う「ご注文は以上でしようか?」若者は顔をあげないで小声で「あ、うん」と言った。僕は隣の若者も野菜炒めを頼んでいたのかと思ったが、ふと若者の前の伝票をみた。その伝票には野菜炒めの欄にチェックがなかった。若者が注文したのは餃子とチャーハンだけなのだ。それらはすでに来ており若者が今食べているので自分が注文した物を忘れたわけではなさそうだ。若者はチャーハンを食べ終わったあと何事もないように野菜炒めを食べだした。僕はどうしたらよいか考えた。いま若者に声をかけるのは彼に大きな恥をかかせることになる。でもお店の損害を僕の判断でチャラにするには信条に反する。餃子だけしか食べていない僕が餃子と野菜炒めの代金をはらうのも釈然としない。そこで僕はリックから雑誌を取り出ししばらく読んだ後店員に「野菜炒めまだ?」と聞いた。店員は「すぐお持ちします」と言った。かくして店員及び店は注文品を間違って運んだことに気がついたはずである。しかし間違えたのは店側だから食べた若者に文句は言えないはずだ。かくして僕にも野菜炒めがきた。

若者がレジで代金を払って出て行った後に、食べ終わった僕もレジに行った。レジスターに表示されている、前の人の金額は五百いくらであった。ちなみに僕は七百いくら。餃子と野菜炒めとチャーハンを食べた料金が、餃子と野菜炒めだけより安いのである。しかし僕は怒っているのではない。若者は収入が無いか少ないため、チャーハンと餃子だけの一応空腹が収まるだけの注文をしたが、店員が間違えて野菜炒めを持ってきたので、違うとは言えずに食べてしまったのだろう。時代と偶然で僕も彼の立場になっていたかもしれないので彼を非難できないが、他の人が迷惑をこうむるかもしれないことを考えて欲しかった。でもやっぱりもう一言。こずるく生きちゃだめだよ。