セレンディピティ日記

読んでいる本、見たドラマなどからちょっと脱線して思いついたことを記録します。

メキシコマンネグサ

2018-05-27 21:27:04 | Weblog
我が家の庭の芝生部分に雑草が非常に多く生えている。いつか雑草刈りをしなければならないと思っていた。最終的には芝用の除草剤を使うことになるが、でも気になることがある。何種もある雑草の名前を知らないまま刈り取るというジェノサイドを行なってもいいのかということ。それで少しづつ名前を調べてから分かったものからひきぬこうかと思った。雑草の名前を全く知らないわけではない。チチコクサとかコニシキソウは見てもすぐわかるが今年は見なくなった。生える雑草にも流行りすたりがあるようだ。
それで今日は他の雑草が多いのだが、小さいが綺麗な花が咲いて少しめだつこの草にした。黄色で5弁の花を検索したら直ぐ見つかった。user_image 6d/a9/f186f63e862a50ab7e793187a00730b5.jpg][user_image 1a/ee/6e4594bbef1a6159516de374a98429.jpg

今年の確定申告

2018-03-26 20:25:38 | Weblog
今年も確定申告について記録しよう。確定申告書を税務署に提出したのは2月14日だからもうだいぶ経ってしまったが、それは還付される税金が手元に戻ってから書こうと思っていたから。先週の木曜日(20日)に僕の銀行口座に振り込まれた。本当はもっと早く振り込まれる通知を税務署より受けたが、僕が口座番号を間違えて確定申告書に記入したため遅くなった。

さて今年は141,426円の還付だ。去年(平成28年分確定申告)は700円の納付だったからその違いに説明がいる。一番の違いは平成28年には証券会社が一旦源泉徴収した配当等からの所得税を僕に返してくれたから税務署からの還付はなく逆に納付が必要となった。その経緯は複雑なので今年の申告内容(平成29年分)を述べる中で説明しよう。
まず所得から。共済年金の支給年額は1,502,654円。 基礎年金(国民年金)の支給年額は727,594円。合計は2,230,248円となる。1ケ月あたり185,854円となる。共済年金が12万円、国民年金6万円というところか。2月頃に「モーニングショー」で見た田舎に移住して自給生活をしている元公務員は年金は月20万円で支出は7万円とのこと。僕の年金額は一般の公務員よりも低いことを実感した。これは定年前に退職した僕(大卒・係長)は高卒で定年まで勤めた人よりも7年ぐらい勤務年数が短い。しかも主事(平職員)も定年時には係長の給料表に移り最終給料も僕とあまり変わらないのだから、僕の年金が低くても当然だ。そうそう先日見たドキュメント映画『人生フルーツ』の元住宅公団の建築士の年金は月30万だそうだ。僕は悔しがっているわけではない。おもしろがっているのだ。
僕の収入は公的年金だけではない。他に定常的に入るものに個人年金がある。定常的と言っても60歳から70歳までの10年間だけ。これは29年中は668,937円。これを3ケ月ごとに3月分もらっている。月にすれば5万5千円というところだ。
公的年金と個人年金のふたつの「雑所得」がそのまま平成29年分の「総所得」
となっていてそれ以外は所得がない。例年あった投資信託の配当とか株の配当はどうなったのだろう。投資信託は全部売却してしまっているが売却前に分配金は104,500円あったがそのうち47,500円は資産の取り崩しの特別分配金だから元々所得にならない。57,000円は配当所得のはずだがある理由で配当所得にも総所得にも算入されない。株の配当は732,000円あったがこれもある理由で所得にならない。また投資信託の譲渡益も143,640円(4,248,948円-4,105,308円)あったはずだこれも同じ理由で所得にはならない。その理由とは「譲渡所得の損益通算と繰越控除」のこと。
一昨年母が亡くなり僕は投資信託を相続した。相続財産は相続税の対象だから所得税はかからない。しかし一旦自分のものとなった資産(投資信託)を売却すればそこに譲渡所得が現れる。しかしじつはその資産にかかる取得費用も相続したと考えられるので場合によっては売却損かでてくる。

平成28年中に投資信託のブラジルボンドを売却して2,263,270円の損失がでた。このブラジルボンドは母からの相続分だけでなく僕自身が以前から持っていたものも合わせて売却した。譲渡損が200万円以上出たからといって大損したバカ者と言わないでくれ。過去の利益による分配金にはその都度源泉所得税が引かれているので譲渡益には算入されない。分配金も含めたトータルの収支では損していないはずだ。

そんなわけで平成28年分には投資信託の譲渡損を株の配当所得と損益通算するため証券会社が配当から源泉徴収した所得税を僕に直接返還したため税務署か還付するものかなく700円の納付となったわけである。
平成29年分の今回出した確定申告書では前年に損益通算しきれなかった分が繰越控除され配当所得と譲渡所得(別の投資信託のもの、こちらは譲渡益がある)がゼロとなった。今回は証券会社が源泉徴収したままなのて還付申告となった。

今年の確定申告

2017-02-24 18:50:51 | Weblog

しばらく書いていなかったが毎年恒例の確定申告の記録だから今年も書いてみることにする。

先日22日水曜日に税務署に行って確定申告書を提出してきた。今までは還付申告なので初めての納税額がでた申告だ。こう書くとこのブログで僕の過去の確定申告の内容見てきた人はいくつか想像するかもしれない。

例えば65歳になったので基礎年金部分が加算されたため所得が増えたとか、還付の元になってた源泉徴収所得税を引かれていた投資信託のブラジルボンドでは利益による分配金ではなく原資の取り崩しの特別分配金が多くなり源泉徴収税が無くなったとか。

いずありえそうだが実際はちょっと違う。だいたい上記のことも逆の現象の要素にもなる。例えば年金について言えば以前には年金からの源泉徴収税額がなかったが28年から徴収されるようになったし、65歳になったので公的年金の所得計算の控除額が増えているが基礎年金がもらえたのは年の途中なので金額増はわずかで控除額を引くと計算される所得金額は大きく減っている。実際27年の公的年金の収入が 1,499,500円でそれについての所得は749,625円だが28年は収入で1,685,236円だが所得は485,236円だ。つまりこれだけみれば源泉徴収税の還付が増えても良いはずだ。またブラジルバンドでは特別分配金は源泉徴収税は取れないがもともと所得には当たらないので総所得が少なくなりそのため株式配当など他の源泉徴収されている所得税が還付が多くなることも考えられる。

正解は昨年ブラジルボンドを売却したた譲渡損があったので株式配当所得と損益通算されたため株式配当からの源泉徴収は取り消されて証券会社から別途僕に帰された。したがって源泉徴収されている所得税は年金からの 5,787円だけ。計算され所得税額は6,585円で、差し引き納税額は100未満切り捨てで700円となった、


金曜日にママンが死んだ

2016-05-24 12:37:56 | Weblog

 

金曜日にママンが死んだ。読んだことはないけれどカミュの有名な小説の冒頭はこのようなフレーズで始まっていたと思う。カミュでは「金曜日に」ではない。

先週の金曜日つまり平成28年5月20日に僕の母は死んだ。行年95歳つまり満94歳で死んだ。かなりの高齢で悪性腫瘍も持っていた母はいつ死んでも不思議ではない歳だろう。ただ母が平成28年5月20日に死んだ事からの一連の偶然は僕自身と母にとって不思議で有り難いこと。だだ言っておくと僕自身が母の死期を早めたのではという疑念も残っているがそれはひとまずわきに置く。

母は月水金土の週四日でデーサービスを利用している。デーサービスが送り迎えをしてくれる。しかしその日は毎月1回に皮膚科の診察があるからデーサービスは断った。ちなみに母は車椅子生活で認知症も患っている。その日午前中に僕と妹は僕の車に母を載せて東部医療センターへ行った。皮膚科での診察だから治療対象の水泡のほかはみない。昼ごろ家に帰り僕は食事をしにまた出かけた。母には妹の作った昼食を僕が戻って食べさせることが多い。妹は食事を作って母を寝かせて出かけてしまう。

さて僕は食事をして少し買い物をしてから午後3時ごろに家にもどった。母はベッドに寝かされていた。僕は母にご飯は食べたかを聞くと「食べた」といったように聞こえた。実際は食べてなかったのだが認知症で記憶の回路が混乱していたのだろう。僕はこんな日にベッドに寝ていたら脱水症状をおこして熱中症になると思い起こして車椅子に座らせて食堂へ運んだ。そこで楽呑みをつかって母の口に水を少しづつ注ぎ込んだ。しばらくすると母は早いテンポで息をし始めた。僕は痰を吐きだそうとしてると思い皿を近づけて「はいてもいいよ」といった。しばらくすると突然静かになった。僕は母が眠ったと思った。僕は母が口を開けて寝ているのを利用して母の口の中を清掃しようと思った。先にスポンジのついた棒でもって口内のゴミや痰などを掻き出すのだ。歯茎や舌の下などに食事の残りかすなどがいっぱいあった。ぼくは15分ほど口腔清掃に夢中になった。そしてきれいになった。だがふと母が全く反応していないことに気が付いた。寝てるなら口にスポンジを入れられたなら嫌がって暴れたはずである。鼻を見ると息をしている様子がない。腕の脈を触って見るとほんのかすかだが感じるものがあるがこれは僕自身の脈かもしれない。そこで119番通報した。救急車がくるまで心臓マッサージをしてくれと言われて、母をベッドに寝かせて胸の上をリズムをつけて圧迫した。しばらくすると救急隊が着いた。まずベットのうえで応急処置を始めた。その時家の電話が鳴った。電話を取ると掛かりつけの内科の先生が数日前の母親の血液検査の結果を知らせて来たのだ。先生は「お母さんは大変なことになっている」という。僕は今救急隊が来たことを話して救急隊員と電話で話してもらうことにした、救急車は旭労災病院にむかって出発した。先生は検査検査結果を病院にファックスした。母はこのごろ食物が喉に通らず無理に食べさそうとしたため誤嚥して肺炎になったのだと思う。調子が悪そうなので数日前に先生の所へ行って血液検査を受けた。たぶん白血球の数が異常に多かったので電話してくれたのだろう。

病院では処置室で40分以上蘇生のための処置をしてくれたが反応がないため17時52分に死亡したことになった。死亡診断書では病院の住所で17時52分死亡したことになっているが、本当は自宅で僕の目の前でこと切れたのだと思う。早速遺体を運ぶため会員でもあった名古屋冠婚葬祭互助会に連絡した。自宅に遺体を運んでもらった。三河の弟は車の渋滞で病院には行けずに自宅で待っていた。葬儀の日程は月曜日が友引なので土曜日に通夜、日曜日に葬儀となった。つまり金曜日の夕方死亡して週末中に葬儀は終わるわけである。僕は勤めてないけどあっ言う間に終わるのだと思った。

ここで先に述べた僕と母にとって有り難いことをまとめてみよう。

一つは、デーサービスを休んでいたので、デーサービスの人に迷惑をかけなくて済んだことだ。もちろん僕が原因で死を早めたのならあの日デーサービスに行っても死ななかったと考えることができるが、先生の話では検査の結果危険な状態にあったのでデーサービスで死んだ可能性も高い。

二つ目は、もし僕が帰るのが遅かったのなら母はベッドの中で一人誰にも看取られず死んでいったかもしれないが、そうはならなっかった。僕の目の前で死んだ。また夜ならだれにも知らない間に死んでいたということもある。それからあの時にまだ病状がはっきりしていなかったら、翌日の土曜に僕はデーサービスに母を送り出してから雀荘に行って友人たちと麻雀をしていただろう。そうするとデーサービスからケータイに電話掛かってきたら大騒ぎになっていただろう。

三つ目は。自宅で死んだ場合警察が検視するらしい。そうなると週明けの月曜まで検視ができないと思うから葬儀それ以降となる。そうなるとわれら遺族も待つストレスが高いだろう。実質は自宅で死んだのだが心肺停止だけでは死んだことにならないのだろう。蘇生する可能性がなくなるまで死んだことにならなかった。また先生が検査結果のファックスを病院に送ってくれたので死因の「肺炎」に病院の医師も何の疑いを持たず警察への連絡もない。

四つ目は、僕は知らない間に母に末期の水を与え、死出の旅立ちの準備のため口腔の清掃をしていたことになる。母のために功徳になること意図しなくてしていたとしたらこれは有り難いことというほかはない。

でもどうだろう。ぼくがベットから降ろさなければ、母は寝たままのほうが呼吸が楽だったかもしれない。車椅子に座らせて水を与えたことで母はおぼれ死んだとしたら僕が殺したことになる。母の死の形相は穏やかで眠ったようにしか見えなかったがおぼれたかそうでないかは本人に聞かなければわからない。もし僕が死を早めたとしても残りの日々は病院でチューブで生きながらえるだけだ。だからどのみちこれでよかったのかもしれない。

でも「末期の水」って不思議だな。だれが末期とわかるのかな。病院の医師は常に延命しようと努力しているかもしれないのに。僕が与えた水が末期の水なら、母は水が入ってきたので死を悟って自ら逝ったのかな。それとも本当は死ぬ間際の人は水を欲しがるが、水を飲むと死ぬのかな。


今年の確定申告

2016-02-09 22:33:51 | Weblog

 

昨日2月8日に名古屋北税務署に確定申告書を提出してきた。

そんなわけで今年も確定申告書の内容を記録する。

毎回言っているけど確定申告の申告期間は2月16日から3月15日までだけど還付申告はそれ以前でもそしてそれ以後でもできる。僕の確定申告はいつも還付申告だ。

僕の所得は共済年金をはじめとする雑所得と配当所得だけ。働いていないので給与所得も事業所得もない。だから共済年金と配当から源泉徴収された所得税を取り戻す確定申告になるのだ。

 

さて平成27年中の年金収入は共済年金の1,499,500円で源泉徴収税額は17,592円である。月になおせば12万円ちょっとである。僕は定年の60歳より少し前にやめていたから定年退職者より共済組合加入年数が少ない。大卒だから高卒の人よりさらに4年少ないことになる。つまり7年ぐらい加入年数が少ない。僕は係長でやめたけど主事のひとでもワタリといって定年までには係長級の給料になるので、だいぶ他の人より年金が少ないと思っていた。だけどあと2年で定年の友人の年賀状には年金の予想額を計算してもらった62歳から月8万円ぐらいと書いてあった。主事で大卒だけど定年まで勤める計算である。社会情勢の変化でこれから退職する公務員の年金が減らされているのだろうか。休職期間があるのが響いているのだろうか。僕の金額の3分の2とは解せないことである。

 

雑所得には他に拠出型企業年金がある。つまり毎月給料天引きで積み立てておいて60歳から生命保険会社からもらうものである。それが660,324円。月5万円ぐらいだが3か月分をまとめてもらう。源泉徴収はされていない。積み立てたお金523,980円が必要経費になるので所得としては136,345円だ。あと満期になった生命保険のすえ置き金についての利子1円が雑所得となる。

 

さて配当所得である。配当所得は証券会社から送られてきた特定口座年間取引報告書を資料として添付して行う。添付せよとは書いてなっかった気がするが僕は添付した。僕の今年の正確には平成27年分特定口座年間取引報告書には例年にない記入がある。それは株式の譲渡にかかる所得だ。つまり株の売買による所得だ。でも僕は株の売買による利益で生活してるわけではない。そんな才覚はない。去年、花王の株300株を売ってキヤノン株を400株買ったのだ。花王の株が大きく上がっていたが、いつまでも上がっているとは限らないのでここらでそれを売ってその金で配当の良いキヤノンの株を買ったのである。僕の目論見では花王株300株とキヤノン株400株はほほ同じ金額のはずだ。ところが証券会社から十数万円不足だといわれてその金額の工面に苦労した。花王の売買益から税金が源泉徴収されているからである。ちなみに花王の売買の収入は1,588,500円で株の取得費用は838,951円で差し引きの譲渡所得は749,549円である。つまり買った時の倍近い金額で売ったことになる。譲渡所得749,549円にたいして源泉所得税は114,739円、住民税は37,477円である。そんなわけで僕は源泉所得税を取りもどそうと考えたが、これは分離課税のままで確定申告できないのだ。ただ損失があれば損益通算のため確定申告に載せれるが僕の場合は関係ない。

 

では確定申告した所得を並べると、まず株式配当は372,800円。源泉徴収税は57,092円。元の株はキヤノン株が2400株。途中で売った花王株が300株。中日本興業が200株である。キヤノン株は昔から持っているが1000株単位の時に1000株買って、その後100株単位に変わったときに自動的に1500株に変わった。退職後の一昨年ぐらいに500株買って2000株になった。ああその時花王の株を300株かったのだ。200万円の金融商品が満期で降りてきたからそれでキヤノン株を増やし花王株を初めて買った。そして去年花王株を売ってキヤノン株を400株で合計2400株だ。

 

投資信託はダイワブラジルボンドとニッセイアジア好配当の2種類.

配当額は654,200円で源泉徴収所得税は100,178円。ただし手元に振り込まれたのはこれに特別分配金863,800円を加えて1,518,000円となる。12で割ると126,500円になるが実は最近はそんなにもらっていない。その半分以下。というのはブラジルボンドは数年前は毎月15万円ぐらい配当があったが最近は3分の1になった。しかもその配当も資産の取り崩しの特別分配金が大半だ。ブラジル経済が最近不振だからこうなった。このブラジルボンドの配当の激減は僕の生活を非常に困窮させている。

 

所得金額は、配当が372,800円+654,200円で1,027,000円。雑所得は749,625(共済年金)円+136,345円(企業年金)+1円(据置金利子)で合計 885,971円のはずだか国税庁のホームページを利用して確定申告書を作成したら1円は削られて885,970円。総所得は1,027,000円(配当所得)+885,970円(雑所得)=1,912,970円。控除額は861,751円で課税所得は1,051,000円。それに対する税が52,550円。配当控除が37,280円だから差し引き15,270円。それに320円の復興特別税を加えて税額は15,590円。源泉所得税の合計が174,862円だから差し引き159,272円が還付になる。

 

なお配当控除は株式配当だけ。外国債券に投資している投資信託には配当控除はない。

それから株式譲渡益は源泉税だけで申告不要だが、大金持ちも源泉税率は同じだから彼ら富裕層には儲かっても有利だろうし、損したら損したで本業との損益通算の確定申告ができるから有利だ。