セレンディピティ日記

読んでいる本、見たドラマなどからちょっと脱線して思いついたことを記録します。

今日税務署へ確定申告書を出しにいった

2010-03-12 23:52:36 | 社会経済
今日税務署へ確定申告書を出しにいった。
無職なのにどうして確定申告するのかって?それは株式の配当収入があるからだ。といっても大株主で株の配当で生活しているというのではない。確定申告することによって源泉徴収されている所得税の還付をうけるためだ。それから申告してないと名古屋の場合だが、夏ごろに、去年までなら区役所、今年からは税務事務所から昨年の所得について照会がくるからだ。
株の配当には所得税が7%、住民税が3%が源泉徴収されている。ある程度の総所得の人まで確定申告すると所得税が戻ってくる。僕の場合は総所得=配当所得の金額が基礎控除額にも満たないのでとうぜん所得税は全然かからないので源泉徴収されていた所得税が全額戻ってくるが、総所得金額が控除額合計よりも多くて課税所得のある人でも戻ってくる人がいる。それは配当控除というものがあるからだ。配当控除とは税の二重課税を防ぐという目的のためあるとされている。つまり株の配当というものは会社が利益をだして法人税を納税したあとに株主に配当するものだ。そのためそれに再度課税することは二重課税になりかねないので配当所得の10%をその人の税額から差し引くというものだ。

ところで僕が税務事務をやっていたころは、配当から源泉徴収されたのは10%の所得税だけだった。いまは所得税が7%で住民税が3%だ。そこで僕は考えた。ひょっとしたら住民税ももどってくるのかしら。しかしそれはダメみたい。住民税が減額となるのはもとの住民税額を限度とするらしい。つまり最大住民税額が0になる人はいても、還付される人はいないことになる。