セレンディピティ日記

読んでいる本、見たドラマなどからちょっと脱線して思いついたことを記録します。

新しいスキャナーと『ダンダリン』

2013-10-10 15:29:37 | Weblog

スキャナーを替えてどうだったかの報告をしたければならないなあ。キヤノンのDRC125はすごくいい。でも購入したAmazonに評価を書き込むことはできない。そのわけは、今まで使っていたエプソンの旧型スキャナーとは比較できるが最新型のいろんな機種の性能はわからないことと、マニュアルを研究したわけでないからこのDR-C125自体の最大限の性能はまだ知らないからだ。とにかくまず使い始めて徐々にいろんな機能に気づいていくのが僕の流儀だ。だからOCR機能もまだ使っていない。

DR-C125を使って一番いいことは、スキャンの途中でも編集ができることだ。スキャンの途中でページの欠損や折れ曲がりを気づいたときもその場で該当ページ再度スキャンして差し入れたり入れ替えたりできる。スキャン中のページの様子はほぼ同時にパソコン画面に表示されるからすぐ気がつける。これが以前のスキャナーだと編集画面は全ページを読み取った後しか出てこないので追加や差し替えなどの修正はPDF化した後にPDF編集ソフトを使うしかなく手間がかかる。

今DR-C125はカラーで使っている。理由は当初設定がカラーになっていたことと、通常画面にはカラーしか選択肢がないこと。よく調べれば白黒にすることもできるだろうが、以前やっていた雑誌のカラーページと白黒ページのスキャン方法の切り替えとか、同じ白黒でも写真のあるページと薄汚れた紙の印字の区別とかが面倒だったのでカラー一本のままで行くことにした。カラーだとデータ量が大きくなるがiPadに全て取り込むことはすでにあきらめているからそれで不都合はない。

DR-C125は重送防止機能がある。完璧ではないがほぼ信頼している。以前では機械にかけた枚数とスキャンできたページ数を比較して重送がないか調べていたか、このDR-C125でも時々スキャンできた数が足りないことがある。でもそれは重送ではない。スキャナーが白紙のページを読み取ってスキャンから外しているのだ。つまりただ単に画面を写真のように写しているのではなく中身も見ているのだ。僕は前のスキャナーのときも白紙のページは編集の時にも削っていたのでこれでよい。驚くべきことに横文字も認識している。翻訳本などでは参考文献のページでは英語の書名が立て列に並んでいるが、スキャンした画面は英語表記が読めるようにそのページのみ180度横になっている。僕としては一冊の本の一部なので編集で元にもどすけど。OCRは使っていないが通常のスキャンする時からOCR機能は使われているようだ。

排紙方法もすぐ慣れてこの方がよい。小型で価格も安いのでショボイかもしれないと思ったが、どうしてどうしてもう手放せない。もっと早くこの機械にすれば良かった。

ところで昨日のテレビドラマ『ダンダリン・労働基準監督官』は破格の公務員ドラマで面白い。時間帯が『リーガルハイ』と重なるので、僕は今日になってからビデオ録画でみた。主人公のダンダリン(竹内結子)が時々唸るのは署長役の俳優が浅野史郎なのに関係あるかな。『ダンダリン』に比べると『リーガルハイ』が薄っぺらに思える。来週はビデオと同時視聴を逆にしよう。でもノンキャリ公務員なんて破格でなければドラマにならないかもしれないなあ。生活保護のセースワーカーなら破格でなくても人生ドラマでいけるかも。でもスカッとしたドラマにはならない。逆にキャリア官僚は破格でなくてもドラマになるかもしれないが嘘偽り、つまり虚仮のドラマになる。官僚が主導して日本経済が発展したのではなく官僚の規制や妨害・お節介にもかかわらず発展したのが真実。ホンダを見よ。

話は戻って、僕として『リーガルハイ』より『ダンダリン』の方が興味深い。しかし公務員には『ダンダリン』に反感を覚える人と憧れる人の二種類に分けられるかもしれない。


スキャナーの買い替え

2013-10-01 20:07:16 | Weblog

スキャナーが故障した。

ところで、仲間由紀恵主演の金曜日のテレビドラマ『人生がときめく片づけの魔法』で「本を片づけるときは中を見てはいけない。中を見ると必要かどうかで判断してしまい、ときめくかをどうかで判断しなくなる」なんてことを言っていたね。まるっきり陽明学的だなあ。でも僕は本の片付けはスキャナーによるPDF化を選んだ。物体としての本が無くなるので一面では究極の片づけ。だけど本当に必要になる文献も膨大なデータのなかに埋れてわからなくなってしまうかもしれない。しかしながらPDF化する数を絞れないのはどの本も「いつか必要になる時が来るかもしれない」という気があるからだろう。片づけのプロからは「そのいつかは永遠にきません」と言われそうだ。

でも多量に本をPDF化してもその海のなかから必要なデータを容易に探し出す方法がないわけではない。AmasonのKindleストアから電子書籍で買った『「自炊」のすすめ』には、スキャンすると同時にOCMデータを作ると必要な言葉を簡単に検索できると書いてある。でもスキャンだけでも手一杯なのにOCMなんてとてもとても。正しく読みとれているかの確認が必要かもとを考えると何倍もの手間がかかる気がしていた。

それはさておき、いま喫緊の問題スキャナーが故障したことだ。だからしばらく自炊作業は中止。故障は今までのように動かなくなるというものではない。スキャンした後のPDFに縦線が入るようになった。線が入るのは両面スキャンしたとき裏面にあたるページ。実は今まで縦線が入るようになることはしばしばあったがそれは故障ではなく読み取り窓のカラス面に汚れがついたためで拭き取れば元に戻った。しかし今回はガラス面を拭いても治らないし、ガラス面をよく見ても汚れているようには見えない。だから直すには修理に出すしかない。以前線が入っても汚れと気づかなかった時は線の入ったPDFをそのままiPadのライブラリーにしたこともあったが、その時は線がそんなに太くなく読むのに支障がなかった。しかし今回は割と太い。以前はシャープペンシルの線くらいたが、今回は黒い色鉛筆ぐらい。読めないことはないがかなり気にかかる。しかし修理に出すと一万円前後かかると思う。メーカー(エプソン)は読み取り装置部分を取り替えることで修理すると思う。そこで思うのは修理に出すより新品を購入した方が良いのではないかということ。当面の出費で見ると修理の方安いはずだ。また今の機械は使い慣れているという点もある。

でも、1.スキャナー自体が老朽化してこれからも故障する頻度が多くなる可能性。2.新製品の性能が向上していて修理費と購入費の差額以上の価値があるかもしれない。3.修理に時間がかかりその間自炊ができない。これらの3点は当然に考慮しなければならない。結局、新製品を買うことにした。いままでと同じスキャナー(ES-D200)はエプソンの販売ラインから消えているが、Amazonからなら買うこともできるが、金額の安さと使い慣れている以外はメリットがなく、第一同じ機械を2台も買うのは馬鹿らしい気がする。そこで残るのは同じエプソンの後継機を買うのか他のメーカーの物を買うのかということ。エプソンの後継機は操作があまり違わないと思うから使い慣れていることが利点である。しかし先日エイデンの移転新築した名古屋駅前店に行って見たがエプソンの後継機はなかった。これは近日中にさらに新型機が出る前触れかな?エイデンのセールのチラシには富士通のスキャナーが目玉商品で載っていた。あの大きな売り場にはシート型のスキャナーはその富士通のものだけでエプソンもキヤノンもなかった。Amazonを見るとエプソンと富士通のほかにブラザーとパナソニックもシート型のスキャナーをだしていた。ブラザーは安くて地元だというわけではないが冒険するものを応援したくなるが性能がよくわからない。性能がよくわからないのはパナソニックも同じ。それなのにキヤノンのDR-C125はAmazonに詳しく説明がしてある。この差はなんだ?

それはさておき、結局AmazonでこのDR-125を注文した。その理由はここで先のOCMにもどるのだがDR-125は同時にOCMも取れるらしい。また重送迎を防止する機能があるらしい。重送を探知する機能はどこの機種にもあるが防止機能はあまり聞かない。重送の原因は裁断したページの隅に製本時の接着が残っていると場合と紙自体の質による相性でピッタリくっついてくる場合がある。接着の場合注意して剥がせばよいが、紙の質の場合は一枚一枚離れているのに重ねて機械にかけるとくっついて出てくる。これがかなりの手間。一枚一枚手で差し込むか、一度全部スキャナーにかけてあとから欠けているページを見つけてその部分だけをスキャナーしたものをPDF編集ソフトで差し込むかしかない。重送がなければ15分で済むものが1時間以上かかることがある。

じつは DR-C125はさっき届いた。オンラインで頼むと手間いらずの上早いし現金が手元に無くてよいからすごく便利だが、困る点は修理だな。修理ではないが電動アシスト自転車の時は防犯登録ができなかった。大元の警察に行けば良いだろうと地元の警察署へ行ったら販売店でしかできないといわれた。なんか変。修理といえば保証期間が過ぎた全自動麻雀卓は製作所の本社と出張所が他府県なので修理に来てもらえば出張費用が高くつくとびびってまだ修理してない。

ともかく車でよく行く区内のヤマダ電機においてない可能性が高いのでAmazonで注文した。今日から自炊を再開。縦型で排紙を回収する場所を取らないのも利点だ。でも差し込めるのが30枚なのでちょっと少ないというか半端。前の機械は普通の本なら50枚、文庫本なら100枚入ったのでそれぞれ100ページ、200ページ重送なしでOKとして先にすすめた。