salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

根拠のない自信、いいじゃない!

2005-05-12 21:05:17 | 作詞
今日は作詞コンペのしめきり。
夕べの段階でだいたい仕上がっていたけれど
なぜかコンペしめきり前日の夜は、ひよこが大泣きする。
私の緊張が伝わるんだろうか??

でも、子どもがいても、なんとか作詞はできること、実感しつつある。
以前作詞家のM先生(ジャニーズなんかを書いている)と話していて
「片方で子どもをあやしながら詞を書いたこともある」って言ってたし。

いつものことだけど、コンペの発注があると
しめきりはだいたい翌日か2日後。
大御所作詞家ならともかく、コンペみたいに
プロアマ合わせてたくさん声かけて作品を集める場合は
しめきりはこんな感じなんだろう。

今回のコンペ、すっごい取りたい!
詳しいアーティストや内容は、一応守秘義務があって明かせないけれど
私が書きたい路線、年齢層に向けたもの。
ここのところのコンペ、アイドルや10代向けが多くて
ちょっとムリしてカワイコぶったりしてたけれど
(それはそれで楽しいんだけどねー)
今回は等身大で書けて嬉しかった。
チャンスをもらったことに、感謝。
納得いくものが書けた。

ただ、自分の手応えと人の評価が違うことも
これまでのコンペで実感しているし
1週間連絡がなければ、落ちたのねって思うようにしている。
いつまでも結果を引きずっていたら、身が持たない。
けれど、曲がリリースされてから見本が届いて、自分の詞が歌われていて
「あ、通ったんだ」って初めて気づくこともあるらしい。
音楽業界って、そんな感じみたい。

ちょうど今日の『スタジオパーク』(NHKのトーク番組)に
作詞家の秋元康さんが出演していて
「根拠のない自信は大切」って言っていた。
「根拠があると、それが崩れたとき、ダメになってしまうから」と。
そう、そうだよね!
私、厚かましいくらい、根拠のない自信だらけ。
じゃなきゃ、とっくに作詞家なんてあきらめてるよ。

秋元さん、美空ひばりさんの『川の流れのように』を書く前
美空さんの詞を書きたくて、企画書を出したそうだ。
実績のあるプロだって、地道な作業をしているんだから
私だって、ラクしてプロになろう、なんて思っちゃいけない。
根拠のない自信、そして努力を惜しまない情熱があれば、続けられる。

ということで、根拠はないんだけど
今回のコンペ、通るかも~(これぞ、根拠のない自信)!
そしてたとえ通らなくても、私の情熱は消えない!

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