salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

秘密基地的カフェ

2006-03-28 23:15:34 | カフェ
先週行ったカフェ。

池尻から山手通りをまっすぐ、中目黒まで。
以前、このあたりに用事があってよく歩いた道。
バスに乗ってもいいんだけど、歩くのが好きだった。
目黒川の桜が、ちらほら咲き出していた。
また春が来る。

以前から気になっていたカフェがあった。
山手通りから少し入ったところにあって
看板やメニューボードが出てはいるんだけど
色のついたすりガラスのトビラが
中の様子をまったくといっていいほどうかがわせない
小さなお店。
妙に惹かれるんだけど、すごく入りにくい。
入ったら知らない世界に行きそうな、そんな雰囲気。

約1年ぶりにこの近くに来て
またしばらく、というか、行こうと決めないと
この辺りはあんまり来ないだろうな。
そんな思いもあって
迷って迷って、そっとトビラを押してみた。

立て付けの悪いトビラを押すと、派手な内装
そして、お香の香り。
やっぱなんかマズイの??

と思ったら、きれいな店員さんに
フレンドリーに招き入れられる。
狭い(10畳くらい??)店内。
カウンター席以外は、テーブル席とソファ席がひとつずつ。
ひとりだし、テーブルでいいか、と思ったら
「ソファのほうへどうぞ」
と、店員さんに言われ、お言葉に甘えてソファへ。

小さなお店だけど、メニューは充実。
おもわず、ふだんは飲まない「ラッシー」を注文。
あと、チーズケーキも。

カウンターの奥で準備してくれている気配を感じながら
店内をキョロキョロ。
なんだか、インテリア好き、お料理好きの友達の部屋に
悩み相談しに突然お邪魔したみたいな感覚。
なんだかホッとする。

よくカフェの紹介で
「友人の家でくつろいでいるような雰囲気」
とかって書かれていても
実際はこじゃれていて、そんなイメージではない店も多い。
でもここは、本当に友達の部屋みたい。

ラッシー(はちみつ入り)もケーキも
手作りのやさしさで、これまた友人部屋っぽさを演出。

もしかして、あの外観の入りにくさって、わざと?
食べながら、そんな気持ちになる。
誰でもウェルカム、っていうより
よかったら寄っていって、って感じ。
まっすぐ帰りたくない日とか、ね。
そんなやさしさを感じた。

ちょっと秘密めいた(決して怪しくはない)
ひっそりとそこにあるカフェ。
あえて店名は出しませんが
ヒントは、「ブックオフ」「J」。
探してみて、縁があれば、入ってみるといいかも。
ただし、大人数では入れないです。

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