物語は結局、現実を超えない、というか
現実のほうがすごすぎて
物語を追い越してしまうようなことが
世の中にはいろいろありますね。
けれど物語には力がある。
心を動かす、信じる、立ち上がる、歩き出す、
願う、抱きしめる。
そんな力があると思うのです。
物語、とは小説に限らず、音楽や絵画や
写真や映像、そして一人一人の人生にある。
なんて、書いてみたけれど
これ、明日読み直したら恥ずかしいだろうな。
でも、本当にそう思うのですよ。
今、NHKでドラマ化されている
『八日目の蝉』
(角田光代・著 中央公論新社)を
少し前に読みました。
で、テレビも見ています。
さっきも泣きました。
全力で走る壇れいに抱っこされて
揺れている赤ちゃん見るだけで
いろんな意味で泣けてくるよ。
簡単にいえば
不倫相手の家に生まれた子どもを
さらって逃げて
世間から隠れて生きる女性の人生。
そして成人したその子の物語。
主人公の人生に関わってくる
それぞれに悲しみを抱えた女性たち。
みんな悲しみでつながっている。
主人公希和子と薫も。
血のつながりより、魂で、悲しみでつながっている。
全編を通して、祈りの気持ちが紡がれているように
感じた。
そして、読み進めながら
願ってはいけないことを願ってしまう。
そんな話です。
八日目の蝉、悲しみよりも
希望をその目にうつしてほしい。
ドラマはとてもわかりやすく作られているけれど
やはり小説を超えない、のかな。
小説のラストシーンは、悲しく、美しく、
希望を感じます。
物語の力を感じます。
ドラマの残り3回に期待。
また泣くな。

現実のほうがすごすぎて
物語を追い越してしまうようなことが
世の中にはいろいろありますね。
けれど物語には力がある。
心を動かす、信じる、立ち上がる、歩き出す、
願う、抱きしめる。
そんな力があると思うのです。
物語、とは小説に限らず、音楽や絵画や
写真や映像、そして一人一人の人生にある。
なんて、書いてみたけれど
これ、明日読み直したら恥ずかしいだろうな。
でも、本当にそう思うのですよ。
今、NHKでドラマ化されている
『八日目の蝉』
(角田光代・著 中央公論新社)を
少し前に読みました。
で、テレビも見ています。
さっきも泣きました。
全力で走る壇れいに抱っこされて
揺れている赤ちゃん見るだけで
いろんな意味で泣けてくるよ。
簡単にいえば
不倫相手の家に生まれた子どもを
さらって逃げて
世間から隠れて生きる女性の人生。
そして成人したその子の物語。
主人公の人生に関わってくる
それぞれに悲しみを抱えた女性たち。
みんな悲しみでつながっている。
主人公希和子と薫も。
血のつながりより、魂で、悲しみでつながっている。
全編を通して、祈りの気持ちが紡がれているように
感じた。
そして、読み進めながら
願ってはいけないことを願ってしまう。
そんな話です。
八日目の蝉、悲しみよりも
希望をその目にうつしてほしい。
ドラマはとてもわかりやすく作られているけれど
やはり小説を超えない、のかな。
小説のラストシーンは、悲しく、美しく、
希望を感じます。
物語の力を感じます。
ドラマの残り3回に期待。
また泣くな。

