どうやら北朝鮮ミサイル問題について国連安保理は日米の制裁決議案と中露の非難決議案のあいだのどこかで折り合いが付きそうである。まずはけっこうなことだ。
以下は2ちゃんねる某スレッドからの引用。
現実的・中長期的に見ればたぶんそういうことである。
例によってマスコミや野党は「小泉外交の失敗」を叫ぶだろうけれど、いくらなんでも無理じゃないかと心配してしまう。
アンチ小泉からアンチ安倍にシフトしつつある世に倦む人は「安倍晋三と麻生太郎の無能な強硬外交の失敗である」と断じておられるけれど、いつもながら本当にユニークなものの見方だと感心する。「金正日の無能な強硬外交の失敗」という発想はなぜか出てこないらしい。
以下は2ちゃんねる某スレッドからの引用。
285 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん[sage] 投稿日:2006/07/14(金) 19:19:45 ID:hJlahE0O
ttp://www.strategypage.com/htmw/htwin/articles/20060714.aspx
North Korean Missile Victories
July 14, 2006
ストラテジー・ページ:北朝鮮ミサイル乱射で、勝者と敗者は?
By Harold C. Hutchison
北朝鮮が7機のミサイルを乱射した事件の勝者と敗者が、今や明確になった。勝者はアメリカ、日本、副次的に台湾で、敗者は北朝鮮、韓国、中国である。
テポドン2は1分も飛行せずに故障して破壊されたが、これは北朝鮮のミサイル技術に重大な疑念を抱かせるもので、北朝鮮のミサイル商売に悪影響があり、アメリカのミサイル防衛に時間的猶予を与える。テポドン2の失敗で、アメリカは従来以上に積極的に、経済・外交・政治圧力を北朝鮮にかけることが出来る。この事件を契機に、対策をかねて日米同盟が更に強化されることになった。
日本は1998年のテポドン1と同じく、戦後の時代にあって稀な国家安全保障上の危機を経験し、防衛力の見直しや強化の機運が生まれた。北朝鮮のミサイルの脅威に対抗すべく日米同盟が更に強化され、これは何よりも台湾にとって朗報である。アメリカの第7艦隊は充分強力であるがそれに加えて日本の海上自衛隊がスクラムを組む体制が出来つつあり、この連合は世界無敵である。
敗者の筆頭は勿論北朝鮮の金正日である。テポドン2失敗でインターネットには金正日を笑いものにする様々な作品が飛び交っていて人気絶頂の道化師のようである。北朝鮮最大の輸出品であるミサイルの信用失墜は大きなショックである。
敗者の第二は韓国で、北朝鮮に無定見に追従するアンチアメリカの政府に疑問が呈されている。そうした韓国政府の態度が在韓米軍撤退を早めかねない。敗者の最後は中国なのだが、中国の失ったものは甚だ大きい。中国は北朝鮮を指導・管理する能力が殆ど無いことを露呈した。これは駐米関係にも悪影響を及ぼす要素である。そして、先に述べたように台湾への軍事侵攻を考えるにあたって今や中国は第七艦隊と自衛隊の連合軍を想定しなくてはならない。この体制では中国側には勝利のチャンスはゼロである。
China now faces the prospect of not just facing the Seventh Fleet should the situation with Taiwan degenerate into a war, but the Japanese Maritime Self-Defense Force as well.
China might have an outside chance against one of those maritime forces, but against both,
the chances are virtually zero.
現実的・中長期的に見ればたぶんそういうことである。
例によってマスコミや野党は「小泉外交の失敗」を叫ぶだろうけれど、いくらなんでも無理じゃないかと心配してしまう。
アンチ小泉からアンチ安倍にシフトしつつある世に倦む人は「安倍晋三と麻生太郎の無能な強硬外交の失敗である」と断じておられるけれど、いつもながら本当にユニークなものの見方だと感心する。「金正日の無能な強硬外交の失敗」という発想はなぜか出てこないらしい。
私も現在日本の外交戦略はこれで良いと思っております。
マスコミによる、誰のための、何のための戦略なのか全く不明で無意味な論が多すぎると感じています。玄倉川氏の明快なスタンスと論旨に胸がすく思いがいたしております。
これからも玄倉川氏のご健闘、ご健勝を祈念いたします。
同じくウォッチャーですので私もへーそうなんだ(笑)と納得してい.....ませんでした。
強硬策にでたのはテポドン発射した方じゃあと思っていましたから。
さいきん特に思うのですが、妙に彼の論理が飛びすぎではないかと思うのです。体調が悪いのかな?
今でも2ちゃんには半プロとしてアンチ安倍ブログとして揚げられてるんで、そういった経路での一定のアクセスはあるのかも知れないですが、もはや動物園で珍獣を見るような気分で覗く方が多いと思います。
修飾語を除けば昔から半世紀昔のアジテーションを繰り広げてるとしか読めません。
コピペしただけなので、お褒めいただいても困ります。
>テツさん
常識や論理に囚われない発想が魅力的なのです。
>chi1969jpさん
マスコミで活躍する「識者」にも似たような人が多いです。
肝心の非難決議に関してもサミットに関しても意識が完全に飛んでイスタンブール状態で、懐かしい庄野真代がバックコーラスしてるかと思いギャフンとしましたよ。
にしても昔は中共に関った方の羽振りというか視察は華々しかったのですね。