玄倉川の岸辺

悪行に報いがあるとは限りませんが、愚行の報いから逃れるのは難しいようです

恥知らずな鳩

2010年05月05日 | 政治・外交
鳩山総理の沖縄訪問の体たらくを見て本当にあきれ果てた。

これまでは基地問題の複雑さと沖縄県民の心情を慮ってなるべく批判を避けてきた。
「できれば海外、最低でも県外」の安請け合いに大いに不安を覚えたけれど、ジョークの形で疑問を示すだけにとどめた。「腹案」とやらにまったく期待できなかったけれど、最初からダメだの無理だの決め付けたくなかったので総理が本音を明らかにするのを待っていた。だが、もはやどうしようもない。

【首相訪沖】首相「海兵隊が抑止力と思わなかった」 - MSN産経ニュース
 鳩山由紀夫首相は4日、米軍普天間飛行場の移設問題に関し「昨年の衆院選当時は、海兵隊が抑止力として沖縄に存在しなければならないとは思っていなかった。学べば学ぶほど(海兵隊の各部隊が)連携し抑止力を維持していることが分かった」と記者団に述べた。

「最低でも県外」党の考えではない…首相 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場移設問題で、同県を訪問中の鳩山首相は4日午後、移設先について「最低でも県外」と発言したことについて、「公約というのは選挙時の党の考えということになる。私自身の代表としての発言だ」と述べ、党の公約ではないとの考えを示した。

首相、沖縄負担軽減で米の理解度疑問視?発言 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 鳩山首相は沖縄県宜野湾市で開いた4日の住民との対話集会で、沖縄の基地負担の軽減について、「オバマ大統領として、あるいは米国がどこまで理解しているか、まだ判断がつかない」と発言した。

あごが外れそうになった。まったくバカじゃなかろうか。いや、バカにもほどがある。
鳩山総理は無知にして無恥、無能で無責任きわまる夢想家だ。
いやしくも内閣総理大臣を侮辱的なあだ名で呼ぶのは下品なことだと思っていたけれど、鳩山氏自らloopyぶりを余すところなく見せ付けるようではそれも空しい。私はもはや鳩山総理をルーピー呼ばわりするのを躊躇しない。


参考
普天間、善意による混迷 - リアリズムと防衛を学ぶ
鳩山さんが首相であり続けることが国家安全保障上の問題: 極東ブログ
鳩山総理の沖縄訪問でハッキリしたこと|小泉進次郎オフィシャルブログ


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