黒古一夫BLOG

文学と徒然なる日常を綴ったBLOG

あったという間に、3月も終わり。

2007-03-19 17:46:59 | 近況
 年が明けたと思ったら、あっという間に3月も終わりに近づいてきてしまいました。大学の教師にとって、1月、2月は「師走」だという同僚の言葉が身にしみた2ヶ月でした。卒業論文の審査、修士論文の手入れ、そして様々な書類作成。
 そんな業務に輪をかけたのが、博士課程の山川恭子さんが手がけてきた「戦前期サンデー毎日・総目次」(全3巻・75000円・ゆまに書房刊)の仕上げ。監修者としてほっとくわけにもいかず、「序」を書き、全部で20年以上にわたる「サンデー毎日」の目次を点検し、さらには版元からの要請で「索引」まで目を通す羽目になったので、忙しさが倍加した感じがしたのかもしれません。「サンデー毎日」の仕事は、昨年刊行した「戦前期週刊朝日・総目次」と対になる仕事で、これまでだれも手をつけなかった週刊誌メディアの全体がこれでわかるようになるものです。本質的にいい仕事で、しんどかったけれど、完成したことを監修者として喜んでいます。
 それに、2月から群馬県大泉町の図書館が主催する「読書講座」(全4回)を務めたのも、疲労を増した原因かもしれません。1回1時間半という約束ですが、参加者が気持ちのいい人ばかりでしたので、ついつい時間を忘れ、毎回3時間ぐらい話をしてしまいました。取り上げた作家と作品は、第1回「ノルウエイの森」(村上春樹)、第2回「太陽の子」(灰谷健次郎)・「水滴」(目取真俊)、第4回「懐かしい年への手紙」(大江健三郎)。
 読書とは何か、という問いに答える形で昨年秋山本順一先生と共編で「読書と豊かな人間性」(学文社)の原稿を80枚ほど書いたことの実践編として前から頼まれていた大泉図書館で「読書講座」を実施したのです。
 さらに付け加えれば、ようやく自宅にネットを入れました(このブログは家で書いています)。これからはまめにブログが書けるのではないかと思っています。ご期待ください。
 疲れたので、また明日。

あったという間に、3月も終わり。

2007-03-19 17:46:51 | 近況
 年が明けたと思ったら、あっという間に3月も終わりに近づいてきてしまいました。大学の教師にとって、1月、2月は「師走」だという同僚の言葉が身にしみた2ヶ月でした。卒業論文の審査、修士論文の手入れ、そして様々な書類作成。
 そんな業務に輪をかけたのが、博士課程の山川恭子さんが手がけてきた「戦前期サンデー毎日・総目次」(全3巻・75000円・ゆまに書房刊)の仕上げ。監修者としてほっとくわけにもいかず、「序」を書き、全部で20年以上にわたる「サンデー毎日」の目次を点検し、さらには版元からの要請で「索引」まで目を通す羽目になったので、忙しさが倍加した感じがしたのかもしれません。「サンデー毎日」の仕事は、昨年刊行した「戦前期週刊朝日・総目次」と対になる仕事で、これまでだれも手をつけなかった週刊誌メディアの全体がこれでわかるようになるものです。本質的にいい仕事で、しんどかったけれど、完成したことを監修者として喜んでいます。
 それに、2月から群馬県大泉町の図書館が主催する「読書講座」(全4回)を務めたのも、疲労を増した原因かもしれません。1回1時間半という約束ですが、参加者が気持ちのいい人ばかりでしたので、ついつい時間を忘れ、毎回3時間ぐらい話をしてしまいました。取り上げた作家と作品は、第1回「ノルウエイの森」(村上春樹)、第2回「太陽の子」(灰谷健次郎)・「水滴」(目取真俊)、第4回「懐かしい年への手紙」(大江健三郎)。
 読書とは何か、という問いに答える形で昨年秋山本順一先生と共編で「読書と豊かな人間性」(学文社)の原稿を80枚ほど書いたことの実践編として前から頼まれていた大泉図書館で「読書講座」を実施したのです。
 さらに付け加えれば、ようやく自宅にネットを入れました(このブログは家で書いています)。これからはまめにブログが書けるのではないかと思っています。ご期待ください。
 疲れたので、また明日。