日本史学習拾遺

日本史よもやま話、授業の補足、学習方法

センター試験 そして生涯学習

2018-01-14 14:34:44 | 受験
センター試験が昨日今日とあって、今の勤務校でもチャレンジしている生徒がいます。昨日地歴が終わったので、一段落です。理系の人はまだ今日も試験が続いていますが、私が関わっている生徒は終わったことと思います。お疲れさまでした。

私も大学受験生と関わるのは久々で、「大予想」といった大風呂敷は広げられませんでした。米騒動(1918)から100年、ということで、そのあたりの時代のことが出るかなと考えておりました。米騒動そのものは出ませんでしたが、大正デモクラシーのあたりの出題はたくさん出ました(※追記:日本史Aの方に米騒動出てましたね。Bしか見ていませんでした。)。2年生の授業でやったこと・これからやる所がいっぱい出ています。

センター試験は難しくはありませんが、文章をよく読んで、勘違いなどのミスをしないように慎重に解答する必要があります。

センター試験を受けておけば、その結果を使って、出願するだけで合格できる大学もたくさんありますので、有効に結果を活用してください。
センター試験の結果+私大の試験を受けて合格したという事例もあります。例えば英語のリスニングの成績がよかった人が、それを活用して合格、ということもありました。

現役生はまだまだこの時期も伸びる、といわれます。3月まであきらめずに、志望校合格を目指して勉強を続けてください。

・・・と書いても、最近では読者に受験生がどれだけいるのかも謎ですが、一応まとめておきます。

さて、ここからは私ごとですが、めでたく「博物館経営論」のレポートができあがり、先ほどメールで提出してしまいました。非常に難航しましたので、ものすごくすっきりしてうれしいです!学芸員資格課程のことにかかわらず、もろもろについて新年から明るい展望が開けたような気分です。

博物館経営論は、こちらによく来てくださる普通検索観音さんのコメントでヒントを得て、おかげさまでまとまりました。だらだらと内容を書き連ねていたのですが、結論がうまく書けず、結論が書けたとたん、だらだらしていたものをどんどん削って、すぐできました。不完全な感じはするのですが、とりあえず不合格でもいいから一回手元から離してしまえ、と思いまして。

本当は、おととしの記事をまた書こうと書き始めていたのですが、あまりいろいろ一つの記事にまとめて書くとよくないかなと思いまして、ここまでにとどめておきます。今日のうちにもう一つアップするかもしれません。


写真は、2015年1月12日、奈良大通信教育のスクーリング・文化財学演習1のポスターセッションの時のものです。もう、まる3年前??なつかしいです。当時は、自分が卒論でやりたいことをまとめるためにわくわくしていました。

冬の奈良のスクーリングは、どんよりとした曇り空の日もあって、寒くて、たまに大粒の雪が降ってきたりもするのですが、勉強する内容も、奈良の地を散策することも、わくわくがつまっていました。だから、今でも、冬の暗い曇天であっても、奈良の空を思い出し、あのわくわく感がわき上がってくるような時があり、また奈良に勉強に行きたいなあ、と思ったりするこの頃です。

この記事の前半は、高校生の大学入試の話題でしたが、18歳で大学に入学するばかりでなく、この写真のように、何歳になっても、大学で学ぶ機会は開かれているのです。何歳になっても、勉強したいなあ、と思ったその時、このような学びの場を選択して飛び込んでみるのもよいことです。道は一本しかない、と思いつめず、自分のペースで、学びの道を歩いて行きましょう。

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