日本史学習拾遺

日本史よもやま話、授業の補足、学習方法

今年は女子大生やってます・・・

2014-10-05 23:42:14 | 大学通信 全般
そういえば、今年4月から、大学の通信教育の学部に3年生として編入したのをここでちゃんとお知らせしていなかったようですね。

去年から定時制高校に勤務するようになり、勉強するための時間がたくさんできたものですから、ここにいる間に猛勉強しよう!と思っていました。

私は大学では文献史学をやっていて、考古学には興味がありませんでした。しかし、以前にも書いたように、飛鳥時代より前の、古墳時代以前に興味がわいてきて、去年から多くの本を読んで来ました。そうしている間に、その時代を解明するためには、文献史学も、考古学も、神話伝承も、民俗学も(さらには国文学も)、総合して研究しなければいけないなあということが実感されてきたのです。

自分が勉強したい部分は、やはり、考古学的な「モノ」に関わる知見も必要で、しかし、今まで全然教わったこともないし、これから首を突っ込むのは、「今や遅し」かなとも思いました。
でも、現在籍を置いている大学の通信教育部ならば、

(1) スクーリングで何度も私の好きな奈良に行ける
(2) 考古学を(気軽に)勉強できる

という理由で、いいんじゃないか、と思ったのです。
考古学ができる通信教育の大学は少ないですし、あっても、東京だとあまり意味がないというか、それなら通信じゃなくて通学すればいいし、ということになります。

そういうわけで、3年次に編入して、2年間で卒業を目指すことにしました。
通信教育課程は、思っていたより大変です。レポートを書いて、合格したら、次は筆記試験を受けて合格しなければなりません。
4月からこれまでレポート8本・原稿用紙にして90枚近く書きました。試験も3回受けて来週4回目です。
今日も試験準備でひーこら勉強していました。どの科目の勉強も、直接間接に自分のためになっています。
なんだかんだ言って、それなりに勉強する時間が作れるのはありがたいです。

夏休みには、奈良に2回行くことができ、満足です。

というわけで、今年からいい齢をして「女子大生」やってます。学割もたまに使う機会があり、Amazon studentも利用しています。学生の身分をそれなりに利用したいと思っています。

一応、新たな母校の写真です。校舎が完成した時期からいって、バブリーな雰囲気が漂っています。





通信教育部の学生さんは、男性は定年退職後以上の年代の方がほとんど、女性は若い人から年配の方まで、結構ばらつきがあります。いずれにせよ、何歳になってからでも、やる気・熱意があれば勉強を始めるのは大丈夫ですよ、ということは言えると思います。

それでは、今日はこのへんで。
次回は、もう少しスクーリングの時の様子などをご紹介できればと思っています。

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