まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

ヒメツルソバの紅葉

2016年10月27日 | 日記

ピンク色の可愛らしい花です。
何かに似ているなあといろいろ考えていたら
お菓子の金平糖そっくりです。

ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)と言います。
ソバの花に似ていることからその名がついたそうです。
安曇野の草原に咲くソバの花は可憐ですが
この花もなかなかいいですねえ。
でも、咲いているのは草原ではありません。

近くを流れる川の護岸に
ビッシリと隙間なく生い茂っていました。
護岸はコンクリートですからもの凄い生命力ですねえ。
ほとんど「野性化」しています。

もともとはヒマラヤ原産と聞きます。
日本に伝わったのは明治時代。
岩場の多いロックガーデンに植えるためだったそうで
そもそも強い植物だったのでしょうね。
タデ(蓼)科の植物です。
蓼は独特な辛味があって薬味や刺身のつまに使われますが
わざわざそんな辛い草を好んで食べる虫もいて
「タデ食う虫も好きずき」という諺が生まれました。
虫だけでなく人間も同じですね。



実はわが家のベランダにも
以前からヒメツルソバの花が咲いています。
どこから飛んで来たのか・・・
うーん、その繁殖力は感動的ですらありますねえ。
見れば葉っぱの紅葉が始まっていますよ。
今年は例年に比べて紅葉が遅れていると言いますが
ヒメツルソバの紅葉も味があります。

話は違いますが・・・
自民党は総裁任期を連続2期6年から
連続3期9年に延長する方針を固めたようです。
これだけ「安倍1強」時代が定着すると異を唱える声もなく
結局、ズルズルと押し切られてしまうのでしょうか。
私は「安倍人気」の理由が全くわかりません。
経済は依然としてデフレのままですし、規制改革もほとんど手つかず。
憲法改正最優先の危険極まりない総理大臣が
どうしてここまで支持されるのか?
これからさらに4年近くもこの人の顔を見るのかと思うと
何やら暗澹たる思いになって来ます。
確かに「タデ食う虫も好きずき」とは言いますが
国民の気持ちがわかりません。(笑)