まろの公園ライフ

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新宿御苑の秋~カップル編~

2016年10月22日 | 日記

フィンガー5の「学園天国」という歌があったが
新宿御苑はさながら「恋人天国」である。
得意のバックショットでその生態に迫ってみた。

プラタナスの木陰を歩くのは
真面目そうな日本人青年とポニーテールのヤンキー娘。
うーん、ヤンキーは差別用語かも知れない。
でも、外国人女性と堂々と付き合っている若者を見ると
日本人も偉くなったなあと頼もしく思ってしまう。
親密度は不明。

白人と黒人のカップルはめずらしい。
男性は身長が2メートル近い色白のノッポ君で
女性はスタイル抜群の美人。
褐色の肌が思わず見とれるほど美しかった。
互いにしっかりと手を握り合ってラブラブの雰囲気だった。
ひょっとして留学生どうしだろうか。

こちらも黒人と白人のカップルだ。
男性はダスティン・ホフマン似のインテリ風で
女性はホイットニー・ヒューストンを思わせるアフロヘア。
互いに写真を撮り合ったり、楽しそうにハグしたり・・
愛があれば肌の色なんか関係ねえ!
ってな感じだった。



やたらと外国人カップルに会う日だ。
このカップルは恋人なのか、ご夫婦なのか?
交わす言葉はロシア語だったような気がするが自信はない。
今年、訪日外国人は2000万人に迫る勢いとか。
空前の日本ブームと言っていいだろう。
かつての高度成長時代
日本人は大挙して海外旅行に出かけ行ったものだが
あれから幾星霜、今や立場は完全に逆転してしまったようだ。
若者は内にこもり、留学や海外赴任も人気がない。
勢いのある国が羨ましい。



桜の大木の下で語り合うカップル。
日本人カップルのようで思わずホッとしてしまった。(笑)
よく「夜目」「遠目」「傘の内」と言うが
カップルも遠めに眺める方が
いろいろと想像力がわいていいものである。



これは「子福桜」と言うそうです。
一つの花に1~3個の果実をつけることから子福桜。
仲良く寄り添う花がカップルに見えた。

カップルの熱気に当てられて
暑くなってきたので売店でソフトクリームを購入。
ソウフトクリームなんて何年ぶりだろうか。
甘くて、冷たくて、美味しかった!
新宿御苑滞在1時間半。
久しぶりに命の洗濯をしたような気分だった。