まろの公園ライフ

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大停電

2016年10月13日 | 日記

埼玉県新座市方面。
モクモクと立ち昇る黒煙が不気味です。
家人が自宅ベランダから撮ったスクープ写真です。

昨日、都内を大混乱に陥れた東電のケーブル火災事故。
異様な臭いが周囲に立ち込めて
家人は一瞬、テロかと思ったそうです。
時間は午後四時ちょっと前で
私はお掃除マンションの八階でまだ仕事中でしたが
突然、廊下の灯りが消えてエレベーターが停止。
下に降りられなくなってしまいました。
停電などめったにないので
住民がゾロゾロと部屋から出て来て大騒ぎでした。

  「兄ちゃん、どうなっているの!」
  「いつになったら電気が点くの?」

いやあ、私に聞かれもサッパリ・・・

私の住む練馬区はもちろん
都内に送電する地下ケーブルが燃えたため
58万軒という大停電が発生し完全なパニック状態に。
帰り道、自転車で走っていると
前方上空に黒煙が大きく立ち昇っているのが見えました。

火災現場は新座市の「野火止(のびどめ)」という地域で
江戸時代に開削された「野火止用水」という
防火のための水路が走っている場所です。
そんな場所で火災が起こるとは、本当にシャレにもなりません。

電車も停電で完全にストップ。
帰宅時間と重なったためにこれまた大混乱でした。
私の仕事仲間は電車通勤なので
おそらく足止めを食らったことでしょう。
こういう時はやっぱり人力(自転車)は便利ですねえ。



信号もほとんどが消えていました。
幹線道路の交差点ではパトカーが赤色灯を明滅させ
警察官が交通整理に追われていました。
そんな混乱を横目に私は愛車のチャリンコでスイスイ。
こういう事故が起こるたびに
大都市の「脆弱さ」が指摘されますが
たまには電気のない気楽さ、のびやかさもいいものです。(笑)
月に一回ぐらい「電気のない日」をつくったら・・・
なんて無責任なことを考えました。