まろの公園ライフ

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まろのアイドル初体験記

2016年10月05日 | 日記

私も遅ればせながら・・・
齢六十を超えてアイドルを初体験しました。
余計な世話を焼いてくれたのはご存じTプロデューサーです。

この可愛らしい女性を知っていますか?
上白石萌音(もね)ちゃんです。
いま大ヒット中のアニメ映画『君の名は。』で
ヒロインの宮水三葉を演じる若手ナンバーワンの実力派女優です。
私はまだ『君の名は。』観ていませんが
すでに観客動員が1000万人を突破したと言いますから
いやはや、すごい勢いですねえ!

萌音ちゃんは『ちはやふる』にも出演していました。
ヒロインの広瀬すずちゃんを向こうに回して
百人一首をこよなく愛するカルタ部の新入部員を演じていました。
ちょっともっさりした地味な役どころでしたが
その時の印象とはまったく違っています。

その萌音ちゃんが歌手デビューに先だって
単独ライブをすると言うので
おっとり刀で池袋サンシャインの噴水広場へ駆けつけました。
アイドル評論家のTプロデューサーが
入場整理券からサイン会の予約券、おまけにCDまで買って
招待してくれたので、正直、断り切れませんでした。
私をアイドル愛好家の仲間に引きずり込みたい
陰謀なのは承知しているのですが・・(笑)

萌音ちゃんの歌は素晴らしかったです。
萌音という名前は「音楽が好きな子に育ってほしい」と
ご両親が願いをこめて名づけたそうです。
実際、幼い頃から歌ばかりを歌っている少女で
声量が豊かな上に伸びやかで聴いていて迫力を感じます。
それに声に独特の「詩情」のようなものがあって
人を惹きつける魅力がありますねえ。
彼女の映画デビュー作は周防正行監督の「舞妓はレディ」ですが
監督が「日本のオードリー・ヘップバーンだ!」と
絶賛したのも大いに頷けます。



いま売り出し中の若手女優とあって
噴水広場は三階までぎっしり黒山の人だかりでした。
その様子を見上げながら
ああ、俺もついにアイドルオタクの仲間入りかと
ある種の感慨のようなものが・・・(苦笑)
うーん、まさかこの年になってサイン会の列に並ぶとは
嬉しいような悲しいような不思議な心境でした。



で、これが話題のCDです。
私が買ったのではなくTプロデューサーが用意してくれました。
ちゃんと萌音ちゃんのサインも入っています。
まだカバー曲だけのミニアルバムなのは仕方がないとしても
どんどんヒット曲を飛ばして
この日のライブがいつか「伝説」となるように
大いに頑張って欲しいものです。

一時間以上、立ちっぱなしだったので疲れました。
とりあえずビールで一服しなければ・・・