さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

日曜日は「VOICE07」ファイナルへ。

2007年01月20日 02時26分15秒 | HIV
てなわけで、今週末、
「NPO法人 ぷれいす東京Gay Friends for AIDS 」主催による
ライブイベント「VOICE07」が開催されます。

「ぷれいす東京」さんは、
HIVに関する相談や講演、予防啓発などの活動を行っていて、
ゲイの方なら一度は聞いたことのある名前かと思います。

感染を知ってからイベントを知り、一度は行ってみたいと
ずっと思っていましたが、ついに叶うことはないようで、
悲しいことに、今年で最後の開催だとか。

このイベントのそもそもの始まりは、1995年(?)に
新宿御苑のビプランシアター(←懐かしい!)で行われた
「おたのしみ演芸会」という催しだったそうです。

そのあたりの詳しい話は、
こちらのブログをどうぞお読みください。

「ピンクベアのポリざますっ!~Voiceに寄せて」
http://blog.livedoor.jp/pinkbear52/


ブログの記事の一部をご紹介すると、
ゲイ雑誌の編集長をされていたピンクベアさんは、この演奏会のお知らせを知り、
最初は小さな記事が書ける程度に見て早々に立ち去るつもりだったそうですが、
セクシャリティを隠さず歌い、演奏している様子に目頭が熱くなったそうです。
それまでゲイ雑誌編集長として、また感染者として1人で戦ってきたけれど、
みんなが絆をひとつにして、同じ目的に力を合わせている様子は、
こうしてみんながエイズ問題に対してたたかうことを意思表示を
してくれているようで、
気づいた時には涙を止めようがないくらい、声を上げて泣きそうになったそうです。

たぶん、エイズパニックを経験して感染を知った方々は、
その孤独と恐怖の中、感染者同士や、まわりの理解者の方と、
密かに手を携えて生きていくことで精一杯だったのでしょう。
そんな時代に初めて開かれたこのイベントは、
ゲイコミュニティの転換点となったに違いありません(←と思います。)

自分は、当時、ゲイコミュニティというものの存在さえわからず、
ゲイである自覚はあったものの、問題を共有しようという気持ちすら
ありませんでした。

いざ、感染者という立場になって、ようやく、
同性愛者としての自分と、感染者としての自分と、社会と
どうかかわっていかなくてはならないのか、考えなくちゃならないのかなと、
やっとそんな扉の入り口に立ったばかりです。

ぜひ、感染者の人も、非感染者の人も、
なにかをみんなで考えるきっかけ作りに、
「VOICE07」へ行ってみてはいかがでしょうか。

1月21日(日)四谷区民ホールで開場は17時、開演は17時30分。
入場料は2000円で歌アリ、演奏アリ、ということで、
なにぶんにも一度も参加したことがないので、雰囲気などの詳細もわからず、
楽しいかどうか判らないけれど、でも楽しくないはずがないです。

お時間のある関東近県の方はぜひ!
http://gf.ptokyo.com/voice07/pc.html



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2 コメント

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Unknown (kumazzzo)
2007-01-21 02:44:49
>sakuraさん

すごく楽しそうなんだけれど、ごめんなさい、今回も
行けません(泣)。
ブログへのアップを楽しみにしています!
返信する
Unknown (sakura)
2007-01-21 00:28:18
宣伝してくださってありがとうございます。
今回は全体的には演劇的な要素が強いのですが、HIV関連の部分ではかなり直球勝負なプログラムも用意していたりします。
また僕のブログで週明けにでもレポートしますので。
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