日本道路公団が分割民営化されたのは、たしか小泉首相時代のこと。
自分は車を運転しないので、どう変わったのか、イマイチわかりませんが、
解りやすく変わったのは、サービスエリア&パーキングエリア。
昔は、サービスエリアなどの営業権を天下りの財団法人に安く譲渡し、
競争原理がない中、サービスのレベルが低く、利益を独占しているなどと言われていましたが、
いつのまにか、神戸屋ベーカリーやスターバックスなど、街中と変わらないクオリティの高いショップに、
地域の食材を利用した名物料理や郷土料理を売り物にしたフードコートやレストラン、
充実したみやげ物ショップに、をスキー場や温泉、ホテルなど立派な施設を併設するなど、様変わりですが、
なんでしょうかねー、すべてがすべて、マスコミで取り上げられるほどかというと、
サービスエリアによってまちまちなのかもしれませんが、
ソフトクリームやフランクフルト、カレーやそばなど、昔からありがちな、定番メニューには、
「値段がいい割には、あれっ、ちょっとガッカリじゃねー」「まあ、こんなもんだよね…」
みたいな、ベタな感じも相変わらず残っていたりします。
いや、サービスエリアの味という意味では、ベタでいいのかもしれません。
そんなわけで、今日の画像は、茨城県守谷市・常磐自動車道上り守谷サービスエリア内・伊勢磯揚げまる天で、
じゃがバター天と貝柱天。
会社は、三重県伊勢市にあり、さつま揚げなど、練り物のお店のようです。
ホームページの店舗案内を見ると、東海地方中心に東京の巣鴨にも直営店を設けているようですが、
関越や名神高速道路のサービスエリアでは、直営でないですが、取り扱いがあります。
守谷サービスエリアのお店も同様ですが、小さいけれどショップ形式になっていて、
すぐ食べられる、ゴボウ巻きやタコ棒の対面販売のコーナーの横に、
お土産で持ち帰られるようにパッケージになっている練り物セットも。
食べかけで慌ててカメラで撮ったじゃがバター天は、280円。
さつま揚げの中に、その名のとおり、じゃがいもが入ってます。
マッシュポテトのように滑らかな食感のじゃがいもとかまぼこの組み合わせは、
がつんとくる食べ応えで、これだけで、充分お腹いっぱいになりそうです。
そして、貝柱天ですが、コーンが入っているみたいに見えますが、これが、全部貝柱。
すごくたくさん貝柱が入ってるんですよ。
ごろごろっと入っていて、お値段370円。貝柱ってそんなに入っていていいの?ってくらいです。
僕の中では、貝柱と言えばホタテしか思いつかないのですが、
大きさからして、ホタテならば稚貝か、もしくは違う種類の貝の貝柱かもしれません。
がしかし、海の恵みをぎゅっと凝縮したような旨さ。
高速道路のサービスエリアで、こんなに美味しいものが手軽に食べれたら、
ベタなスナック達が、肩身の狭い思いをしているに違いないでしょう。