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さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

ひとりラーメン博物館48

2010年03月04日 00時22分19秒 | 食べ物の話
自宅にあるハードディスクレコーダーは、
勝手にいろんな番組を録り貯めてくれて、
重宝というか、絶対に自分では録画しないような番組も勝手に録ってくれます。
なので、500GBの容量がすぐにいっぱいになってしまい、たまに大掃除をするのですが、
このあいだ、録画されていた東京MXテレビの番組で、こんなタイトルの番組が…。

番組名「どさんこクッキング」

くまぞー「?」

タイトルに覚えがあって、なんとなく、再生したら、
あらら、札幌テレビ放送の夕方のワイド番組
「どさんこワイド179」の料理コーナー「奥様ここでもう一品」の部分だけを
集めて30分間の番組に編集しなおしたものを放送していました。

料理研究家の星澤幸子先生(北海道では有名な方のようです)と
一緒に映っているのは、局アナの木村洋二さんに明石英一郎さん。
2人とも、かつてSTVラジオで「アタックヤング」という深夜のラジオ放送の
パーソナリティを務めていて、自分が高校生の頃、
遠く離れた静岡でもかろうじて入る電波を受信して、よく聞いていた番組です。

恥ずかしい話ですが、このころ、自分は局アナになって、
ラジオ番組をやりたいと思っていて、
こんなに楽しいものが作れる仕事というものに憧れていました。

とはいえ、大学に入ってからは4年間、超はつかないけれど、
まあまあ氷河期を過ごし、山一証券も倒産するご時世、
マスコミ関係ということに拘っていられず、
超現実的な会社を片っぱしから面接して、なんとか正社員に。
自分にその才能があるとかないとか別にして、
どうしても自分の中でホモでデブというハンディキャップは、埋めがたく、
どうせ無理なんだしと、簡単にあきらめていたのかもしれません。

だから、あの頃からずっと、STVのお二人のアナウンサーは憧れでした。
こうして今も、局アナの第一線で活躍されているのを拝見すると、
いつまでも頑張ってほしいなと思ったりします。

本放送自体はもちろん生放送で、この日紹介されていた豆腐のケーキは、
事前に固める時間が足りなかったようで、切り分けると、ぐずぐずに。
でも、お構いなしに生放送時そのままの映像を編集し、流していました。
以前、「どさんこワイド」を札幌のホテルで見た時に、
同じ番組内に2回も料理コーナーがあって、やけに多いなと思ったのですが、
こうして独立系ローカル局に番組を販売する意味合いもあったのかもしれませんね。

そんなわけで、画像は、前振りとは全く関係のないけど、
自分の中では、前振り同様、学生の頃の懐かしさを持つ味です。

画像は新宿区西新宿1丁目「満来」でチャーシューつけめん。
「おいしい店」を探して出かけるということは、
実家にいたころは、もちろんあまりありません。
一人暮らしを始めた東京で、いろんな情報を集めて、
だんだんそうしたことに興味が出てきたのですが、
この店は、そうして人から聞いたりマスコミで知った店に行きだしたころに
行った店の一つです。

たしか、その時は「タモリがよく行く」とか何かで紹介されていて、
じゃ、行ってみようということで行ったのですが、
今となってはその真相はわかりません。
もしかしたら、生まれて初めて「つけめん」というものを食べたのは、
この店だったかもしれません。
その後、何度か訪れましたが、数年前に、建物の建て替え工事でしばらくの間、
閉店していて、それ以来、足を運んでいませんでした。
このブログで初めて書く店なので、おそらく5年以上は行ってなかったのでしょう。

久しぶりに食べた、満来のつけめん。
初めてつけめんを食べた、あの頃、麺が冷水で洗ってあることに、少し違和感がありましたが、
今では、ラーメンとは別物として、おいしく食べることができます。
そして、御覧のとおり、相変わらず、肉!肉!肉!と、
見ただけでアドレナリンの血中濃度が上がる、チャーシューの量。
恐ろしいほどの麺の量に、チャーシューがまったく負けていません。
心ゆくまで、麺とチャーシューのパラレルワールドを楽しむことができます。

食べ終わったころには、もうお腹がぎりぎり。
あーもう食べられない、どーしよう。
でも、その瞬間こそ、究極の満足です。

食べ放題のイロハを学んだ、懐かしの場所。

2010年02月28日 23時36分23秒 | 食べ物の話
朝6時半。携帯電話のアラームが鳴ります。
寒い…ぱちぱちと、雨が窓を叩く音に、少しびびった今朝は雨の日曜日です。

今日は、年に一度開かれる、東京マラソンの開催日。
今年、4回目を数え、東京の都心の一般道を走れる、
貴重な市民マラソンということもあって、年々人気が出てきていますね。
今朝は、相方さんの友達2人も、
東京マラソンの10kmの部で走っていました。

昨年は、一緒に応募したものの、みごと落選。
今年は、休みが自由に取れる職場環境ではなかったので、
応募もしていませんでした。

でもですね、最近、土日が休みになったので、
せっかくならば、ちょっと雰囲気を味わってみたいと、
朝早くから応援にお邪魔してきました。

ただ、冒頭に書いたとおり、今朝は冷たい雨。
こんなに寒い中走らなくちゃいけないのかと思うと、
これじゃ、誘われても、気軽にエントリー出来ないなと、
思いながら出かけました。

が、しかし!
さすが3万人以上が走る、大イベント。
いつもなら閑散としているであろう、日曜の朝の新宿西口は、
スタートへ向かう人々の熱気で溢れています。
自分達のグループも、参加者と途中で別れて、
スタート地点から2km地点にあたる新宿2丁目付近に移動。
9時過ぎにスタートすると、トップランナーは6分ほどで到着。
コーヒー飲みながら待っていた喫茶店から出て、応援に出ると、
遠く新宿大ガード方面まで、見渡せる限り、
びっしりと、ランナーで埋まっている景色は、壮観でした。

その後、10kmゴール付近の日比谷公園は、大混雑。
一帯のエリアは、皇居方面から品川方面へ向かい、また折り返して浅草へ、
そしてまた浅草から折り返してきて、東京ビックサイトへ向かう、
ランナーが何度も交差する、絶好の観戦ポイント。
ゴールの瞬間は、とてもじゃないけど、人ごみと規制で、
見ることはできませんでした。

沿道からの応援、それぞれのペースや、
思い思いのコスチュームで走るランナーなど、
あの現場にいると、来年は、自分も出てみようと、
ちょっと勘違いしてしまいそうな、高揚感につつまれました。

でも、お昼を食べる前に友人宅で、ちょっとコーヒー飲みながら休憩していたら、
やはり朝からの寒さと疲れで、急に、現実に戻された感じが。
それは、もちろん、昨晩に起きたチリでの地震による大津波警報を伝える
特別番組の緊張感ともリンクしていたかもしれません。

来年は…まだ土日休める職場なら、ちょっとエントリーしてみましょうか。
フルマラソンは、絶対に無理ですが。

そんなわけで、本題は、今日も前振りとまったく関係なく、青春の思い出の話。
画像は、新宿区新宿3丁目「シェーキーズ新宿通り店」で、ホリデーバイキング。
先日、会社の先輩の組合員と、ご飯を食べてきました。

シェーキーズの食べ放題は、昔から有名でしたよね。
15年くらい前かな、自分が学生時代で、ゲイの友達と、遊び始めた頃、
みんなで、よく食べに行っていました。

何といっても、ポイントは、価格の安さ。
休日なので、カレー食べられて1180円ですが、平日は、850円。
東京で若いころを過ごした組合員なら、だれもが一度は通ってきた道と言っても
過言ではないかと思います。

自分は、シェーキーズでのビュッフェは、すごく久しぶり。
昔はよくお邪魔していたこの店も、店内に入ったとたん、何年振りだろうと、
懐かしささえ、覚えました。

僕は、この店で食べ放題のイロハを学んだようなものです。
テンポよく食べていくことの大切さ。
お腹にたまり、かつ塩辛くて喉が渇くポテトは後回し。
たとえ喉が渇いても、最後の最後、本当におなかがいっぱいになってから…などなど。
土日料金で、すこし割高になっているカレーさえも、
おなかがいっぱいになると思って、まったく手をつけませんでした。

昔とちょっと違うと思ったのは、
ピザが少しおいしくなっていること。
昔はもっとそれなりな感じのように思えたのですが、
チーズもしかり、クリスピーな生地もしかり、
時代が変わって、技術だとか、食材の調達だとか、
いろんなことが可能になったからなのかな、どうなのかなと、
勝手に想像してしまいました。

この日も、シェーキーズは、入り口に列ができるほど、
学生から家族連れ、外国人まで、大人気。
これだけ時代が変わると、昔と全然変わらないのでは、
ここまでお客さんの人気って続かないと思うんですね。

変わらないと、懐かしく思う、その裏側には、
絶えず移ろう人の気持ちをとらえようとする努力があるのかもしれませんね。

アジフライさえも珠玉の一品に変わる、市場の空気。

2010年02月20日 10時45分00秒 | 食べ物の話
そんなわけで、苗場プリンスホテルから帰ってきました。
毎年、相方さんと一緒に松任谷由実のライブに
連れて行ってもらっているのですが、
ブログにちょっとアップした、
30年前のセットリストで行われた一夜限りのスペシャルライブも、
通常バージョンのライブも、とてもいいライブでした。

苗場では、アルペンスキーのオリンピックの日本代表で越後湯沢出身の
皆川賢太郎さんが、直前まで調整していたようで、
自分が観た日ではないのですが、ユーミンのライブにも観にきて、
ステージに呼ばれて紹介されていたようです。
オリンピック選手の本番出発前の緊張も解れ、
ステージと客席が一体となり、異空間へ誘ってくれる…
夜9時過ぎから始まり深夜12時過ぎるころまで続く、
苗場のユーミンライブの空気感が少し伝わるエピソードでしょうか。

自分は、昔からのファンではないけど、
行くたびに、ユーミンのエネルギーはすごい!と圧倒されます。

新しいものを生み出したり作りだすエネルギーを持ちつづけることとか、
身近にある物や心の、些細な変化だとか動きを、
いつも大切に感じることができる人間であるたいな、などと、
自分を刺激してくれるライブだったりします。

そんなわけで、今日の本題は、そんな苗場の話じゃなく、
市場の新鮮な魚のフライの話。

画像は中央区築地5丁目「築地 八千代」で、あじ・あなごフライ定食。
この日は、青森からねぷたのハネト(踊り手)が雪雲をひきつれてやってくるというので、
東京駅で待ち合わせです。

築地場内にある、こちらの店。
この店の名物は、曜日限定で出る、「チャーシューエッグ定食」という、
煮込まれた肉厚のチャーシューに目玉焼きが添えられた定食が名物です。
以前、テレビで紹介されていたのを見て、知ったのですが、
両側の寿司店の前にできる長蛇の行列と比べて地味だった印象もあり、
これは穴場かと思って、お連れしました。

が、しかし!
穴場だと思ったお目当ては、朝9時で売り切れ。
基本、市場で働く人向けの営業なので仕方ないのですが、
土曜でも朝から多くの一般客が訪れていることに、びっくりです。

でもですね、御覧のアジフライ。
アジフライが好きで、スーパーの総菜コーナーでも結構な頻度で買って食べているのですが、
当たり前ですが、それとはまったく違い、たまらなく肉厚で、うまい!
白身の淡白さとほんのりと脂ののった赤身のおいしさ、魚のうまみのすべてが詰まっているかのようです。
大衆魚のアジが、なにか次元の違うステージに進化しまったかのような一品です。


そして自分は、あなごといえばてんぷらのイメージがあったのですが、
あなごってフライにしても旨いんだと、再認識。
かりっと揚がっていて、ふわっと軽く、ほこほことした白身のお魚の優しい味。
たまらなく贅沢です。

お目当てのチャーシューエッグは食べられませんでしたが、
おいしい定食で、大満足の昼ごはんでした。

この日の週末は、浜松からやってきたセクシーダイナマイトと、そのほか、東京のブロガーさん、
マイミクつながりの方々と一緒に、お台場のB級観光スポットめぐりや、日本一の家電量販店で家電デート
ピアノ演奏のお楽しみ付き、二枚目の落語家さんによる一人会
似くま絵師が個展を開くカフェでまったりなど、盛りだくさんで楽しく過ごさせていただきました。ありがとう!






雪の街を。

2010年02月18日 08時29分21秒 | 食べ物の話
苗場プリンスホテルに泊まってます。
松任谷由実さんのライブにやって来ました。
いや、昨晩はいいライブでした。
30周年、一夜限りの30年前のセットリスト。
すべて、いい曲だった。今年も来れてよかったな。
東京は雪降りみたいですが、苗場は、現在、晴れ。
新聞が買いたくて、ひとりベッドを抜け出して、寄り道してゲレンデを歩いたら、
雪がザクザクと心地良く体を、伝わってきます。
ゲレンデにはユーミンのBGM。今日は最終日。あともう一泊。贅沢な楽しみです。

つぶやきで済ませたいわけじゃなく、長々と書きたいわけじゃなく。

2010年02月04日 22時55分26秒 | 食べ物の話
いつの間にか2月です。

外食が続いてしまったので、
たまに早く帰って、部屋でご飯をたべて、
久しぶりにブログでもちゃんと書こうかと思ったら、
部屋で食べたとたん眠くなってしまうという、へなちょこぶり。


♪安さ爆発さくらや~が新宿から消えるというのに。
朝青龍が土俵からついに引退するというのに。
深夜の新宿駅で大阪からやってくる久しぶりの仲間を楽しみに待ったというのに。
とんちピクルス初のホールライブも楽しかったというのに。
東武百貨店で食べた天龍の、やっぱりおいしい、あの餃子も。
駆け込みで食べたマクドナルドのテキサスバーガーも。
セブンイレブンで、つい買ってしまった恵方巻きも。
作りすぎてしまって何日も放ったらかしだった麻婆豆腐も。

…そう、印象に残る出来事もおいしかった食べ物も、
ノートパソコンの前に座ると、とたんに書きたい気持ちが文章にならない。

あまりにも仕事の環境が変わりすぎて、
仕事のほうが私生活よりも刺激が強いからなのか、
単に文章にする気力が萎えているだけなのか。
ツイッターなどの「つぶやき系」が人気なのも、
なんだか分からなくもない、今日この頃です。

それにしても、あれってよくわかないなー、いつのまにか、
知らない人にフォローされている、不思議。
一ヶ月くらい何もつぶやいてないのに、
たぶん、あまり書いてある内容とか考えずにフォローしてるのかな。
そんな今日のブログの文章も、長いつぶやきのようなものです。

そんなわけで、画像は、まぐろ。
寄り道せずに帰りたかったので、
職場の近くにあるスーパーで買って、
バッグに入れて電車に乗ってまっすぐ帰ってきました。

流し台の洗い物を片づけながら、さくを切って、だし醤油の中へ。
冷蔵庫の中を見て、みりんがなかったのに、がっかり。
すじも比較的多い安いまぐろでしたが、
斜めにスライスしたらあまり気にならず、及第点のおいしさでした。

新しい仕事にもだんだん慣れてきました。

今までやっていなかったアイロンがけもしたり、
あまり夜更かし出来ず、夜12時過ぎには寝る。
でも、まだまだ。会社に行っても試運転中の8時間。
会社でもありがたいことに、同じ部署の人達や上司、
入社したころの恥ずかしい自分を知っていてくれる古い知り合いが、
へなちょこな質問から会社生活まで、僕の取るに足らないつぶやきを
一生懸命に、または時には気にかけてくれて、やさしくフォローしてくれる、
そんな、毎日です。

いまさらIKEAの話でも、いいですか?

2010年01月25日 01時01分32秒 | 食べ物の話
「情熱大陸」(毎日放送)を見ていたら、
東南アジアの子供たちを現地で無償で治療する医師の活動を放送していました。

日本では、珍しいけど、東南アジアでは比較的多い病気で、
頭蓋骨の一部に穴があいていて、脳が流れ出てしまう病気があり、
鼻の上部が、流れ出ている脳によって大きく顔が歪んでしまっている
ミャンマーの子供を岡山の大学病院で手術する様子をカメラは追っていました。

後頭部から持ってきた骨を頭蓋骨を開けて、内側からふさぎ、
鼻の骨を軟骨で形作るという、
ミャンマーでは停電も多く装置も技術もなく、とても出来ないような手術を前に
子供の事を考えると、ドキドキして食事も喉に通らず、神になんども祈る母親。

彼女たちが抱いた、言いようのないほどの不安と期待が画面から伝わると、
明日からまた仕事が始まる自分の不安なんて、とても小さく感じました。

いやいや、そんな病気があるなんて、ビックリで、
みんな、本当にいろんなつらい思いを抱えながら生きているんだなと。


…そんなわけで、あまり関係あるようでいて、あまりない前振りですが、
画像は、IKEA新三郷店でミートボール。

最近、武蔵野線には、越谷には、イオンレイクタウンと、新三郷には、
ららぽーと新三郷と巨大ショッピングモールが続々オープンしてますね。
このIKEAも新三郷駅近く。コストコも進出し、
テレビやマスコミでよく取り上げられるエリアですね。

一体、どこのブログで読んだのか忘れちゃいましたが、
IKEAでは、このミートボールも名物だとか。
仕事の研修で新三郷に行った帰りに、
ミートボール食べたい一心で、吸い込まれるように
IKEAに潜入してきました。

2層の建物は、ワンウェイの巨大ショールームと物販エリアでフロアが分かれていて、
二階から一階へ降りる途中に休憩所を兼ねたカフェテリアがあります。

ミートボール以外にも、フィッシュ&チップスや、ベーカリーなど、
おいしそうなメニューがたくさん。
この日はミートボール15個入りと、ジャガイモのパイと、画像奥に写っている
アルモンディーダイムケーキ(?)をピックアップです。


ミートボールもうまいけど、たぶん、このかかっているソースが
一番うまいんだよなあ。コクのあるクリームソースは、
ミートボールにもポテトにも、合う優れモノです。
しかも、ジャガイモと一緒に添えられているのはリンゴンベリー(こけもも)ジャムで、
甘酸っぱいソースは肉料理とよく合い、
最後の一つは、ジャムとソースが混じった美しくない皿の表面を
拭き掃除するように、いただきました。

奥にあるケーキはスウェーデンで有名なチョコレートのお菓子を使ったケーキらしく、
とてもミルクリッチなチョコレートと、アーモンドケーキの
程よい粒感と香ばしさが秀逸。
ちょっとこれははまりそうな味です。

IKEAのカードを持っていなかった自分は、ドリンクも含め、
合計1500円くらい。
他にも注文しようか悩んでいたころ、カウンターからミートボールを出した店員さんが
ゆっくりどうぞと言ってくれてなかったら
あれこれとピックアップしていたらきっと2000円は超えてしまいそうでした。

最後の最後には、ミートボールや粉末のクリームソースを販売するコーナーも。
ソースを思わず買ってしまい、家具を見るよりも楽しいIKEAめぐりでした。

なんだかんだと、テレビやマスコミに影響される男。

2010年01月13日 01時52分57秒 | 食べ物の話
先日、電車に乗って座って新聞を読んでいたら、
後から乗ってきたおじいちゃんが、
自分の頭の上の網棚にあった新聞をおもむろにつかんで、
自分の隣に座って読み始めました。

ちらっと横を見たら、自分が買ったばかりの新聞と同じ新聞だったのに、
少し損した気分で眺めていたら、
隣のおじいちゃんが、管財務大臣の文字を指しながら、
突然、俺に話しかけてきました。

おじいちゃん「藤井財務大臣は、なぜ辞めちゃったのかい?」
くまぞー  「持病悪化で、辞任したんですよ」
おじいちゃん「日本にいなかったから知らなかったよ」

…おじいちゃん、俺が、見知らぬ人の質問にも
快く答えるいい人に見えたかい?

そんなわけで、画像は、わたらせ渓谷鉄道神戸(ごうど)駅「やまと豚弁当」。
この日は、京王百貨店新宿店で開催中の
「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」に参上です。

この「やまと豚弁当」は、群馬県を走る、
わたらせ渓谷鉄道が作っている弁当で、
普段は予約販売になっているのだとか。
普段の鉄道の仕事の紹介や、初出店となる、この駅弁大会に向けて、
準備の様子を「はなまるマーケット」(TBS)で
紹介していました。

慣れない作業であたふたし、最初は売れなかった弁当も、
頑張ってアクリル板に貼った写真やポスターに隠れてしまっていた
実演コーナーをちゃんと見せることで、見事に完売。
その後、スタジオコーナーでの試食で、司会の岡江、薬丸に
「おいしい」「これで1000円はお買い得」と高評価でした。

これが食べたくて出かけていったわけではないのですが、
売り切れ続出や長蛇の列が幾重にも重なる中、
この弁当もテレビの効果は絶大で、整理券なしでは買えない状態。
でもちょうど、キャンセル分を発売するということで、
しばらくすると、店内放送で、販売再開のアナウンス。
せっかくならと、長いものに巻かれて、買ってみることにしました。

アナウンス後、間もないのに、すでに40人ほどの行列。
その行列の整理にはテレビのVTRに出演していた駅員さん(?)がいて、
あちこちから、「テレビ見たよ」と声を掛けられていました。

…並ぶこと十数分。
そんなわけで、めでたくゲットし、催事場内に設けられた
休憩スペースで、お食事タイムです。

たしかに、しょうゆベースのたれに漬けこまれた豚肉はやわらかく、
ご飯がすすみます。まいたけも風味豊かで、
地産地消の掛け声に負けないおいしさです。

ただ、食いしん坊さんには、ちょっと量が足りません。
いや、それは駅弁全体に言えること。
仕方ありません。

一緒にもらえるタオルは、沿線の駅にある温泉施設で使えるのだとか。
これで料金が安くなるとかどうとかではなく、
お湯にでも入っていってくださいねってことでしょう。

東京にいながら旅情が楽しめる、
京王百貨店の冬の名物催事「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」。
この弁当は13日までの出店ですが、催事は19日まで。
あともう一回くらい、行けるかな。どうかな。

いつまでも、正月気分の男。

2010年01月10日 03時34分05秒 | 食べ物の話
自分の子供のころは、松の内は、
正月気分が続いていたように思うのですが、
大人になったからでしょうか、それとも時代がそうなのか、
三が日を過ぎると、さっさと通常モードに。
さらに、自分の勤め先近くのスーパーは、
お正月になるとスピーカーから流れていた「春の海」も、
ついには聞かれずじまいでした。

そんなわけで、画像は、餅。
年末に買い込んだ切り餅が、まだまだあるので、
電子レンジでやわらかくして、同じく買い込んだ栗の甘露煮をトッピング。
箸を使って餅を栗をくるみながら絡ませて、いただきます。

テレビには、年末年始に録り貯めた地上波の番組。
年末放送した「ニュースキャスター」(TBS)は、
相変わらずの安住アナウンサーとビートたけしのかけあいや
2009年の未解決事件を振り返るコーナーを見ながら食べていたら、
仕事帰りの疲れも忘れ、なんだか、まだまだ気分は、お正月です。

甘い栗に、もちもちした餅の食感。
同時に2個3個と、うますぎて欲張って食べていたら、
餅が喉元をなかなか通ってくれず、
ちょっとあわてました。

そっか、これが喉に餅を詰まらす原因ですな。
お年寄りは1個でも詰まらせちゃうんだろうなあ。
気をつけねば。

自分は向き合うことから逃げずに生きていますか?

2009年12月31日 04時29分42秒 | 食べ物の話
新宿区西新宿。
12月31日午前1時。


仕事が遅くなる日は、最寄駅まで帰れず、
JR新宿駅や中野駅から歩いて帰ります。


へなちょこなサラリーマンは、仕事場で洗剤をかぶってしまい、
ワイシャツやパンツに洗剤のしみの跡。
皮膚も少しヒリヒリし、腕や脛を掻きながら、自宅まで、
約30分の道のりを歩いていました。

歩きながら携帯電話でウェブを見ていたら、
クリスマスの夜の家族の出来事を綴った、ほっと暖かいエピソードが。

一人暮らしをするのが当然のように実家を出て行った自分は、
自立という言葉とは裏腹に、今年一年、仕事でもプライベートでも、
いまだに様々なことで親に迷惑をかける自分の不甲斐なさとか、
親と正面から向き合うことから逃げていることに対する呵責だとか、
胸がちょっと…いやかなり痛みを感じてしまいました。

よい一年だったか、どうかと言えば、
決してそうは言えない。
でも、来年こそは、親に対しても、相方さんに対しても、仕事に対しても、
今年よりも、もっと正面向いて向き合わなくては。
何事からも逃げない、強い気持ちが欲しいと思った、
西新宿の歩道です。

みなさんにとって、今年はどんな一年でしたか?

そんなわけで、画像は、北海道礼文郡礼文町「Field in 星観荘」。
今年6月、北海道の一番北に浮かぶ島にある、この民宿に4泊しました。
小高い丘にぽつんと建ち、それでいて力強く根を張るような、
この風景に魅せられて、僕は最果ての島を目指しました。

礼文の自然を自分の足で歩いてめぐり、
旅先で宿泊客と旅行談義で盛り上がった夜。
旅は、いつでも、僕に力を与えてくれる存在であることを、
改めて感じた、今年一番の思い出です。

ちょっとだけラスクの話題と、「クリスマスの約束 2009」。

2009年12月28日 04時27分06秒 | 食べ物の話
そういえば、和田アキ子がメインパーソナリティを務める
「アッコのいいかげんに1000回」(ニッポン放送)が、
こないだ、本当に1000回を迎えたとか迎えないとか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091227-00000004-dal-ent

番組で、

「スーザンボイルが紅白の目玉とは何事だ。出演者から目玉だせ、」
「私の最新曲を歌わせないとは、最新曲には(今年の紅白のテーマの)「歌の力」がないというのか」
などと、吠えたようですが、
そんなゴッド姉ちゃんの遠吠えも空しく感じる、こんな番組の話から。

毎年、クリスマスの夜にTBSで放送される「クリスマスの約束」。

初めて放送されたのは、2001年。
テレビ出演が珍しかった小田和正の
ライブがテレビで見れるという「ありがたさ」と、
高校生の頃、オフコースに少しはまっていた時期もあり、
初めて放送された時から楽しみに見ています。

TBSからオファーのあった音楽番組の企画に対して、
同じ時代に音楽を作るアーティストが互いに認め、尊敬するところから、
何か新しいものを作り上げることができないかと、
小田和正が企画に乗ったのが始まりだったとか。

初めての年は、その趣旨に沿って、一緒にステージに立ってもらえる
アーティストに直筆の手紙でお願いしたのですが、
その出演依頼に応えるアーティストはなく、
一緒に歌うという企画であるにもかかわらず、
「ゲストは来ません」という、音楽番組としては異例の内容でした。

次第に、その趣旨に賛同し、一緒に舞台に立って歌ったり、
または、この日のために小田和正と一緒に曲を作ったりと、
番組の内容も、幅が広がってきました。


今年は、集まったアーティストの歌をメドレーで一気にみんなで歌うというもの。
こうして書くと、ヒット曲メドレーという陳腐な内容になってしまうのですが、
小田和正は「みんなで歌うということが、なにか大きな力になるんじゃないか」
という確信があったようです。

ただ、この企画を行うに当たり、
集まったアーティストから「歌の個性を消してしまうのではないか。」といった
真剣な意見のぶつけ合いから始まり、
小田和正が思い描く世界を、言葉を通じ、実際の歌を通じ、
一つ一つクリアにしていく様子が、テレビでも紹介されます。

その疑問は、製作サイドにもあり、ミーティングの中で、
「メドレーで何をしたいのかわからない」という戸惑いや
それに対し「製作側が見えていて導くくらいでなければだめじゃないか」という
小田和正の苛立ちも。
「言葉を超えたところにあるもの」を表現するために、
何度もリハーサルを重ねて、本番を迎えます。

総勢20組が集まって歌うメドレーのタイトルは「22分50秒」。
そのメドレーは、単にヒット曲のつなぎ合わせ出なく、
自分の歌をメインボーカルとし、
その主旋律がソロになったりユニゾンになったり、コーラスになったり
また、小田和正のアレンジによる、背筋がぞくぞくっとするくらい、
美しい対旋律のコーラスが重なり合い、一つの歌を織りなしていきます。

それぞれのアーティストが自分の歌を歌い、
その歌をみんなでコーラスで支える…
みんなの表情が、充実感にあふれています。
個々の創作ではなく、みんなで一つのものを作り上げている高揚感のよう。

そして22分50秒後、曲のすべてを歌い切ると、
会場からは、割れんばかりの拍手が永遠と続きます。
いつまでも終わらないその拍手に、
小田和正は「人生の中で一番長く受けた拍手」と表現していました。
言葉を超えたところにある力を感じたアーティストと
それを受けとった観客が一体となって感動に包まれています。

いや、小田和正すごい!
僕には音楽を語る資格はあまりないけれど、
大義名分とか形あるものとかではなく、
確かでないものを感じ、信じている、
その才能や力に改めて感服しました。

山本潤子が「小田君の涙を見るのは、これが2回目」と言っていました。
その感想だけでも、 僕には、充分すぎます。

余談ですが、最近HDレコーダーを買って、
今回も録画予約して見る予定だったのですが、
実は、覚えたての外出先からの予約をしたら、みごと予約失敗。
mixiボイスで録画失敗を嘆いたら、同じ番組を録画していたマイミクさんが
DVDに焼いてくれました。
改めて、感謝です。

久しぶりに、いい番組見ました。
紅白も見ますが、たぶん、紅白見るときは、早送りボタン必須です。

そんなわけで、ちょっとだけ食べ物の話。
画像は、群馬県高崎市ガトーフェスタハラダで、「グーテ・デ・ロワ プレミアム」。

ガトーフェスタハラダは、最近のラスクブームの一翼を担う店として、
よくマスコミで取り上げられていますね。
自分も、相方さんから教えてもらったのですが、
都内の百貨店に数店舗出店しており、どこも買うまでに数十分待ちの行列のようです。

名物の「グーテ・デ・ロワ」はラスクにホワイトチョコをかけてあるのですが、
こちらは、チョコレートがコーティングされ、金粉があしらってあります。

僕らの子供のころは、ラスクといえば、パンの耳を揚げて砂糖をまぶした、
あまりメインな菓子ではなかったのですが、
このラスクは実にバターリッチ。食感もサクサクと心地よく響き、ほんのりとグラニュー糖の甘さ。
その上、ミルクリッチ&ビターなチョコレートのコーティング…もう、それだけで犯罪です。

いやいや、並んで買う価値あり。
ただ、ブームだけに、ここで出店拡大や乱造に走って花畑牧場のように失速しないことを願うばかりです。