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さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

駅ビルの中で生き抜く、ホットドック店の挑戦。

2011年03月19日 12時04分22秒 | 食べ物の話

横浜駅の駅ビル「CIAL」が、建て替えで3月27日に閉店になってしまいますが、

建て替えこそしなかったものの、同じJR東日本の駅ビルで、改装で雰囲気を大きく変えてしまったのが、

「ルミネエスト新宿」。建物が出来たのが、やはりCIALと同じ頃の1964年ということで、

建て替えられても不思議じゃないですくらい、古い建物です。

 

かつては「マイシティ新宿」と呼ばれ、B2に食品、上層階にレストラン街、ファッションはもちろん、

書店や文具店、CD店が入居する伝統的な駅ビルスタイルでした。

地下の食品フロアは、閉店前になると、肉や魚、弁当や総菜が見切りになり、大変助かったのですが、

自分が中野区で暮らし始めてから間もなくちょっとずつ改装が始まり、

レストラン街は、黒を基調とし、間接照明ばりばりで、最先端過ぎて、ちょっと薄暗くない?ってくらい、おしゃれになり、

食品フロアも次第が改装が始まり、一角に高級スーパーマーケットが入居し(現在は撤退)、ほとんどがファッション関連に。

そのころから、予感はあったのですが、2006年には、駅ビルの運営主体が、ルミネと合併し、

駅ビルの名前も、ついに、「ルミネエスト新宿」となっていました。

(2006年3月16日「マイシティの名前が消える!」http://blog.goo.ne.jp/kumazzzo/e/a91d84e64c034ecf739cc58eb164dd51

 

ルミネは、テナントの販売スタッフ向けに、ルミネ独自の接客研修を取り入れたり、

売り上げの悪いテナントを定期的に入れ替えることや、競争力を高め、いまや既存の百貨店を凌駕する存在ですが、

そんなルミネエスト新宿の中で、取り残されたように、昔からの店舗が営業している一角があります。

 

なわけで、画像は、新宿区新宿三丁目ルミネエストB1「ビア&カフェ BERG(ベルク)」で、ホットドックたち。

ルミネエストのテナント群からは、ちょっと離れた場所にあるので、ルミネエストB1と言うと、ピンときませんが、

新宿駅を降りて、新宿二丁目へ向かう組合員には、昔から同じ位置にある店なので、説明がいらないでしょう。

 

すごく便利な場所にあるのが災いして、いつも異常な混み方をしています。

そして店が狭い!座席自体も少なく、いつもスタンディングで

ビールやソーセージをつまんでいる人たちでごった返していて、ちょっと敬遠していました。

ただ、今年に入って、深夜のドキュメント番組で、この店が間接的に取り上げられ、

20年間続いた個人経営のお店が、根強いファンで支えられている様子を見て、

改めてちょっと寄ってみたくなりました。

 

久しぶりに食べたベルクのホットドッグ。

シンプルだけど、バランスがいいホットドッグで、パンもソーセージもうまい!

パンもソーセージも、それぞれ、仕入先にお願いして作ってもらっているようです。

じっくり味わいたいホットドッグですが、気がつくと、もう、お皿は、何もありません。

昔食べた頃は、きっとその旨さに気づいてなかったんだろうな。

時間帯を問わず、相変わらず込み合うベルクですが、

大家であるルミネからは、立ち退きを迫られているとか、いないとか。

たしかに、フードポケットと称しながら、あの一角にあった飲食店はいつの間にか減り、

ベルクと立ち食いそば屋のみ。

一番奥の区画では期間限定で、水着が売られたり、普通ならありえない、ちぐはぐな現象が見られます。

たとえファッションにしても飲食店にしても、画一的でない、多様な店舗が、街の活力というか魅力につながるのは明らか。

万が一、場所を変えることになっても、どうか頑張ってほしいと願いたいお店です。


さよならCIAL。さよなら、駅のサンドウィッチ屋。

2011年03月08日 23時10分13秒 | 食べ物の話

ずっと前にブログに書いたことがあるのですが、

駅ビルの商業施設の名称は、どことなく不思議な響きのするものが多いように思います。

自分の語彙力のなさは、ここではちょっと別にして、

その不思議な感じは、それらの単語が、一体、どこの国の、どんな言葉なのか、よくわからないところに由縁する気がします。

たとえば、有名どころで言えば「ルミネ」。

名称は、すでにメジャーになってしまっているので、違和感を感じる人はほとんどいないでしょうが、

昔、吉祥寺にあった「ロンロン」や、その後に出来た「アトレ」も然り。

自分が生まれ育った静岡駅には「パルシェ」そして「アスティ」。

パルシェは「PARCHE」。マルシェ(市場)をもじったのだろうか、それともパルコ(公園)が由来だろうか。

じゃ、「アスティ」って?。正式には「ASTY静岡」。明日とか、そういう日本語もじりだろうか?

 

さてさて、そんな数あるヘンテコ駅ビル名称の中で、自分の中で筆頭だった、

横浜駅ビル「CIAL」が、ついに、今月、閉店してしまうとか。

「CIAL」と書いて「シャル」…いや、なかなか読めない気がします。

普通だったら、「シアル」と言いたいところですが、言えたとしても、「シャルって、なんなんだ?」ってことです。

ただ、浅草・神谷バーの「電気ブラン」の「電気」が、時代の空気を反映したおしゃれな名前として名付けられたように、

シャルも開業した1962年(東京オリンピックより前!)当時は、

時代の先端を行くような雰囲気を表す名称だったのかもしれませんね。

 

そんな「シャル」のある建物のすぐ前には、好きなサンドウィッチ店がありました。

横須賀に住んでいたころは、よく利用していましたが、

「シャル」閉店のうわさを聞いて、こないだ、ちょっと寄り道して横浜駅に行ってきました。

以前と同じ位置にサンドウィッチ店はあったのですが、もしかして、自分がよく利用していたころと、

並んでいた商品がちょっと違う雰囲気?いや、同じ?ボリュームがちょっと違うかな。

製造元もちょっと違う気がするけど、気のせい?

でもですね、手作りの雰囲気がする味わいは、もしかしたら、同じかな?

コンビニで買うよりは、安くておいしいという点では、その当時も今も、変わらりませんでした。

こうしたサンドウィッチ専門店は、コンビニに比べ、おいしいところが多いように思います。

 

ネットで調べてみると、この「駅のサンドウィッチ屋」で、もひとつ、話題なのが、

大きなソーセージが挟まれたホットドッグ。

24cmもあるというビッグなソーセージで、280円と言うお値段も、Goodです。

自分が行った時には気がつかなかったのですが、お近くの方は、建て替え前までに、ぜひ、お試しを。

http://r.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140101/14039795/

 

シャルが建て替えとなれば、この「駅のサンドウィッチ屋」も閉店になるのかな。

どう考えても、どこかに居残れるような資本力は、なさそうな雰囲気だけに、

もしかして、今が最後なのかもしれません。

 

もひとつ、「ザ・ダイヤモンド」(これも微妙な名前の地下街)と「シャル」の境目あたり、

宝くじ売り場前にあった森永ミルクスタンドも閉店していて、かなりショック!ここのソフトクリームもおいしくて、

某ハッテントイレと並んで、横浜駅西口のパトロールコースでした。

どんどん、街が立派に新しくなっていくけど、

どこか、その流れに乗れない店がなくなっていってしまうようで、残念です。


そんじょそこらのぽっと出と「格」の違う、ご当地B級グルメ。

2011年03月03日 00時56分06秒 | 食べ物の話

静岡で育った人間としては、お好み焼には、まったくこだわりがないのですが、

関西で育った方に、東京のお好み焼きを語ってもらうと、東京のお好み焼評は、まったく駄目なことが多いです。

東京では、おいしいお好み焼を食べたことがないというものがほとんどですが、

広島の方は、東京の広島風お好み焼きを、どのように感じているのだろう?

 

自分が、大阪のお好み焼きとは違う、キャベツがたっぷりの広島風お好み焼きを知ったのは、

たぶん東京に上京してきてから、「Tokyo Walker」で知ったのが初めてかと。

自分も、好きな広島風お好み焼きの店は、昔から何件か知っているのですが、

先日、超グルメな昔からの友人に、知る人ぞ知るという、広島風お好み焼き店に案内してもらいました。

 

というわけで、画像は、港区新橋5丁目「ソニア」で、ソニア焼きやとんぺい焼き。

JR新橋駅から、南へ少し歩いたところにある、ちょっとわかりづらい場所にある店。

でも、かなり有名なお店のようで、有名人のサイン色紙も並んでいますが、それよりもビックリしたのは、

会社の隣の席の埼玉県民(!)の女の子に、夜、お好み焼を食べに行くんだーって話したら、

「新橋?お好み焼食べに行くんですか?ソニアって店じゃないですか?」と当てられてしまったこと。

どれだけ人気なのかと言えば、予約していないと、断られたり、待たないといけないくらい。

でも曜日や時間帯によっては、すんなりと入れる日もあるようです。

 

ソニア焼は、いか天に、肉、玉子、そばと、このたっぷりのねぎ!もちろんたっぷりのキャベツも。

鉄板の上では山盛りのキャベツが、蒸し焼きされてご覧の厚さに。

すこしもっちりしている小麦粉の薄皮の生地の上にはたっぷりのソースと、青のり。

焼そばとキャベツが濃厚なソース絡めば、もう、そこにあるのは、「キング オブ 粉もの」…粉ものの頂点です。

1枚で問題なくボリュームあるのですが、この日は、別に、オムそばにとんぺい焼もシェア。

普段ならぺろっと食べてしまうのですが、ちょっと飲みながら話しながらだと、満腹中枢を直撃しました。

とんぺい焼も、てんかすにねぎとソースがぼろぼろと食べ辛いほどたっぷりとかかっていて、

がつんと旨い一品でした。

お客さんの支持をあつめるのは、味だけでなく、スタッフの方々の元気がいい接客。

店を出る最後の一歩まで大満足なお店でした。


もしも、お腹まわりがもちもちするほど、もちを食ってしまったら。

2011年01月11日 00時59分38秒 | 食べ物の話

東京は、なんだかずっと寒いですな。

「明日は、この冬一番の冷え込みです」ってフレーズを毎日聞いている気がします。

そして今日は成人の日。

夜9時のNHKニュースで、成人の日の特集の締めで、メインキャスターが、

今日、新成人が誓った言葉は、社会に向けた約束と、自分への責任です、といった内容のコメントしていたのですが、

番組最後で、女性キャスターから「実は大越さんの息子さんも今日成人式だったんですよね」

と振られると、「三男坊が成人式だったんですけど、いきなり寝坊して、前途多難な船出でした。」と。

すこし照れながら、優しい表情で話すその様子が嬉しそうなのと同時に、

番組中でのコメントが、ご自身の息子さんへのメッセージでもあったのかと思うほど、

とても力強く印象的でした。

 

自分の成人式は、もう16年前で、当時は1月15日。

実家のある市ではなく、市民票を移していた八王子市から案内が届いていたような気がしますが、

成人式の意味がわからず、行く気がまったくせず、この日は、深夜のコンビニのバイトして寝ていたような気がします。

そして、その数日後に起きた、あの阪神淡路大震災も、コンビニのバイトしながら、東京で、早朝に揺れを迎えました。

月日が経つのは早いもので、成人してからは16年。そして、自分が東京に上京してきて、今年で18年。

学生、そして就職。途中、横須賀での生活が2年間ありましたが、

結局、実家で過ごした年数より、今年で東京での一人暮らしが長くなります。

あーだこーだ言っているうちに、40代、50代と歳を重ねるにつれて、

そのうち、我々みたいな人口のボリュームがでかい層が、やがて若い世代から厄介扱いされてしまうのでしょう。

 

…なんて、暗めな話になってしまいましたが、

先日、閉店が決まってと聞いて、顔を出した、とあるゲイバーの年齢層は、40代から60代が中心の店。

あんなに若い50代60代いるのかってくらいのパワーで賑わっていて、それだけ見ても、

独身のストレートの中年男性よりは楽しい人生が待っているようで、まんざらじゃないなと、

感じずにはいられませんでした。

 

そんなわけで、関係あるようでまったくない本題で、画像は、もち。

若いころは、実家で作る御雑煮好きでなく、もちがあまり好きじゃなかったんですね。

鶏肉などが苦手な母方の作る雑煮は、しょうゆの澄まし汁にもちととろろこんぶと入れるだけだったような気がします。

一人暮らしを始めてからは、

正月に、もちをおしるこに入れたり、甘いものと絡めて食べることが、

お正月の雰囲気を味わうこととイコールになりました。

 

今年は、年末に1.8kg入りの切りもちを買ってしまい、

「残っちゃうかな…」と思っていたら、意外にも、のこりは6個。

きな粉にしたり、あんこに絡めたり、みたらしにしたりと、いろいろ目先を変えたら、

もちをのどに詰まらせることなく、あっという間になくなってしまいそうです。

食事にもなるし、おやつにもなるし、おかげで、お腹のまわりも随分ともちもちしてしまった気がします。

ちょっと歩いたりして、頑張らないと、だめですな。


お正月のおせちは、ちょっと踊りたい気持ちの男。

2011年01月03日 23時57分12秒 | 食べ物の話

そんなわけで、2011年早々、話題になってしまった、こんな騒動。

 

「グルーポンで購入したおせち料理が見本と全然違う! それを受けて、バードカフェの社長が辞任を発表」(ガジェット通信)

http://getnews.jp/archives/91986

 

現在は閲覧できないのですが、「食べログ」に投稿された「おせちは論外」というバードカフェ横浜店の口コミをはじめ、

ネット上で騒然となって炎上し、マスコミが動いたという感じのようですね。

たしかに、「食べログ」に掲載されていた写真は、ちょっとひどい。

見本と比較してどうこうでなく、本当にあれが届いたのなら、ちょっと幻滅です。

しかも、あの画像の内容で定価21000円の売価10500円っつーのも、微妙です。

でもですね、たとえ同じ内容でも、見た目がちゃんとしていれば、ここまで騒ぎにはならなかったでしょう。

ネット販売や、お歳暮みたいなギフトは、画像のスケール感とどうしてもギャップが出来てしまうはずだから、

一番気を遣わなくてはならないところでミスを犯してしまったのは、大失態だったかと。

そもそも、500セットのチルドの折詰を、一晩(?)で製造するノウハウがなかったのでしょう。

 

もひとつ偉そうなことを言えば、最近はやりのクーポンの共同購入というシステムも、どうなんだろう。

今回のこととは別に、そもそも商品の定価だとか元値と、商品の価値について、冷静に判断できるリテラシーを、

消費者が持たないと、オフの文字にただ踊ってしまうだけです。

 

そんなわけで、画像は、某店買い物かご。

おせちやブロックハムが半額になっていました。

あーだこーだと、偉そうなことをぶちあげましたが、小躍りしてきました。

子供のころは、食卓に出てくるかまぼこってゴムみたいで美味しく思ったことはないのですが、

お値段の良いかまぼこは、やはりおいしい!ので、ちょっといいものを。

伊達巻は、量があるやつを。

錦玉子は、どうしても食べたいので、もう残っているならどれでも。

ブロックハム(焼き豚)は、よく見ると、同じ値段なのに、グラム表示を見ると、微妙にバラバラ。

割り引かれれば100g90円を切るものを2ブロックと、ちょっと値段のよいものを1ブロック。

完全に踊ってしまったのは、正月のオードブルの定番だけど、よく意味がわからないテリーヌ200円一点だけかな。

いろいろな出費の与件があって、ずっと、12月にボーナスが入ってからも、ずっと節約モードでしたが、

久しぶりに、スーパーのお買い物でアクセル踏んでしまった、仕事始めの1月3日の夜でした。


多感な年頃じゃないけど、いつまでも多くを感じたいと思う男。

2010年12月26日 13時52分15秒 | 食べ物の話

東京は、今日も寒いですな。

先週は、急遽前日に決まった、早朝からの倉庫作業の応援があって、埼玉へ。

朝4時半集合だっため、会社の用意したビジネスホテルに前泊です。

普段体験できない早朝の作業で、年末の繁忙期を前に、集まったメンバーみんなで頑張ったのですが、

睡眠不足と疲れがたたったのか、金曜日から体調が崩れ気味です。

大崩れではないのが幸いですが、市販の風邪薬が手放せない年末年始の序盤です。

 

クリスマスの夜に毎年、小田和正さんがホストになって、いろんなアーティストと一緒にライブを行う音楽番組

「クリスマスの約束」(TBS)という番組があります。番組の放送はここ10年恒例になっているのですが、

いつの年からか、この番組の放送直前に、高校生の時の友人からメールが来るようになりました。

昭和49年・50年生まれの世代にとって、オフコースの音楽が描く世界は、

10代後半の頃は、ちょっと大人というか、一世代前上の音楽だったのですが、

その友人とは、部活が同じで、音楽以外でも同じラジオ番組を聞き、はがき投稿したり、なぜか気が合ったのを覚えてます。

東京で就職し、地元に帰った友人は、結婚し、今では立派な一家の主。でも、去年は病気で休職などをし、苦労したようです。

メールの内容は毎年、他愛ないもの。今年は世間からクリスマスらしさが感じられないという内容でした。

不景気だからか、山下達郎の曲があまり流れないからか、僕らが歳をとったからか…

 

…僕らはクリスマスに流される年頃ではなくなったけれど、季節を感じるという意味ではいつまでも現役でいたいと思うよ。

ツリーのある風景や、紙袋を抱えて街を行きかう人々の明るい表情や、テレビから流れる笑い声とか。

そういう意味では、友人から届く、そのメールだって、僕が季節を感じるには充分すぎる。

歳をとっても、ひとりきりになっても、そういう気持ちを大切にしたいと思った、クリスマスの夜でした。

 

そんなわけで、画像は…ケンタッキーフライドチキン。

食べたのは、もう数週間前。そろそろチキンだよな~、思って、一足先に、食べたくて寄ってみました。

 

それにしても、23・24・25日って、ケンタッキー、めちゃくちゃ混むんですね。

季節を感じたいとか言いつつ、舌の根も乾かないうちにこんなこと言うのも申し訳ないのですが、

クリスマス時期のケンタッキーは、ちょっと味が落ちる気がしています。

この時期に需要が集中する中で、限られた人員で製造するのは無理があるじゃないですか。

だからどうしても作り置きや、調理方法が雑になったり…というのが、持論です。

なのでこの時期にケンタッキーに近づいたことがあまりないのですが、

23日、仕事帰りに通りかかかったら、うわー、結構並ぶんだー、ビックリでした。

とはいえ、フライドチキンでどこがうまい?といえば、やはりヒエラルギーの頂点に立つのは、

やはり、ケンタッキー。みんなが並ぶ気持ちも充分わかります。

クリスマスも終わったので、年内までには、ケンタッキーで、がつんと「バーレル買い」でもしましょうかねー


メリハリのある生活を営めない男。

2010年12月05日 14時53分16秒 | 食べ物の話

そんなわけでですね、いよいよ12月ですよ。

何気にテレビを見ていたら、昨晩は、「FNS歌謡祭」が放送されていましたね。

グランドプリンスホテル新高輪「飛天」かの生中継。毎年、恒例ですね。

年末らしい、豪華なセットに出演陣。自分は、番組途中から、引き込まれるように、

最後まで、ずっと見てしまいました。

郷ひろみ×AKB48のメドレーや、槇原敬之のメドレーあたりから見ていて、

じょんて★もーにんぐが踊る「浪漫飛行」とか、

フジテレビらしい(?)見ごたえたっぷりのステージに、

和田アキ子と永英明の「あの鐘を鳴らすのはあなた」で歌い出しを間違えるなどの、生放送らしいハプニングも。

昨年までは、毎年、12月の第一週の平日に放送されることが多かったようなイメージですが、

土曜日の放送は、これまでになかった試みだとか。

さらに、ここ数年、司会をしていた黒木瞳がいなかったり、

生放送の忙しない進行の中で、「今年はどんな一年でしたか?」

などのような司会と歌手のトークなどもほとんどなく、歌手はただ歌うだけ。

番組の雰囲気は毎年、少しずつ変わっていくけれど、

FNS歌謡祭が放送がやってくると、「あーそろそろ年末だねー」という感じです。

 

さらに私事ですが、テレビを見ていてしみじみ思ったのが、

そーいえば、我が家に薄型テレビ&ブルーレイレコーダーがやってきて、ちょうど1年。

それまでは、15型のちっちゃなテレビだけ。VHSのビデオデッキも、壊れたままでした。

買うきっかけは、今年3月で終了予定だったはずの、エコポイント。

…だったら買うなら、今でしょ、底値買いするぞと、ネットや店舗など、あちこちまわって、値段を見て、機種を選んだり。

ランクは一番下だけど、画面はそこそこデカい40型&ブルーレイやネットにも繋がる500GBと、

エコポイントとボーナスの勢いも手伝って、かなり奮発しました。

それにしても、あんなにワクワクした買い物は、ここ数年でなかったこと。

配送される日まではもちろん、当日もテレビがやってくるのが、待ち遠しかったのを覚えています。

「地デジ」の美しさにビックリし、エロDVDの臨場感には、ノックアウトでした。

ただ、慣れとは恐ろしいもの。

最初に部屋にやってきたときには「でかいなー」と思っていたのですが、

すぐに、我が家の風景に溶け込んでしまいました。

それに、これはいつの時代も仕方ないことだけど、

価格の下落も著しく、今年、同じような機種は、4万円ほど安く買える計算。

テレビなんて、面白くないって思っている方も多いと思うけれど、

でもですね、僕にとっては、今でも娯楽の中心。

大きいテレビ買ってよかったなあと、1年経っても、今でも満足しています。

 

そんなわけで、関係あるようで、ないような、今日の画像は、肉のハナマサ。

自分ですね、あると使っちゃうんですね。お金。

35歳になっても、お金の管理が緩いダメな男です。

去年の薄型テレビみたいに、「買ったどー」みたいな風なものがある場合はいいけど、

今年みたいに特にない場合は、ダラダラと使ってしまうんだよなー。

気をつけなければ。

外食したい気持ちを、ぐっと抑え、ハナマサで業務用やきそば1kgともやし1kg。

100g99円の牛肉こま切れは、おうち焼肉です。

この業務用やきそば、すごくほぐれやすくて、すごくうれしい!

2回にわけて、みごと完食。

…あれ、2回で食べちゃったら、節約になってない?

それは、心の奥にしまっておきます。


コンデンスミルクと、パンケーキと、私。

2010年11月29日 23時47分13秒 | 食べ物の話

えーとですね、年末ですね、いよいよ。

11月初めのことです。友達へのプレゼントを探すために、池袋の百貨店をブラブラしてたのですが、

季節先取りの百貨店は、ハロウィンが終わると、これぞとばかりに、クリスマスの演出。

天井から、クリスマスソングのシャワーと、

柱周りや、商品ディスプレイや、いたるところでクリスマスカラーのキラキラ輝く飾りつけが、

過剰に思え、「クリスマスって素敵でしょ!」「あなたも、どう?」と言わんばかりの、

百貨店の意気込みに、ちょっと応えられない自分は、気後れ気味。

でも、先週末は、11月のお給料も出て、もうすぐボーナスという、なんとも甘いひととき。

すぐに、税金や飛行機のチケットなどに消えて行ってしまうけれど、

バースデーケーキを探して、銀座を駆け回っていた先週末の銀座のネオンサインも、

なんとなく、その雰囲気を楽しめるくらいの気持ちの余裕と体感温度になってきた気がします。

 

とはいえ、やはり、家計は締めるところは、締めないと。

飲み会が多くなる時期だからこそ、気が抜けない毎日です。

そんなわけで、画像は、ホットケーキ。

ちょうどリーマンショック後の景気の落ち込み局面で、安上がりなおやつや食事代わりとして、

ホットケーキミックスが注目を浴びた時期がありましたが、今はどうなんだろう?

最近、テレビのクイズ番組のネタになっていたのですが、

とあるメーカーでは、子供でも作りやすいように、ホットケーキミックスの、

粉の配合を変えて、材料を混ぜ合わせやすくしたとか。

こうした改良が続いているということは、マーケットが拡大している証拠なのでしょう。

ホットケーキには、メイプルシロップが定番ですが、今回は、練乳をたっぷりと。

昔から変わらないように見える、森永のコンデンスミルクのデザイン。

その豊かな甘さと、濃厚な香りは、軽く郷愁を誘います。

子供のころ、これ舐めるの大好きだったなあ…今でも、大好きです。

 

今回、ちょっとコンデンスミルクをネットで調べてみたら、

なんと、コンデンスミルクって自分で作れるんですね。

やはりレシピサイトの、クックパッドですよ。しかも、意外と簡単に。

…えー、なんでも作れちゃうのね。

とても有難い時代ではあるけれど、

作り方なんて、そんなに簡単に知る方法がなかった時代に子供だった自分は、、

コンデンスミルクは、カルピス原液同様、

普段使いではなく、かといって高級品でもなく、

どこか特別で、背徳的な気持ちにさせてくれる存在でいてくれていたほうがいいなと、

思っています。

 


「おやつ感覚」で食べない「おやつ」なんて、「おやつ」じゃない。

2010年11月21日 11時00分08秒 | 食べ物の話

ボジョレーヌーボーが解禁されましたね。

ワインについては、何にも知識がないので、あれこれ解りませんが、

毎年、解禁日になると「今年のボジョレーは天候が○○で、香りが○○で、味が○○で、とても、いい」

とか言うじゃないですか。

記憶の限りでは、毎年、いいワインということになっているのですが、

あのフレーズで、「今年のボジョレーはダメです」という年ってあるのかな。

「だって、ダメって言っちゃったら、宣伝にならないでしょ」

というご意見には、35歳の大人として、充分承知できますが、

毎年、ボジョレーの出来栄えを聞くたびに、なにか、不思議な気持ちになります。

 

 

そんなわけで、本題。

えーとですね、日本語は難しいです。

難しいんじゃなくて、勉強不足だと言われれば、それまでですが、

たまにですね、自分が間違ってるのか、どうなのか、不安になるときがあります。

そんなわけで、画像は、セブンイレブン中野新橋店。

このお店がどうのこうのではなく、気になったのは、この「焼きたて直送便」の

濃厚ダブルチョコブラウニーの棚ポップに書かれている、このコピー。

「濃厚なチョコクリームを上がけしたおやつ感覚の焼き菓子!」

 

…おやつ感覚の焼き菓子。

焼き菓子は、もともと、おやつでしょ。

おやつ感覚じゃなければ、もともと何で食べるのよ?って話です。

たとえばですね、おやつに食べないようなものを、おやつで食べる時に、

「おやつ感覚」と表現することが多いかと思うんですね。

たとえば、こんな感じがふさわしい表現だと思うんですよ。

↓「ロッテリア おやつ感覚のサイドメニュー『サクサクソーセージロール』発売」(マイコミジャーナル)

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/11/15/078/

↓「おやつ感覚での食べ歩きはNG?高カロリーな屋台の定番メニューTOP10」(オリコン)

http://beauty-cdn.oricon.co.jp/news/78427/full/

 

 

ふつう、「ごはん」は「ごはん感覚」で食べるって言わないでしょ。

だから、おやつで食べることがメインである「焼き菓子」を「おやつ感覚」で食べるっておかしいでしょ?

○○感覚っていうあいまいな表現が、行き過ぎた結果でしょうか。

自分もブログ書くときには、なんとなく書いて、恥ずかしい文章にならぬよう、気をつけなくては。

 

 


讃岐おでん?うどんじゃないの?

2010年11月14日 17時55分07秒 | 食べ物の話

 

 

自分は一人旅が好きで、暇とお金がそろった時には、あちこち出かけています。

暇とお金が両方そろわないと、出かけられないので、好きと言っても、年に数回しか行けないのですが、

そろそろ冬休みの旅行の計画を立ててもいいかなと思い、

先週ぐらいから、ウェブや旅行ガイドと、ずっと睨めっこしていました。

 

今度は、久しぶりに、東南アジアに行こう。

どの国がいいかな、どのルートがいいかな。

飛行機より、バスがいいかな。いや、列車もあるぞ。

どの航空会社が安いだろう?ローコストキャリアは、出発日は、経由地は…

なんだかんだと、散々思案し、悩んだ挙句、踏ん切りつけて、

昨日、予約する航空会社やフライトに決着つけたんですね。

いざ、ウェブ開いて、フライトを選択し、確定したのち、購入画面へ。

料金確認したのちに、カード番号入力して、ぽちっとクリック。

数日間夢中になってあれこれ比較した日も、これでようやくひと段落です。

 

…が、しかし!

旅程が書かれた画面を見て、真っ青。

…帰国日一日間違えてた、、、、どーしよ。

日本支店がある海外の航空会社ですが、土日は休みのため、コールセンターは、海外に繋がってしまいます。

予約の変更不可のPEX航空券。予約のキャンセル料は1万円!。

せっかく比較検討したのに、これはで苦労も水の泡。

一日早く帰ってくればいいだけの話ですが…カード決済する時は、もっと慎重にならないといけませんな。

一応、駄目元でお願いしますが、駄目だったら、キャンセルするしかないかな。

旅行の計画で夢中だった土曜日から一転、書いてすっきりするしかない、ちょっとブルーな日曜の夕暮れです。

 

そんなわけで、前振りと関係ない、本題の画像は、

北区志茂2丁目「すみた」で、かしわ天おろしぶっかけうどん。そして、讃岐おでんほか、いろいろ。

この日は、SNS繋がりの人と、北区でご飯食べましょうということで、

ご一緒させてもらいました。

もともと、隣駅の東十条近くで営業していた、人気の讃岐うどん店。

昨年、赤羽に移転してきたようです。

人気店のため行列覚悟ですが、今回は予約を入れてくれていたので、

待たずに店内へ。いろいろと申し訳ないところです。

 

この日、気になったのは、このお店のおでん。

調べてみると、辛し味噌で食べる、讃岐おでんと呼ばれるスタイルがあるんですね。

讃岐うどん屋では、必ず、このおでんが一緒に売られているとか、いないとか。

伝統の讃岐うどんに、新しいB級グルメとしての讃岐おでん。

組み合わせに死角なし、といったところでしょうか。

 

「すみだ」のおでんも、牛筋から出た出汁がたっぷりしみ込んだ大根や玉子が、

とろけるように旨い。もちろん、たっぷりと添えられた、辛し味噌も、一層、お酒をおいしくさせそうです。

 

さてさて、うどんのほうは、こしのある麺は、ボリュームたっぷりの食べ応え。

かしわ天も、やわらかく煮込まれた鶏肉が天ぷらにされていて、

なかなかのうまさ!

薬味の小ネギにゴマやのりの風味たっぷりで、

揚げものも、大根おろしと、かけ汁で、さっぱりと頂けます。

 

そのほかのメニューも、おいしそうなものばかり。

予約のお客様に出してくれる茶碗蒸しには

なんとカマンベールチーズも。

なかなかのアイデアで、他のメニューも試したくて通いたくなるお店でした。


どんなに泣いても、いつだって腹は減る。

2010年11月08日 23時58分42秒 | 食べ物の話

 

TBSで、5夜連続で放送されていた開局60周年ドラマがあったじゃないですかー。

日本の近現代史を織り交ぜて個人の生き方を追うようなストーリーは、各局の開局○○周年ドラマにありがちなテイストで、

今回は、特に、脚本家の橋田壽賀子さんが書きたかったという戦争をテーマに、日系移民達が、

歴史に翻弄されながらも、肩を寄せ合って戦前、戦中、戦後と生き抜いてきた話が中心。

第一話から第五話まで、各曜日2時間を超える放送時間で、部屋にいる時間帯とも重なったので、

ちょこちょこつまみ食いしながら見てました。

 

初日こそ、橋田壽賀子らしい、回りくどいセリフを子供が長々と喋っていて、

「あー、やはり『渡鬼』だ…」

と思ってチャンネルを変えたりしていたのですが、

最終話は、10分に1回は泣けるシーンが続いて、噴き出す感情をどう抑えてよいかわからないくらい。

敗戦国の人間として生きるのを許せなかった父親の死。

広島と沖縄に生き別れた姉妹が日系二世として辛い日々を過ごした日々。

そして、戦後、焼け野原の広島で再会した二人。

姉妹が再び行方不明になってしまったことを知らせを聞いて、敗戦後の日本で捜索する術が経たれた絶望に号泣する泉ピン子。

姉妹で広島を抜け出し、戦災を逃れた京都を彷徨い倒れる姉、医者の家でおはぎを食べて、泣きだす川島海荷。

次から次へと繰り出す橋田壽賀子の「泣かせ」の技に、やられっぱなしでした。

なんつーすかね、涙腺が弱くなったのか、

昼間12時から、外で、ずっと飲んで酔っ払って帰ってきてから見たからか。

今でも、海外に移民する人達や、少数民族、難民など、

国だとか、民族だとか、そういう枠から外れてしまい、生きざるを得ない人達はいつの時代も、

平和から遠い存在になってしまうことに、少し胸が痛い思いをしながら見ていました。

 

そんなわけで、前振りと関係ない今日の画像は、牛肉とにんじん丼。

最近、ちょっと意識して野菜を食べるようにしている中で、お気に入りが、にんじん。

ただ皮を剥いて、スライスして、レンジでチン。

数分後には、蒸されて、甘さを増した蒸しにんじん(?)の出来上がりです。

自分は、キャベツの千切りにトッピングし、ちょっと塩を振って、オリーブオイルをたらして食べるのですが、

この日は、ちょっと濃いめのすき焼きのタレで煮た薄切り牛肉と一緒に。

そんな昼間から酔っ払い、ドラマに泣き、それでも食べる、35歳の秋なのです。


「女子会」に男が参加しちゃ、駄目ですか?

2010年11月03日 00時13分52秒 | 食べ物の話




そんなわけで、画像は、北区赤羽1丁目「赤羽 トロ函」で、鮪かま焼。

今の職場になって、飲み仲間といいましょうか、
同僚の女の子たちと、一緒に飲みに行く機会が増えました。

4人ぐらいのこじんまりとした「女子会」といった感じですが、
有難いことに、俺の事を異性としてそれほど意識してくれていないのが、一番楽。
その気軽さゆえに、つい、ぽろっと
「俺、どっちかって言うと、男のほうが好きなんだよね」と
言ってしまいそうです。

赤羽は、酒好きにはたまらない街。
飲み屋が、浅草六区みたいに並んでいて、
昼間から開いている店もあり、ゆるい雰囲気を醸し出しています。
スナックなんかも多く、こちらも昼間からカラオケが聞こえたりしています。
そして、商店街では昼間からホステスさんが
「私、北海道から出てきました~夕方待ってます♪」と、新規オープンの店のティッシュ配り。
職場が赤羽に移ってから、その昼間の光景にはビックリしたものです。

「赤羽 トロ函」も、そんなゆるい雰囲気に溶け込んでいる店ですが、
どうやら、都内で数店舗展開するチェーン店のようです。
でも、店内は、チェーン店らしからぬ、まるで漁港にある番屋のような雰囲気。
もちろん、売り物は、海鮮ものです。

画像の、鮪のかまも、
テーブルの上にコンロをおいて店員さんが炭火で焼いてくれます。
じっくりと焼くので、焼きあがるのに30分くらいかかるでしょうか。
その間にも、おっさんテイストのガールズトークで盛り上がります。

焼きあがったかまは、想像どおりのうまさ。

「これヤバいね。」
「俺にどうしろっていうんだよって。」

好きな店で飲むために鴬谷まで行くという、酒飲みの女の子達はもちろん、
そんなに酒好きではない自分も、箸も酒もついつい進みます。

こう見えて…というか、どう見えているかわかりませんが、
自分は意外に内気なんですけど、
ここの飲み会は、気を使う必要がないゆえに、かなり全開の勢い。

とはいえ、社内の仲間なので、不用意な発言や、
冒頭にちらっと書いたように、思わぬカミングアウトに注意せねばと、
エンジンとブレーキのペダルの踏み方もほんの少しの注意も必要かもしれませんな。


台風が通り過ぎていく、老舗の台湾料理店で。

2010年11月01日 00時37分49秒 | 食べ物の話




そんなわけで、画像は、渋谷区道玄坂2丁目「麗郷 渋谷店」で、いろいろ。
この日は、久しぶりの友人と、ご飯です。

台湾料理の店として、昔からあるお店のようで、友人に連れてきてもらいました。
東急本店の近く、道玄坂に向かう、少し怪しい坂道の近くにあるお店。
狭い路地ですが、一日中、人の行き交いが絶えないところですよね。

お店のお客さんも、道玄坂らしい、おしゃれなミドルなおっさんや女性がちらほら。
遊び慣れている感じのお客さんが多いかな。

こちらの名物は、蜆のガーリック炒めや、豚の腸詰。
蜆ってあまり食べないじゃないですかー。
味噌汁以外で蜆の料理を見たのは、自分は初めてです。
ガーリック風味で、蜆のエキスがたっぷり出ている汁を貝殻ですくいながら、頂きます。
汁だけでも、ご飯にかけて食べたい気分です。
腸詰は、まあソーセージですが、サラミに似た、濃厚な味わい。
自分は見逃してしまったのですが、お店の中につりさげてあるようで、
酒のつまみには最高な感じです。

海老も、ただ茹でただけじゃない雰囲気の味わい。
殻を剥いて、特製のたれにつけて、がぶっと。
交わす言葉も後回しで、とにかく夢中になります。

そして、今回、何よりも、心奪われたのは、角煮。
なんつーですかね、ボリュームもそうですが、美しい照り。
そして、ちょっと覗いて見える、ほうれん草の、鮮やかな緑。
飾り包丁で細工された付け合わせもあるわけでなく、
ただ、そこにある必然性だけで、皿の上に存在しているわけですよ。
奇跡が作り出すアートのようなものです。

味のほうも、まったくしつこくなく、これだけ食べても、別腹扱い。
崩れそうなくらいトロトロな角煮にノックアウトです。

本当はちゃんと味わいし、もちろん味わったのですが、
この日は、やはり、その友人の話す言葉をちゃんと受け止めてあげることが、本当の目的。
人生の中で、大きな決断をせざるをえなかった友人に、
もしかしたら、影響を与えてしまったのではと、
申し訳ない気持ちもあるのも事実。

僕にできることなんて、ないかもしれないし、
それでも、僕にできることは、少しでも、その気持ちを楽にしてあげることかな。
友人の言葉を聞いて、
自分も、まっすぐ、しっかりと、歩いてかなくてはいけないなと、
改めて思った、渋谷の夜でした。


僕には、「キノコ好き」の意味がわからないのです。

2010年10月26日 23時55分47秒 | 食べ物の話



えーとですね、東京は、夕方から、一気に寒くなりましたね。
秋が早足で、逃げて行ってしまったようですが、
雨を重ねながら秋が深まって行くのでしょう。

秋の味覚といえば、今年は、国産の松茸が豊作だとか。
去年よりも、随分と値段がお安いらしいのですが、
僕には、松茸の意味が、あまりわかりません。
もともとキノコ自体、そんなに興味がないのですが、
「香り」に見合うお値段かと言えるのかとどうか、
僕にはよく解りません。

そして、もっと意味がわからないのは、
山中に生えているキノコを勝手に獲って、
間違って食べちゃて、中毒になる人達。
もしくは、それを売っちゃったりすること。

栽培されているもので満足できない人達なのでしょう。
でも、なんで、種類もよくわからないのに、
食べてしまうのだろう。
しかも毎年同じような事故がありじゃないですかー

キノコ好きの人は、山の中に自生しているキノコを見たとたん、
ドキドキしはじめて、

「アレ、絶対に美味しいはず…」
「もっとおいしいキノコがあるに違いない…」

みたいに、欲望を理性で、押さえきれなくなってしまうのでしょうか。
もし、性犯罪に共通する心理があるのなら、少しは同情しますが、
僕の中では、とても同情できないニュースの一つだったりします。

そんなわけで、画像は、秋の味覚・心の中のベストテン第一位で、さんま。
ぶどうや栗よりも、自分は、さんまかな。
塩焼き最高です。頭や腸の処理が、ちと面倒ですが、三本ぺろっと。
最近は解凍物もあるので、シーズンじゃなくても、見かける機会が多いですが、
やはり、季節に食べると、おいしさも2割増しです。

今シーズンは、あと何回くらい食べられるかな。


冷凍ピザって、10回言ってみて。ほら、食べたくなったでしょ。

2010年10月22日 01時10分51秒 | 食べ物の話

えーとですね、インスタント食品と言われるようなカテゴリーは、
自分の子供のころは、手作りのものと比べ、とかく、栄養だとか、味だとか、
いろいろと、悪く言われたものです。

一人暮らしの世帯が増え、また、主婦が忙しい昨今、
今ではそんなことを言う人をあまり知りません。
レンジで温めたり、お湯を入れるだけでできるインスタント食品から、
材料を1~2品用意して、ひと手間加えればちゃんとしたおかずになる商品とか。
スーパーマーケットの棚はそんな感じのものばかりです。

でも、本物を超え、インスタントにしかない、味に、
魅力を感じている人も多いと思います。

自分が、本物とは別物と思える、好きなインスタント食品は、
何回かブログにも書いていますが、インスタント袋焼きそば。

粉ソースをほぐれた麺の上からかけて、混ぜて炒めると、
インスタント麺が吸い残した水分を含んで、
フライパンの上で、煮詰まって、ねちゃねちゃするじゃないですかー
あれはですね、カップ焼きそばでも出せない、独特の食感。
5袋パックで、2回で食べてしまいます。

そして、今日の本題は、冷凍ピザ。
近頃は、何処のレストランでもそこそこ本格的なピザを食べられるし、
デリバリーだって、おいしそうなトッピングがあってバラエティ豊か。
凍ってない、チルドのピザだって、焼くだけで、薄くてパリッと、とても本格的イタリアンピザ風。
最近の子供は、冷凍ピザなんて見向きもしなでしょうが、
僕の子供のころのピザは、これがピザ。ピザの原点なのです。

ちょっと厚めの生地に、トマトソースが塗られ、サラミが6つトッピングしてあり、
ピーマンと、細切りチーズがパラパラとのっているのが、ピザ。
トースターをのぞいても焼きあがりが確認できなくて、
食べたら、焼ムラがあって、アルミホイルにチーズと生地がくっついちゃっても、
反対に、ちょっと冷たくてがっかりしても、それが、ピザ。


どんなにおいしいピザがあっても、冷凍ピザでしか味わえない味が、あるような気が僕にはします。

ただ、最近の冷凍食品、「レンジアップ対応」のものって多いじゃないですか。

「袋は破らず、この面を上にして、そのまま温めてください」
とか
「トレーごとレンジのターンテーブルにおいてください」
とか。


この冷凍ピザも、内袋は破かなくてはいけないのですが、
こんがり焼けるトレーというのがついていて、
破いたらトレーの上にのせて、レンジアップ。
トースターで焼くより、断然早く出来上がります。

でもやはり温めムラができるのと、焦げた感じはイマイチですが、
そこが、冷凍ピザの醍醐味。
もしも、この世の中から冷凍ピザが消えるとしたら、
それは、世界で、何かしら革命に近い出来事が起きる時かもしれません。