〔15.3.4.日経新聞:社会1面〕
宇宙航空研究開発機構は3日、小惑星探査機「はやぶさ2」が搭載する機器の初期段階における機能確認を終え、イオンエンジンを連続運転する本格的な運用に入ったと発表した。今年末に予定する地球の重力を利用した軌道変更に向けて速度を増す。
はやぶさ2は昨年12月の打ち上げから約3カ月間、搭載するエンジンや通信機器などの機能確認を進めていた。
3月2日までに問題が . . . 本文を読む
〔15.3.4.日経新聞:スポーツ面〕
Jリーグが2019年までの5年間の海外向けテレビ放送権をスカパーJSATに売却することがわかった。放送権料はこれまでの約5倍の年3億5000万円になる。スカパーJSATは東南アジアを中心にJリーグの露出拡大を図る。
同社は昨年2月、インドネシアの有料テレビでドラマ、アニメなど日本の放送コンテンツをインドネシア人向けに流すWAKUWAKU JAPANを開 . . . 本文を読む
〔15.3.4.日経新聞:マーケット商品面〕
鉄鋼原料である鉄鉱石の4~6月期の対日価格が前四半期比11%安の1トン62ドルに決まった。下落は5四半期連続で、四半期ごとの値決めになった2010年以降の最安値だ。原料安は鉄鋼メーカーの収益改善を後押しする。ただ足元では鋼材価格も下げ基調で、今後は利ざやが徐々に縮小する可能性もある。
対日価格はオーストラリア産の中国向けスポット(随時契約) . . . 本文を読む
〔15.3.4.日経新聞:M&I 1面〕
金融機関の窓口や営業担当者は、自社で扱う商品を買ってもらうのが仕事
投資を始める初心者の多くは「株式や投資信託ってよく分からないからプロに相談してみよう」と考えるでしょう。ゴルフや英会話でも自己流でやるより専門家に教わる方が早く確実に身につきやすいですが、残念ながら投資に関してはそれが正解とは言い切れません。なぜなら皆さんが身近な相談相手として思い浮 . . . 本文を読む
〔15.3.4.日経新聞:マーケット総合2面〕
日立建機株がさえない。3日は2188円で引け、昨年末と比べて15%安。日本株全体が上がる中での逆行安で、日経平均採用銘柄で最も下落率が大きい。
鉱山機械と中国向けという2つの大きな需要がしぼみ、底入れがなお見えない。2015年3月期の連結売上高は前期比8%減、営業利益も13%減の600億円を見込む。売り上げの不振は16年3月期も続くというのが市 . . . 本文を読む
〔15.3.4.日経新聞:マーケット総合2面〕
株式市場で出遅れ銘柄を底上げする動きが一巡してきた。銀行や不動産など内需株が先導した2月の相場から変わり、ここにきて、個々の銘柄に資金が集中する動きが鮮明だ。円安の恩恵を受ける銘柄がまず上げ、高配当株に波及、さらに内需株の底上げで水準を切り上げてきた日本株だが、次のけん引役を手探りする状況にある。
この日の物色は局所的だった。小野薬品工業 . . . 本文を読む
〔15.3.4.日経新聞:マーケット総合1面〕
下がらない相場だ。3日の日経平均株価は4営業日ぶりに反落したとはいえ11円安と小幅で、下げれば入る押し目買いの強さが目を引いた。市場では「売る理由がない」との声も交ざり、いつの間にか「総楽観」のムードに傾きつつある。ただ、強気が極まるほどその反動も大きくなるのが相場の常。楽観の影で警戒サインも出始めている。
「とにかく皆さん強気です。私自 . . . 本文を読む
〔15.3.4.日経新聞:投資情報面〕
パナソニックは3月中に普通社債(SB)4000億円を発行する。既存社債の償還資金のほか、自動車や住宅関連の成長戦略の投資に充てる。同社の社債発行は2011年3月以来4年ぶりとなる。14年度に事業会社が機関投資家向けに発行する社債としては最大規模となる。
5年債、7年債、10年債の3本建てで、発行額は5年債が2200億円、7年債が800億円、10年債 . . . 本文を読む
〔15.3.4.日経新聞:企業3面〕
自動車部品メーカーのニッパツは3日、ハンガリーとカンボジアに新工場をつくると発表した。欧州で2拠点目となるハンガリーでは車用サスペンションに使うバネを12月をめどに生産を始めて日欧の自動車メーカーに供給する。カンボジアでは2016年4月にシートカバーの生産を始める。主にタイに工場を持つ日系自動車メーカーに納める。
ハンガリー工場は20年度をめどに、サスペ . . . 本文を読む
〔15.3.4.日経新聞:企業3面〕
日本郵船は3日、米客船子会社を約650億円で香港大手に売却すると発表した。客船2隻を米国を中心に運航していた。同業大手に売却することで設備投資を液化天然ガス(LNG)輸送船などに集中する。2015年4~6月期決算で約260億円の特別利益を計上する。
1988年に設立した全額出資子会社、クリスタル・クルーズ(カリフォルニア州)を、香港とシンガポールの証券取 . . . 本文を読む
〔15.3.4.日経新聞:企業3面〕
半導体シリコンウエハー大手のSUMCOは3日、公募増資で最大600億円を調達すると発表した。2012年に経営再建の一環として住友金属工業(現・新日鉄住金)などに引き受けてもらった優先株を買い取り、財務体質を強化する。増産投資などにも充て収益改善を目指す。
公募増資の具体的な金額や時期は株価動向などを勘案して決める。優先株を買い取るため3月の株主総会で . . . 本文を読む
〔15.3.4.日経新聞:企業1面〕
東急不動産ホールディングス(HD)はインドネシアで住宅事業に本格的に乗り出す。三菱商事と組み、約3千戸分の分譲マンションを建設する。他にも3カ所で住宅開発を進め、2023年までに計5千戸を供給する。総投資額は440億円超。人口増を背景に旺盛な需要が続くと判断。品質やサービスの良さを売り物に中間層や富裕層向けの市場を開拓する。
三菱商事と建設するマンシ . . . 本文を読む
〔15.3.4.日経新聞:企業1面〕
NTTコミュニケーションズは3日、独データセンター大手、イーシェルターを約1千億円で買収すると正式発表した。狙いは重要情報を扱う拠点を欧州域内に構えたいとの需要に応えること。データセンターを要に急拡大するクラウドはネットを活用するため、地理的要素と縁遠いと思われがちだが、リスク管理志向の高まりで自国に置くケースが目立っている。
NTTグループは昨夏時 . . . 本文を読む
〔15.3.4.日経新聞:消費Biz面〕
オンワード樫山は5月から、店頭の販売員やデザイナーらの契約社員を正社員にする。55歳未満で有期雇用している約4000人の従業員のうち、一定の評価を収めている従業員が対象。正社員になるのは2000~3000人規模に達する見通し。
原則、1年ごとの契約だったが、継続的な雇用を保障することで人材の流出を防ぐとともに採用活動で優秀な人材の確保につなげる。
. . . 本文を読む
〔15.3.4.日経新聞:アジアBiz面〕
【ジャカルタ=渡辺禎央】インドネシア初の地下鉄区間を含む都市鉄道(MRT)建設で、三井物産が率いる企業連合が運行管理システムなどを受注する見通しとなった。入札で最終的な交渉権を得ており、受注額は300億円程度。3日は住友商事と日本車両製造も130億円の車両受注を発表しており、2018年の開業を目指すMRTの整備が本格化する。
三井物産は神戸製鋼所、 . . . 本文を読む