日本株と投資信託のお役立ちノート

株や投信の運用に役立つ記事を探します。
(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

コニカミノルタ 米医療系システム買収 中小病院に的

2015年10月02日 | 企業:M&A・合併・事業承継
(日経10/02:企業総合面)  コニカミノルタは米医療系システム会社の20/20ヘルスケア(ノースカロライナ州)を買収した。買収額は数十億円とみられる。同社は米国で中小規模の病院への営業に強みを持っている。コニカミノルタは買収により米国での医療事業の売上高を伸ばす。  20/20ヘルスケアはX線診断装置や電子カルテシステムなどを製造販売し、多くの医療機関を顧客として抱えている。クラウド技術を使 . . . 本文を読む

JT、米社6000億円で買収へ たばこ大手レイノルズ子会社、週内合意へ最終調整

2015年09月29日 | 企業:M&A・合併・事業承継
(日経9/29:企業・消費面)  日本たばこ産業(JT)は米たばこ大手レイノルズ・アメリカンの子会社の買収に向け最終調整に入った。買収額は約50億ドル(約6千億円)になる見通しで、週内の合意を目指す。実現すれば2007年に2兆円以上を投じて買収した英ガラハー以来の大型案件となる。海外たばこ企業のM&A(合併・買収)を軸にしたJTの成長戦略が前進する。    「ナチュラル・アメリカン・スピリ . . . 本文を読む

JT、3度目の大型買収交渉 米レイノルズの一部事業 たばこ世界一へ意欲

2015年09月26日 | 企業:M&A・合併・事業承継
(日経9/26:企業総合面)  日本たばこ産業(JT)が米たばこ大手レイノルズ・アメリカンの一部事業の買収協議に入ったことが明らかになった。買収額は約50億ドル(約6千億円)規模に達する可能性がある。過去2度にわたる1兆~2兆円規模の大型M&A(合併・買収)により、海外事業を拡大してきたJT。三たび大型買収をまとめられるかに注目が集まる。    「ナチュラル・アメリカン・スピリット」は日本の消 . . . 本文を読む

ビール再編 最終局面 首位インベブ、SABに買収打診 独禁法対応で事業売却、争奪戦も

2015年09月22日 | 企業:M&A・合併・事業承継
(日経9/22:グローバルBiz面)  ビール世界最大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABI、ベルギー)が2位の英SABミラーに買収を打診し、業界の大型再編が最終ステージに突入した。SAB側が600億ポンド(約11兆円)を超える巨額買収に賛同しても、独占禁止法への対応で米国や中国では事業売却を迫られるのは必至。海外事業を拡大したい日本勢には「出物」の獲得で好機が訪れる可能性もある。  「 . . . 本文を読む

ビール2強、再編へ動き 首位インベブ、SABに買収打診 世界シェア3割視野に

2015年09月17日 | 企業:M&A・合併・事業承継
(日経9/17:総合2面)  【ジュネーブ=原克彦】「バドワイザー」などのブランドを持つビール世界最大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABI、ベルギー)が2位の英SABミラーに買収を打診した。両社が16日、声明で発表した。米国などの独占禁止当局の審査を通って買収が実現すれば、世界のビール販売量の約3割を占める巨大連合が誕生する。大型M&A(合併・買収)を繰り返してきたビール業界の再編は最終段 . . . 本文を読む

伊藤ハム・米久、来年4月経営統合 ハム・ソーセージ国内首位に 食品再編の呼び水に

2015年09月15日 | 企業:M&A・合併・事業承継
(日経9/15:1面)  食肉加工2位の伊藤ハムは7位の米久と経営統合する方針を固めた。2016年4月に共同持ち株会社を設立し2社を事業会社として傘下に置く方向で調整している。売上高の合計は全体で6300億円と日本ハムを追い、ハム・ソーセージ事業の国内シェアは日本ハムを抜き首位に立つ見通し。少子高齢化で国内市場が縮むなか、商品開発と調達力を強化しアジア市場開拓を加速する。集約が遅れている他の食品企 . . . 本文を読む

横河電機、戦略投資に700億円 M&Aで海外展開

2015年09月11日 | 企業:M&A・合併・事業承継
(日経9/11:企業総合面)  横河電機は2018年3月期までの3年間で、700億円を海外事業拡大に向けた戦略投資に充てる方針だ。M&A(合併・買収)の投資枠を設けるほか、IT(情報技術)システム強化やアジアでの人員拡大を計画する。国内で化学プラントの生産撤退が相次ぐなか、海外に成長投資を振り向ける。  M&Aや出資による資本提携などには500億円を投じる計画。北米や欧州などのプラント運営会社 . . . 本文を読む

三井住友海上が英損保買収 5000億円超 欧米に収益源 再保険強化狙う

2015年09月08日 | 企業:M&A・合併・事業承継
(日経9/8:1面)  三井住友海上火災保険は英損害保険大手のアムリンを買収する方向で最終調整に入った。買収額は5000億円超とみられる。保険会社の保険金支払いリスクを引き受ける再保険を中心に、海上保険、航空保険などを幅広く扱う同社の買収で、海外展開を加速する。人口減で国内の保険需要の縮小が見込まれる中、大型買収をテコに海外に収益源を求める動きが生損保で活発になっている。(関連記事経済面に) . . . 本文を読む

日生、三井生命を買収 3000~4000億円で株8割 国内再編で競争力

2015年08月26日 | 企業:M&A・合併・事業承継
(日経8/26:1面)    日本生命保険は三井生命保険を買収することで三井側と大筋合意した。日生は三井住友銀行など三井生命の主要株主から8割程度に当たる株式を買い取り、子会社にする。買収額は3000億~4000億円規模とみられる。国内生保の再編は約11年ぶり。人口減少で国内生保市場は大きな成長を見込めない。11月のかんぽ生命保険上場で競争が激しくなる中、シェア拡大で競争力を高める。(関連記事経済 . . . 本文を読む

事業承継支援へ300億円基金 三井住友銀や三井物産、人材も供給

2015年08月26日 | 企業:M&A・合併・事業承継
(日経8/26:経済面)  三井住友銀行と三井物産、日本政策投資銀行は後継者不足に悩む国内の中堅・中小企業を支援する300億円規模の投資ファンドを10月に立ち上げる。50%超を出資して人材も送り込み、幹部の育成や企業統治(ガバナンス)の向上を主導する。事業の承継に悩む企業が増えるなかで需要が高まると判断した。  投資するのは潜在力はありながら足元の収益が落ち込んでいたり、事業承継に悩みを抱えてい . . . 本文を読む

三菱電機、伊空調を900億円で買収 最大のM&A、欧州首位のダイキン追撃

2015年08月26日 | 企業:M&A・合併・事業承継
(日経8/26:企業総合面)  三菱電機は25日、イタリアの業務用空調メーカー、デルクリマ社を買収すると発表した。買収額は約6億6400万ユーロ(約902億円)で、三菱電機にとって過去最大のM&A(合併・買収)になる。日本に次ぐ重要市場と位置づける欧州で空調機器の品ぞろえを増やす。これまで販売代理店など小粒な買収を重ねてきたが、大型投資に踏み切り欧州市場で首位のダイキン工業を追撃する。  親会社 . . . 本文を読む

キヤノン、最大4000億円投資 M&A、ロボや生命科学で

2015年08月24日 | 企業:M&A・合併・事業承継
(日経8/24:1面)  キヤノンは2020年までにM&A(合併・買収)に最大4000億円を投じる。ロボットや生命科学など新分野が対象で、デジタルカメラや事務機に続く経営の柱を育てることをめざす。デジカメなど同社の成長を支えた領域は今後市場の大きな伸びが見込めない。新規事業で20年に1兆円の売上高を目指し、持続的な成長につなげる。  御手洗冨士夫会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)が日本経済新聞 . . . 本文を読む

住生、米生保と買収交渉 4000~5000億円、最大市場に足場

2015年08月09日 | 企業:M&A・合併・事業承継
(日経8/9:1面)  住友生命保険が米中堅生保のシメトラ・ファイナンシャルを買収する方向で交渉していることがわかった。買収額は4000億~5000億円規模とみられる。世界最大の保険市場である米国に足場を築き、海外展開に弾みをつける狙いがある。人口減少で国内市場の伸びが見込みづらい中、海外に成長機会を求める生保のM&A(合併・買収)が加速している。  両社は近く買収価格など具体的な条件を詰める交 . . . 本文を読む

ANA支援で決着 スカイマーク再建へ 債権者集会6割支持 デルタ案破る

2015年08月06日 | 企業:M&A・合併・事業承継
(日経8/6:1面)  民事再生手続き中のスカイマークの債権者集会(総合2面きょうのことば)が5日、東京地裁で開かれ、ANAホールディングス支援の再生計画案が6割超の賛成を集めて可決された。同案に対抗していた米デルタ航空による支援案は否決された。今後、ANAは共同運航などを通じてスカイマークの再建に協力する。1月の経営破綻から半年。日米の航空大手による争奪戦となっていたスカイマークの再生がようやく . . . 本文を読む

(一目均衡) 日本企業の短期主義

2015年08月04日 | 企業:M&A・合併・事業承継
(日経8/4:投資情報2面)  「同族経営」と聞くと、どこか時代遅れの感じがして、いいイメージを持たない人が多いだろう。最近では大塚家具やロッテで親子や兄弟間の骨肉の争いが起こり、否定的な印象がさらに強まった気がする。 □  ■  □  だが、実証研究によると、実は同族経営のほうがいわゆるサラリーマン経営より概して成績がいい。例えば京都産業大学の沈政郁准教授らが一昨年に発表した、日本の上場企 . . . 本文を読む