(日経10/20:経済面)
総務省の携帯電話に関する有識者会議は19日に開いた初会合で、料金引き下げ策の本格検討に着手した。安倍晋三首相の指示を受けた検討作業で、端末や通信会社を定期的に替える利用者が優遇される現在の仕組みを再点検する。利用実態に応じた多様な料金体系を促し負担の公平を図れるかが焦点になりそうだ。年内に具体策をまとめる。
有識者会議の初会合であいさつする明治大学の新美育文 . . . 本文を読む
(日経10/14:企業面)
米マイクロソフト(MS)がノートパソコン参入を表明した。タブレットにもなる製品を開発し、月内に北米で売り出す。パソコン市場が低迷するなか、基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の存在感を保つ狙いがある。だが協力メーカーと競合しかねない。OSとハード(機器)事業を統括するテリー・マイヤーソン上級副社長に13日、都内で話を聞いた。
――なぜノートパソコン「サーフェスブック . . . 本文を読む
(日経10/9:国際1面)
EU(欧州連合)と米国は15年前にデータの扱いについてセーフハーバー協定を結び、施行してきた。この協定によって4千社以上の会社がEU域内で収集したデータを米国に送り返しても欧州のプライバシー法制への違反を問われなかった。
ところが欧州司法裁判所(ECJ)は5日、欧州の市民が米国家安全保障局(NSA)による無制限の監視にさらされているとの理由で、この協定を無効にする . . . 本文を読む
(日経10/02:企業・消費面)
ソニーとフェリカネットワークス(東京・品川)は1日、電子マネーなどに使われる非接触IC技術「フェリカ」内蔵の指輪やブレスレットを開発したと発表した。アンテナの改良や小型化で、様々な形にフェリカ機能を搭載した。手を読み取り機にかざすだけで簡単に支払いを済ませられる。
指輪を読み取り機にかざすと決済できる
指輪型は試作レベルだが、量産技術の確立を急ぐ。読み . . . 本文を読む
(日経9/28:総合・経済面)
安倍晋三首相の「携帯料金などの家計負担の軽減は大きな課題だ」という発言が波紋を広げている。賃上げ要請に続く民間への介入にも映るが、携帯電話市場が大手3社による寡占状況にあるのも確かだ。「鶴の一声」で家計の通信料負担は軽くなるだろうか。(横田祐介、赤尾朋子)
「通信3社の寡占状況が続いている。もっと競争ができるような環境をつくっていただきたい」
11日に首相 . . . 本文を読む
(日経9/26:企業総合面)
通信会社を自由に選べる「SIMフリー」のスマートフォン(スマホ)の市場が拡大している。調査会社のBCN(東京・千代田)の調べでは、2014年9月~15年8月の直近1年間の販売台数が前年同期比で3倍以上になった。格安料金の通信サービスの充実や、海外の大手メーカーの本格参入が市場拡大につながった。
全国の主要家電量販店などの実売データを基に集計した。直近1年間のスマ . . . 本文を読む
(日経9/23:国際2面)
【シリコンバレー=兼松雄一郎】サイバー攻撃への安全性に定評がある米アップルが運営するアプリ(応用ソフト)市場で、アプリの一部がウイルスに感染していたことが明らかになった。中国ネット大手、騰訊控股(テンセント)の対話アプリ「微信(ウィーチャット)」など、億単位の利用者がいる人気アプリで個人情報を抜き取る「マルウエア(有害な働きをするソフト)」が発見された。
「iP . . . 本文を読む
(日経8/25:企業・消費面)
家電量販店などが格安スマートフォン(スマホ)の販売に一段と力を入れる。ビックカメラは格安スマホ用の「SIMカード」の販売コーナーをグループのコジマの店舗にも広げる。ヤマダ電機は初期費用が無料のサービスを導入した。取り扱う企業や売り場が広がり、格安スマホの量販店での販売台数シェアは全体の1割を超えた。成長市場を巡り、各社の販売競争がさらに激しくなりそうだ。
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(日経8/14:アジアBiz面)
中国のスマートフォン大手、小米(シャオミ)が新たな成長の場を求め、海外に打って出始めた。インドやブラジルなどの新興国がターゲットだ。低価格機を数量限定で売り、口コミでファンを広げるという、中国で成功した事業モデルで勝負をかける。13日には海外市場の開拓を担う新製品を発表した。小米は創業5年で世界3位にのし上がったが、売上高の9割を占める中国市場は減速が鮮明だ。成 . . . 本文を読む
(日経7/29:国際2面)
【シリコンバレー=小川義也】米マイクロソフト(MS)が次期基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」の提供を29日から始める。目玉は「7」以降の利用者を対象にしたウィンドウズ史上初の無料アップグレード。売り切り型のソフト会社からクラウドで安定的に稼ぐサービス会社への脱皮を目指すサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は、30年続いたOSのビジネスモデルも転換しようとしてい . . . 本文を読む
(日経7/26:企業面)
スマートフォン(スマホ)やタブレット(多機能携帯端末)の台頭によるパソコンの出荷減少が止まらない。パソコン向け基本ソフト(OS)で世界を制した米マイクロソフト(MS)は「ウィンドウズ」の消費者向けライセンス事業が日本市場でも不調だ。成長分野のスマホではOSのシェアで米アップルや米グーグルに水をあけられた。パソコンの巨人は巻き返せるのか。日本マイクロソフトの平野拓也社長に . . . 本文を読む
(日経7/17:企業面)
企業がサイバー攻撃を受けても被害が広がらないようにする対策にIT(情報技術)各社が乗り出す。特定の組織を狙う標的型攻撃が増える中、NTTコミュニケーションズはウイルス感染したパソコンの不審な通信を遮断するサービスを始める。NECはトレンドマイクロと組みクラウドを活用した仕組みを提供する。ウイルスを完全に防ぐのは難しく、感染しても深刻な被害を防ぐシステムが求められている。 . . . 本文を読む
〔15.3.28.日経新聞:企業2面〕
情報処理推進機構(IPA)などは27日、スマートフォン(スマホ)などの基本ソフト(OS)「アンドロイド」に、セキュリティー上の欠陥(脆弱性)があると発表した。悪用されれば、ウイルスに感染した公衆の無線LANに接続した際にスマホが乗っ取られるという。別のサイバー攻撃の「踏み台」になる可能性もあり、ソフトの更新などが必要となる。
日本レジストリサービス(東 . . . 本文を読む
〔15.3.20.日経新聞:国際1面〕
タグ・ホイヤーの提携を発表するLVMHのビバー氏(右端)ら(19日、バーゼル)
【バーゼル=原克彦】世界の時計メーカーが、身につける情報機器、ウエアラブル端末に参入し始めた。19日に開幕した時計と宝飾品の見本市「バーゼルワールド」ではタグ・ホイヤー(スイス)が米グーグル、インテルと提携して新商品を投入すると表明。スウォッチグループ(同)も発売の準備を . . . 本文を読む
〔15.3.19.日経新聞:企業2面〕
【シリコンバレー=小川義也】米マイクロソフト(MS)は17日、次期基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」の発売時期を「今秋」から「今夏」に前倒しすると発表した。併せて、パスワードの代わりに指紋や瞳の虹彩などでログインする生体認証機能を標準搭載することも明らかにした。パスワード入力の安全性に懸念が強まる中、デジタル機器に生体認証を採用する動きが広がってきた。 . . . 本文を読む