〔15.3.18.日経新聞:M&I 2面〕
相続税対策を考える際は「2回目の相続」まで見据えることが大切になる。例えば父親が亡くなって相続が起きた後、しばらくして今度は母親が亡くなってもう一度、相続の手続きや税金の支払いが必要になることは多い。1回だけの対策で安心していると、余分な税負担や親族間のもめ事につながりかねない。
「父の遺産はすべて母さんに相続してもらおう。そのまま家に住み続け . . . 本文を読む
〔15.3.18.日経新聞:新製品面〕
小説やコミックなどを電子書籍で読むための専用端末(リーダー)が進化している。画面(ディスプレー)が高精細で文字やイラストをくっきりと表示できる機種や、水による故障を心配せずに利用できる機種が登場した。もともと画面もスマートフォン(スマホ)やタブレット(多機能携帯端末)より、文字を読んだりイラストを見たりしやすく工夫しており、紙の本を読むのが好きな . . . 本文を読む
〔15.3.18.日経新聞:マーケット商品面〕
鉄鋼原料の鉄鉱石が一段安となった。指標となるオーストラリア産(鉄分62%)のスポット(随時購入)価格は現在1トン58ドル程度で月初比8%安い。中国で旧正月(春節)明けの鉄鋼需要が盛り上がらず、原料の余剰感が強まった。原料価格の下げ止まり観測が薄まれば、国内の鋼材価格にも弱材料となりそうだ。
スポット価格は2013年12月の1トン140ドル弱 . . . 本文を読む
〔15.3.18.日経新聞:マーケット商品面〕
急転直下の原油・ナフサ安が石油化学製品の市況に波乱をもたらしている。2014年まで値上げムード一色だった合成樹脂(プラスチック)は本格的な値下げ局面に入り、フィルムやシートなどの加工品にも影響が及びつつある。急速な円安が重なり、輸出入にも変化の兆しが出始めた。激変する環境にさらされる石化市場の現状を探る。
埼玉県加須市。樹脂商社の高六商 . . . 本文を読む
〔15.3.18.日経新聞:マーケット総合2面〕
17日の株式市場では電機株が軒並み買われ、相場全体の上昇をけん引した。世界的なスマートフォン(スマホ)普及の追い風を受ける電子部品関連を中心に、電機株は来期の業績改善の度合いが大きくなるとの期待が市場で大きい。企業の設備投資が回復するとの観測も支援材料だ。出遅れ感のあった銘柄を買い上げる流れにも乗っている。
17日は日経平均株価が前日比 . . . 本文を読む
〔15.3.18.日経新聞:マーケット総合1面〕
「押し目待ちに押し目なし」の格言がぴったりくる相場展開となってきた。兜町では「月内に日経平均株価2万円」と威勢のいい声も聞かれ始めた。背景にあるのは企業の賃上げと資本効率を重視する経営の広がりだ。とくに後者は投資家向け活動に後ろ向きとされてきたファナックの方針転換が流れを決定づけた。さて「ファナック相場」の実力やいかに。
「どこに行って . . . 本文を読む
〔15.3.18.日経新聞:投資情報面〕
ローランド・ディージー(DG)は17日、2015年3月期の連結純利益が前期比26%減の31億円になる見通しだと発表した。従来予想は1%増の43億円だったが、一転減益となる。ブラジルの販売子会社ののれん減損損失7億7000万円を特別損失に計上する。
ブラジル市場では主力の業務用プリンターで他社との競争が激化している。13年に販社を子会社化したが、当時よ . . . 本文を読む
〔15.3.18.日経新聞:投資情報面〕
文具・事務用品などの通信販売大手、アスクルが17日発表した2014年6月~15年2月期の連結決算は、純利益が前年同期の2.1倍の22億円だった。法人、個人とも新規顧客の開拓を進めたほか、物流拠点での作業効率化などでコストも抑えた。
売上高は11%増の2018億円だった。主力の法人向け通販はコピー用紙、クリアホルダーなどの値上げが奏功した。製造業や建設 . . . 本文を読む
〔15.3.18.日経新聞:投資情報面〕
生産現場の効率化を徹底するなどでコスト削減(千葉市のJFEスチール東日本製鉄所)
JFEホールディングスの2016年3月期の連結経常利益は、今期予想から3割強増えて3000億円程度になりそうだ。国内の機械や建設向けを中心に鋼材需要は緩やかに回復する。原材料の鉄鉱石が安値で推移し、鋼材の利幅は改善した今期並みを維持する見通しだ。原料の在庫評価損など今 . . . 本文を読む
〔15.3.18.日経新聞:企業2面〕
東洋ゴム工業が国の性能基準を満たさないゴムを使った免震装置問題の影響が広がっている。同社は2007年にも断熱パネルの耐火性能を偽装し、当時の経営陣が引責辞任に追い込まれた。コンプライアンス(法令順守)強化に取り組んだはずだったが、過去の教訓を生かせなかった。信頼回復への道のりは険しい。(関連記事を社会面に)
東洋ゴムの主力事業は自動車用タイヤで、免 . . . 本文を読む
〔15.3.18.日経新聞:企業2面〕
富士通は2015年度から海外でソフトやシステムを開発する「オフショア」をベトナムで始める。同社のオフショア開発はこれまで中国が約9割を占めていたが、人件費の安いベトナムの比率を増やし、17年度をめどに中国の比率を7割に下げる。国内でシステム技術者の不足感がでてきており、オフショアを拡大して開発費を抑える。
ベトナム子会社で10人規模で始め、17年度に1 . . . 本文を読む
〔15.3.18.日経新聞:企業2面〕
ソニーは17日、インディーズ(独立系作品)の音楽や映画の配信システムを手掛ける米オーチャードメディアを約2億ドル(約240億円)で完全子会社にすると発表した。ソニーは音楽や映画などエンターテインメントを成長分野に掲げている。買収により成長が見込めるエンタメ関連のコンテンツ事業拡大を狙う。
オーチャードは音楽子会社のソニー・ミュージックエンタテインメント . . . 本文を読む
〔15.3.18.日経新聞:企業2面〕
アプリ名と開発者名の下にレーティング「EVERYONE(年齢制限なし)」が表示された例=グーグル提供
【シリコンバレー=小川義也】米グーグルは世界190カ国で展開するスマートフォン(スマホ)向けコンテンツ配信サービス「グーグルプレイ」の事業戦略を見直す。新たに推奨年齢を示す「レーティング制度」を導入する。マルウエア(不正ソフト)や不適切なコンテンツを . . . 本文を読む
〔15.3.18.日経新聞:企業1面〕
日産自動車は17日、ロシア・サンクトペテルブルク工場で生産調整することを明らかにした。同工場の操業を16日から31日まで一時停止する。ロシア経済が悪化して自動車販売が落ち込んでいることに対応する。同工場の年産能力は10万台で多目的スポーツ車(SUV)などを生産している。 . . . 本文を読む
〔15.3.18.日経新聞:企業1面〕
修理体制を批判した中国のテレビ番組
日産自動車が主力市場の中国で思わぬ試練に直面している。消費者に絶大な影響力を持つ国営中央テレビ(CCTV)の特別番組で「日産の修理対応には問題がある」とやり玉に挙げられ、販売店にはクレームが相次いだ。中国事業を取り仕切っていた合弁幹部が「反腐敗」で摘発され、競争激化で中国販売苦戦が続く中での新たな逆風。日産の苦悩が . . . 本文を読む