(日経10/9:国際2面)
6月下旬、ロサンゼルス郊外のマリナ・デル・レイ。ヨットハーバーに面した高級ホテルで、地元の起業家や投資家など約2000人を集めた交流イベントが開かれた。
シリコンビーチで開かれた起業家と投資家の交流イベント
ロスでVB急増
短時間で消える写真共有アプリのスナップチャット、自動車の価格情報サイトのトゥルーカー――。サンタモニカとその周辺ではここ数年、インター . . . 本文を読む
(日経10/7:国際1面)
米シリコンバレーが沸いている。インターネット人口が30億人を超え、スマートフォン(スマホ)とクラウドの普及があらゆる産業を揺さぶる中、革新的な製品のヒントや技術を求める企業が続々と進出。次のアップルやグーグルを狙う起業家やマネーも世界中から流れ込む。ITバブル期以来の活況をみせるイノベーションの都の今を追う。
住宅価格が高騰するシリコンバレー周辺(サンフラ . . . 本文を読む
(日経10/5:国際面)
【ニューヨーク=山下晃】米主要企業の2015年7~9月期決算発表が本格化する。市場予想では前年同期比で4%程度の最終減益となる見通しだ。原油安やドル高が逆風となるうえ、中国の景気減速にも警戒感が強まっている。米国市場の株価は過去6年間、上昇基調を続けてきたが、当面は上値の重い展開になる可能性が指摘される。
調査会社トムソン・ロイターがまとめた2日時点の予想では、4 . . . 本文を読む
(日経9/29:国際面)
【ニューヨーク=永井央紀】米大統領選の民主党の本命候補であるクリントン前国務長官は27日、中国の習近平国家主席が国連本部で「世界女性サミット」を主催したことについて「フェミニストを迫害しておきながら恥知らずだ」とツイッターで批判した。中国外務省の洪磊副報道局長は28日の記者会見でクリントン氏の発言は「偏見がある」と反発した。
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(日経9/27:総合・経済面)
【ワシントン=永井央紀】25日のオバマ米大統領と習近平・中国国家主席の会談は、最大の焦点だった中国による南シナ海での埋め立てやサイバー攻撃の問題で米側が一貫して攻め手を欠いた。習氏が13億人の巨大市場を背に、オバマ氏に譲るそぶりを一切みせなかったからだ。ただ、中国経済は想定を超すペースで減速している。習氏の強気がいつまで続くかは不透明な部分がある。(関連記事国際面 . . . 本文を読む
(日経9/25:国際2面)
【ワシントン=川合智之】訪米中のカトリック教会の最高指導者、ローマ法王フランシスコは24日、米議会の上下両院合同会議で演説した=写真はAP。米議会での演説は歴代法王で初めて。法王は第16代米大統領リンカーンや公民権運動の指導者キング牧師らの名を挙げながら「今日の地政学・経済的な危機を解決するため、勇気と知恵を奮うことが問われている」と米国民に呼びかけた。
法王 . . . 本文を読む
(日経9/24:社会1面)
【シリコンバレー=兼松雄一郎】米サンフランシスコ市議会は22日、市内に従軍慰安婦の記念碑や像の設置を求める決議案を全会一致で採択した。中韓系の住民を中心とする戦後70年を記念した取り組み。地元の中国系団体は市と連携して設置に向けた活動を本格化させる。実現すれば米主要都市での設置は初めて。
記念碑の建設は「人身売買や女性への暴力に反対し、過去の過ちを記憶するため」 . . . 本文を読む
(日経9/22:国際面)
【ワシントン=吉野直也】最新の世論調査で来年11月の米大統領選の共和党候補の一人、不動産王ドナルド・トランプ氏(69)の支持率が低下した。首位は保つものの、7月下旬以降の上昇傾向から減少に転じた。放言と高慢を売り物に支持を集めてきた戦略は転機を迎えている。10月下旬の第3回テレビ討論会が正念場となる。
左:写す価値なし(笑) 右:テレビ討論会に参加するフ . . . 本文を読む
[ワシントン 17日 ロイター]
米連邦準備理事会(FRB)は17日まで開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で、ぜい弱な世界経済をめぐる懸念を踏まえ、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を現行水準に据え置くことを決定した。だが年内利上げの可能性は残した。
声明は「最近の世界経済、および金融動向は経済活動をやや抑制し、インフレに目先、一段の下向きの圧力を加える可能性がある」とし、海外 . . . 本文を読む
(日経9/11:経済教室面)
グローバルな金融危機が起きた直後には、金融政策の国際協調を求める声が高まるものである。金融市場の統合が進んで、資金の流れを阻む障壁が低くなると、各国の中央銀行の政策が国境を越えて影響を及ぼすようになる。経済規模の大きい国の場合は、ことさらそうである。
従って、各国の中央銀行が政策運営をするうえで、他国への影響に注意を払うべきだという主張は理にかなっているようにみ . . . 本文を読む
(日経9/6:総合・経済面)
【アンカラ=矢沢俊樹】20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は5日、金融市場安定に向けた協調を柱にすえた共同声明を採択し、閉幕した。世界的な株安の引き金を引いた中国に各国が集中砲火を浴びせる異例の展開となったが、市場不安の根源ともいえる米国の利上げ問題にも水面下では非難が集中した。世界経済の減速懸念が深まる中、米中両大国が激しく確執を演じ、痛み分けとなった . . . 本文を読む
(日経9/6:国際面)
【ワシントン=吉野直也】オバマ米政権は南シナ海で中国が造成する人工島の12カイリ(約22キロ)以内の領海、領空に米国艦船や航空機を派遣する案を再検討する。中国海軍による米アラスカ州沖の米領海への侵入で送りやすくなったとの判断だ。中国のサイバー攻撃を巡る米側の制裁発動の可能性を含め今月下旬の米中首脳会談を前に緊迫した空気が漂ってきた。
米国防総省は4日、アラスカ州沖の . . . 本文を読む
(日経9/4:国際2面)
【ワシントン=吉野直也】英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)の電子版は3日、米企業などにサイバー攻撃を仕掛けている中国の企業や個人に対し、オバマ政権が来週にも制裁を発動する可能性があると報じた。今月下旬に予定される中国の習近平国家主席のワシントン訪問前に制裁を発動することで、習主席に米側の不満と怒りを伝えるのが狙いだ。
米側はサイバー攻撃をやめるよう再三、警告してき . . . 本文を読む
(日経9/4:総合2面)
【ニューヨーク=佐藤大和】米連邦準備理事会(FRB)は9月16~17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げするかどうかの最終的な検討に入る。4日発表の8月の米雇用統計は強弱入り交じる内容となり、9月利上げの是非を判断する決定打にならなかった。FOMCでもなお意見が割れており、難しい政策判断になりそうだ。(1面参照)
8月の雇用統計では、市場が最も注目し「ヘ . . . 本文を読む
(日経9/1:マーケット総合1面)
日経平均株価は反落し、前週末にかけての戻り歩調は途絶えた。下げ幅は一時300円を超え中国を震源とする新興国リスクは依然、くすぶる。当初のショックが一服した後、次の焦点が実体経済、企業業績への余波だ。中でも気になるのは米国企業への業績下押し圧力。利上げも可能なほど強いはずの米国のマクロ経済だが、果たして今回の混乱は企業業績にどれほどの打撃を加えるのか――。
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